ミステリ作家、小説家。 1969年5月20日生まれ、大阪府出身。A型。大阪芸術大学文芸学科卒業。 第4回鮎川哲也賞受賞作『凍える島』でデビュー。
凍える島 ねむりねずみ 演じられた白い夜 アンハッピー・ドッグズ 桜姫 茨姫はたたかう シェルター 青葉の頃は終わった 賢者はベンチで思索する 天使はモップを持って 二人道成寺 サクリファイス
土曜日、いい天気ねぇ、何しよう。 自律神経が乱れている最近。 ゆったりと過ごそうと心がけている。 そして都合のいいことに私の仕事は花屋。 花を作ることにプレッシャーはあるけど、なるべく楽しんで作るようにしようと 最近は心がけている。 花を1本1本見ながら、可愛いのぅなんて言いながらいける。 楽しい。 この気持ち忘れないにしよう。 先日本屋に立ち寄ってフラフラと見ていたら、私の大好きな近藤史恵先生の作品の中で知らない本を何冊も見つけた! 笑 これは読むしかない!ということで、通勤の合間にあっという間に読んでしまった一冊を今日はご紹介。(読み終わるのが勿体なくて読みたいけど読まなかった日もあるw)…
金曜から仕事始めでした。 年明け一発目なので、年賀状と郵便物の仕分けで1日終わった感じです。 みんなひたすら一人一人に「あけおめ」の挨拶を言って回っていて、ちょっと引きましたw 私はあの腰をひたすら曲げて挨拶するの苦手なんですよね。 出勤して、すぐ連休入って今年一発目も給料少ないだろうな~(爆) ++++ 以前、料理が中心の小説を読んでから時々グルメ小説が読みたくなります。 ◆【読書】グルメ小説は間違いない - サヨナラ OL アマゾンのレビューなんかを参考に適当に見繕って読んでみました。 ◆みかんとひよどり:近藤史恵 フランス料理店のシェフ潮田が、狩りの最中に森で遭難してしまい大高という猟師…
今回は近藤史恵さんの『歌舞伎座の怪紳士』を紹介します。表紙が煌びやかでかわいらしいです。タイトルも「オペラ座の怪人」を文字ったおもしろセンス。 怪しい紳士が出てくるっぽいです……。気になります! 目次 あらすじ 感想 最後に < スポンサーリンク > (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); あらすじ 祖母から「お芝居を私の代わりに観に行ってほしい」という依頼をされた彼女は、祖母から送られてくるチケットを手にお芝居を見に行き、感想などを祖母に提出することになった。 お芝居を見に行く先では毎回、偶然とは思えぬ程、ある紳士に会う。そして劇…
三舟シェフの推理が冴えるビストロ パ・マルのシリーズ 第三弾! 2019年、ブロともさんに教えて頂き、ビストロシリーズ、2冊続けて読みました。 あれから3年、ぷつっと途切れていましたが、今回、続きの第三弾を読了♪ ミステリー関連の本を扱う東京創元社からの発刊で、三舟シェフの推理が、読ませどころですが、 死体も刑事事件もなく、お客さんが食事中、ふとした瞬間に見せる表情や言葉から、シェフが謎を解きます。 謎解きの過程で、お料理にまつわる知識が披露されて、勉強になります! …というか、お料理や素材の話は読んでいてとても楽しい♪ 三舟シェフのお料理シーンを思い浮かべるのも楽しい♪ どのお話も、最後にか…
今回は近藤史恵さんの『ホテル・ピーベリー』を紹介します。 写真にはないのですが、帯にこのホテルのみんな、嘘をついていると書いてあり、興味をそそられました。 あと表紙デザインが好き。(ほぼ毎回これ言っている) こんなかわいらしい表紙の中身にはどんな嘘と謎がしたためられているのでしょうか! 目次 あらすじ 感想 最後に < スポンサーリンク > (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); あらすじ ハワイ島にあるリピーターお断りの「ホテル・ピーベリー」。平穏な日々が過ぎる中、事件が起きる。そしてその数日後にも事件が。 相次いでホテル滞在者の…
シャルロットのアルバイト 作者:近藤 史恵 光文社 Amazon 子供のいない共働き夫婦と元警察犬のシャルロットの日常に起こるちょっとした事件 犬のいる暮らしの大変さも含めた楽しさの描写と人間の愚かさや浅はかさも描いていてでも信頼し合うふたりと一匹が爽やか
新町の大きな料理屋「しの田」のひとり娘・真阿は、胸の病のせいで一日の大半を 自室で寝て過ごす毎日だ。父も母も「養生していれば治る」と言うが、十二の年 に病を言い渡されて二年、全くよくなる気配もない。真阿自身は、そう長く生きられ ないのではないかと諦めている。真阿の心の中は空っぽだった。そんな中、「しの 田」の二階に、有名な絵師・火狂が居候することになった。怖い絵を描くという その男のことが、真阿は気になって仕方がない。男には、目に見えないものが 見えているようなのだ。男が描く絵を巡って、不可解な出来事が次々と起こって 行き――。 時代は明治初期。雰囲気は完全に江戸時代っぽいのに、東京とかが出て…
