2025年、再び美浜町の地へ。新緑が眩しい季節の開催は、ランナーにとって最高のロケーションだ。僕は今回も10kmの部にエントリーした。昨年より5秒遅い42分10秒というタイム、そして何より途中で脚が止まってしまったこと。正直、ショックが大きかった今回のレース。しかし、この結果には、今年の僕自身のランニングにおける大きな課題が凝縮されていた。 1. 美浜町の自然とランナーへの温かいおもてなし 五木マラソンは、その美しいロケーションが最大の魅力だ。豊かな自然に囲まれた美浜町のコースは、普段の喧騒を忘れさせてくれるような清々しさがある。 大会運営も非常にスムーズで、トイレも多く、ランナーへの配慮が行…