結論:書かれたものと書かれないものへの注目。描写からいろいろ読める。閏土の視点も併せて読む。 中3教材「故郷」(魯迅)の指導案を書いているときのメモを載せておきます。 (1/19追記 引用は集英社版 世界文学全集『魯迅・巴金』から) 〇学習指導要領の読むことの学習過程との対応 ・構造・内容の把握 →回想を挟む。時間順ではない。やや複雑な構造。 文章も長いため、構造・内容を把握する機会にはなる。 ・精査・解釈 →心理描写の多様性。 登場人物の心の声(内言)、セリフ(外言)…言葉 風景描写と、行動…言葉以外 に表れる。 →書かれたものから心情を読む練習になる。 ・考えの形成 時代背景と絡めて論じら…