『選択本願念仏集』(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう、せんじゃくほんがんねんぶつしゅう)
法然(1133-1212)の主著。略称『選択集』(せんちゃくしゅう、せんじゃくしゅう)。1198年、六六歳のとき、九条兼実の求めに応じて撰述する。 二巻十六章から成る。阿弥陀仏の名を称することで万人が往生成仏するという専修念仏の教えを説いた。
選択本願念仏集 (岩波文庫)
選択本願念仏集―法然の教え (角川ソフィア文庫)
法然を読む―「選択本願念仏集」講義 (角川叢書)
選択本願念仏集 (ちくま学芸文庫)
南無阿弥陀佛みなさんこんにちは(^O^) 今日は 「浄蓮寺掲示板」R7.1 をお届けします🙏 令和7年 第一弾の掲示板はこちら!! 淨蓮寺掲示板R7.1 一番右は、総本山知恩院の おてつぎ運動本部提供の 「行事ポスター」 御通行中の皆さまに 「謹賀新年」のご挨拶🙇♂️🙇♂️🙇♂️ とりあえずは、 15日まで掲示する予定です💦💦💦 真ん中 「南無阿弥陀佛 この一年も お念仏の日暮らしを」 一年の計は元旦にあり お正月、お寺で勤められる法要を 「修正会(しゅしょうえ)」 と呼んでいます 前の一年を反省し「修正して」 心新たに一年の出発をしましょう!!という意味です 法然上人は 『選択本願念仏…
さてここまで、法然の思想を紹介してきた。彼の分かりやすい「万人を救う」教義は瞬く間に支持を集め、多くの信者を獲得する。 法然の教団――彼は生前、自宗を興さなかったので、この記事では教団と表現する――はしかし、次第に既存の仏教勢力から敵視されるようになる。 法然自身は決して、念仏以外の戒律や他行を否定しなかった。念仏は易しい行だから最も優れた行である、としたのであって、従来の荒行は意味がない、としたわけではない。ただこれを成すのは極めて難しいので、自分を含む凡人らには念仏こそが相応しいのだ、というロジックなのである。 しかしながら彼の唱える「専修念仏」、つまり念仏第一主義は、突き詰めて考えていく…
『選択本願念仏集 法然の教え 』 阿満利麿 角川ソフィア文庫 選択本願念仏集 法然の教え (角川ソフィア文庫) KADOKAWA Amazon これはよかった。 『選択本願念仏集』の現代語訳があり、訳者ノートがある。最初から最後までいって、今度は書き下し原文があり、語彙がある。 現代語訳は著者独自の読み方を入れているというよりは、多分奇をてらわないオーソドックスな訳だと思う。しかも読みやすい。 現代語訳で内容が頭に入った後に、改めて書き下し原文に当たり自分で読めるのだ。これはすごい。原文をやっぱり読んでいる感じがする。自分が読んで感じることが出来る。これとても大事だ。構成がいい! 法然上人の教…