フレンチにはほとんど縁がない私です(居酒屋とか焼鳥の方が気が楽w)。 そんな私でも、名前も聞いたことのない・食べたことのない食材や料理の味がリアルに想像出来る。こんなビストロならぜひ行ってみたいと思う。 毎エピソード、次々に美味しそうな料理やスイーツが差し出されて、 気分だけはすっかりフレンチ通。 死体は出ないしw、軽いコージーミステリかと思ったら。 謎解きはしっかり本格。 表紙やタイトルからの想像とは少し違う、ちょっとビターな短編集。 いい意味で裏切られました。 コージーミステリと見せかけての、ちょっぴり多めのビターというスパイス。 かと思えば、急にせつない感情に泣きたくなったり。 特に「ロ…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『歌舞伎座の怪紳士 』 近藤史恵 (著) 徳間文庫 のイラストブックレビューです。 二十七歳の岩井久澄は、会社を辞めてから実家の家事全般と姉が飼いはじめた犬の世話をして暮らしている。そんな日々の中、祖母のしのぶの観劇を代行することに。休憩時間、あるお客の不審な行動を眼…
画像の転載、複製、改変等は禁止します。 本記事およびイラストは https://ameblo.jp/0831nuko/ および https://nukobook.com/ で掲載されているものです。 上記以外で記事やイラストを掲載しているサイトがありましたら、ご一報いただけますと幸いです。転載や引用につきましてはご連絡ください。 『ホテル・ピーベリー<新装版>』 近藤史恵 (著) 双葉文庫 のイラストブックレビューです。 教師を辞め、ハワイ島へとやってきた木崎淳平。天気や気温が目まぐるしく変わるこの島を楽しもうとした淳平だが、同宿者の蒲生がプールで溺死。直後にもう一人の宿泊者、青柳がバイク事故…
この青いスーツケースを使う人に、なぜか幸運が訪れる不思議な旅物語。 9人の人生と旅が書かれており、その中のバックパッカーな旅を好む女性の話に大いに共感する部分があった。 ++++ この女性は、高級なホテルに泊まったりショッピングを楽しむより、ラフな格好でバスに揺られて安いドミトリーに泊まる旅を好むいわゆるバックパッカータイプ。 そんな彼女が、彼氏にサプライズな旅をプレゼントされる。 アブダビで高級なホテルに泊まり、ホテルのレストランで食事をしベタな観光地を回る彼のプランに彼女は不満を隠しきれない。 そんな彼女に怒った彼は言う。 「(君は)あそこに行った、ここにも行ったと、旅行経験が豊富なことを…
どっさり読んだので、ちょこっとずつ感想を書いてみた。 ++++ ◆職業としての小説家 村上 春樹 なぜこんなに独特な文章なのか、なぜメディアにでないのか、なぜ海外でも知られているのかを村上さん自身が解き明かされています。 勝手に売れて勝手に海外で名が知られたいったのかと思ったら、海外では自分で出版社に売り込みに行っていたのだから驚きです。 静観体質で実は動ける村上春樹のようです。 文章が独特だから、尊敬する先生のオヤジギャグまでも哲学的に書くのだから笑ってしまった。 職業としての小説家 (新潮文庫) [ 村上 春樹 ] ++++ ◆剣持麗子のワンナイト推理 [ 新川 帆立 ] ドラマ化された「…
今年に入ってからも読書の時間を楽しんでます☺️ 今月読んで面白かったのが、キリコシリーズ🎵近藤史恵さんの作品です。 清掃作業員のキリコが働くビルで起こった事件の謎を解いていくお話です。第5弾まであるみたいです。本屋で見つけて第1弾と第2弾、2冊買ってみました。 ①「天使はモップを持って」 ②「モップの精は深夜に現れる」 20代前半のキリコは清掃作業員。深夜に1人でテキパキ段取りよくお掃除していきます。ピタTにミニスカート、ショートパンツなど、お洒落な格好で。しかも楽しそうに😃 洞察力があり、ちょっとした変化に気付き、いろんな事件を解決していきます。 事件には嫉妬、偏見、恋愛感情、さまざまな思い…
ネタバレ一応注意。
マカロンはマカロン ビストロ・パ・マル・シリーズ (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon あーあ3冊一気に読んでしまった。また次を探さないと・・
ヴァン・ショーをあなたに 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon これまたおもしろかった。ヴァン・ショーって知らなかった・・
