テスラのイーロン・マスク氏が 「自動運転が普及すれば住宅価格は下がる」 と発言し、話題になっています。 多くの報道はこれを 「通勤が楽になり、郊外に住めるようになるから」 という分かりやすい文脈で解説しています。 しかし、その理解は表層的です。 物流の視点で見たとき、この発言が示している構造はまったく異なります。 結論を先に述べます。 自動運転の本質は、移動の快適化ではありません。 物流動線の設計条件を破壊し、 土地・立地・都市価値を再定義することにあります。 1|「住宅が安くなる」は原因ではなく“結果”です マスク氏の主張は、一見すると納得感があります。 移動の負担が減れば、都心に住む必要が…