タルト・タタンの夢 〈ビストロ・パ・マル〉 (創元推理文庫) 作者:近藤 史恵 東京創元社 Amazon Netflixで「シェフは名探偵」を見ておもしろかったので原作へ。原作もめっちゃおもしろかった。例えば、ドラマの「白い巨塔」で準主役の花森ケイ子は原作では存在しない。テレビの半沢直樹シリーズで印象的な奥さんは、原作ではかなり感じ悪く描かれている。テレビ用のアレンジがうまくいってる例と思う。がしかし「シェフは名探偵」はシリーズを通してシェフの過去について描かれてて原作にはないっぽいんだけど、僕の好みではこのストーリーはいらなかった。あと、シェフとスーシェフのセリフがかなり入れ替わってて興味深…
ご覧いただきありがとうございます。 すごく寒い今日の日は、一日中、家にお籠りします。 寒くて外出できず、このところウォーキングもできていませんが、 そのかわり、ユーチューブでラジオ体操第一・第二しておきました・・。😅 今日のすごし方。 図書館で借りた本3冊、読んでみます。 3冊です。 ・「李王家の縁談」林真理子著 【内容紹介】 「こうなったら、まあさんのお相手をすぐに決めなくてはなりませんね」 方子は十四歳になるが、婚約するのに決して早過ぎることはない。 皇族の娘は生まれ落ちた時から、配偶者を探し始めるのが常である。 しかしもしかしたら皇太子妃にという輝やかしい枷が、 梨本宮家の動きを鈍くして…
本をまともに読まなくなったのはいつからだったでしょうか。 そのくせフラッと古本屋に入っては何かしら購入するタイプの人間です。 いつのまにか10冊近く、世間でいう積読状態。 流石に購入した意味を自問自答しはじめ、お金の無駄になるのは 嫌だという単純な理由で数年ぶりに本を読みました。 それが大体半年前くらい前。その時1番に読もうと思ったのが 近藤史恵さんの『スーツケースの半分』は『ときどき旅にでるカフェ』でした。 スーツケースの半分は (祥伝社文庫) 作者:近藤史恵 祥伝社 Amazon ときどき旅に出るカフェ 作者:近藤史恵 双葉社 Amazon
「フレンチ・レストランを扱った作品」の第二弾は、近藤史恵『タルト・タタンの夢』(創元推理文庫、2014年)。下町の片隅にあるフレンチ・レストラン「ビストロ・パ・マル」。家庭料理っぽいメニューが人気。シェフの三舟は、フランスの田舎町で修業してきた変人。やって来る客が抱えるちょっとした不可解な出来事を軸にした7つの話から構成される短編連作集。物語は、新人のギャルソン・高築智行の視点から綴られています。ちなみに、「タルト・タタン」とは「りんごのタルト」、「パ・マル」は「悪くはない」の意味。テレビ東京系列の「ドラマプレミアム23」枠で、2021年5月31日~8月2日に放映されたドラマ『シェフは名探偵』…
こんばんは。 よあけるなです。 最近、「甘いもの」が出てくる本を読むのにハマっています。 物語内の「甘いもの」は、登場人物を癒したり、時には物語の鍵となることもあります。 今回は、「甘いもの」が出てくるおすすめの本を紹介します。 ①ときどき旅に出るカフェ(近藤史恵著) ②今宵も喫茶ドードーのキッチンで。(標野凪著) ③和菓子のアン(坂木司著) ①ときどき旅に出るカフェ(近藤史恵著) 主人公の奈良瑛子は、37歳の普通の会社員。 瑛子はある日、近所で「カフェ・ルーズ」を見つけます。 「カフェ・ルーズ」を切り盛りするのは、かつて瑛子と同じ会社に勤めていた、葛井円。円は世界各国を旅し、旅で出会ったお菓…
去年の大晦日のことである 日本の首相でもある岸田文雄 都内の某所店にて15冊の本を購入 「正月休暇に読書三昧」などと目標を掲げてのことである 普通に考えれば15冊は多いような気もするが 本にもよるしな 「デラべっぴん」とか「ストリートシュガー」ならあっという間に読めることだろう とにかく15冊もの本を購入した岸田である その中で注目されてた本が あのロシア文学の名著「カラマーゾフの兄弟」である 全5巻だというから おそらく光文社古典新訳文庫 訳は亀山郁夫だろうな カラマーゾフでも賛否両論の訳で でも初心者には読みやすいような気もするが どうなんだろう? ロシア文学マニアからは酷評されてるみたい…
近藤史恵『タルト・タタンの夢』(創元推理文庫)700円+税小さなフレンチ・レストランを舞台に、ギャルソンを語り手として、客たちが持ち込む謎を料理長が解き明かしていくコージーミステリーの短編集。今は亡きミステリ専門誌「ミステリーズ!」の初期に掲載された7編を収録。近藤史恵の本を読みのは久しぶり。明白な犯罪行為があって、タイトルの中では唯一片仮名が混ざらない、「理不尽な酔っぱらい」が一番かな。他も残らず面白い。創元推理文庫は、表題の書かれたページをめくった裏に外国語でのタイトルも書かれていて、この本の場合は「UN REVE DE TARTE TATIN」。その下に2007.20014とあるのは何故…