一条真也です。『〈怪異〉とミステリ』怪異会談研究会[監修]乾英治郎/小松史生子/鈴木優作/谷口基[編著](青弓社)を読みました。「近代日本文学は何を『謎』としてきたか」というサブタイトルがついています。 カバー表紙には、「岡本綺堂、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、海野十三、久生十蘭、戸川昌子、小野不由美、綾辻行人、京極夏彦などの作品に潜む怪異を精微に読み解く。そして、ミステリというジャンルで展開される怪異の拡散と凝集、合理と非合理の衝突から、日本のミステリ小説の潮流を捉え返し、近現代日本の文化表象の変容をも明らかにする」と書かれています。 アマゾンの内容紹介には、「近年、ミステリジャンルでの『…
★ 小松史生子さんが「三大奇書の外側から」を、鈴木優作さんが「ミステリにおける奇書の再考――内在する〈狂い〉について」を、『ユリイカ』2023年7月号(青土社)にそれぞれ寄稿されています。 ・『ユリイカ』2023年7月号、青土社、本体1,800円、2023年6月28日発行 ※青土社のHPも、ご覧下さい。 www.seidosha.co.jp ユリイカ 2023年7月号 特集=奇書の世界 作者:竹中朗,山本貴光,吉川浩満,春日武彦,樺山三英 青土社 Amazon
★ 松田祥平さんが「怪異と謎解き、そして郷愁――岡本綺堂の探偵小説作法」を、谷口基さんが「「怪談」以上「探偵小説」未満の世界――江戸川乱歩の「幻想怪奇の小説」について」を、鈴木優作さんが「脳内に現象する怪異――海野十三・夢野久作・蘭郁二郎」を、小松史生子さんが「家霊を脱構築する女――小野不由美『残穢』の〈転居〉と戸川昌子「大いなる幻影」の〈賃貸〉」を、乾英治郎さんが「妖怪の「理」/ミステリの「檻」――京極夏彦「百鬼夜行」シリーズは何を「祓った」のか」を、怪異怪談研究会 監修、乾英治郎・小松史生子・鈴木優作・谷口基 編著『〈怪異〉とミステリ─近代日本文学はなにを「謎」としてきたか』(青弓社)にそ…
★ 鈴木優作さんが、「狂気の価値ーー中井英夫「幻想博物館」論ーー」を、『日本文学』2022年12月号(日本文学協会)にお書きになりました。 ・『日本文学』2022年12月号、日本文学協会、2022年12月10日発行、定価:本体1,000円+税 ・日本文学協会のHPも、ご覧ください。 http://nihonbungaku.server-shared.com/
★ 鈴木優作さんが、夢野久作『人間腸詰』(角川文庫、復刊)の「解説」をお書きになりました。 ・夢野久作『人間腸詰』、角川書店、2022年3月23日発行、本体680円+税 人間腸詰 (角川文庫) 作者:夢野 久作 KADOKAWA Amazon ・角川書店のHPも、ご覧ください。 www.kadokawa.co.jp
★ 鈴木優作さんが、「スポットライトは焼酎火」(『怪と幽』vol.008 2021年9月所収)というコーナーで、『探偵小説と〈狂気〉』について、東雅夫さんからインタビューを受けられています。 ・『怪と幽』vol.008 2021年9月、A5判、2021年8月30日発行、本体1,800円+税、ISBN:9784041096727 ※KADOKAWAのHPも、ご覧ください。 www.kadokawa.co.jp ※『探偵小説と〈狂気〉』は、以下のページで扱っています。 www.kokusho.co.jp
★ 鈴木優作さんが、8月5日(木)21時00分からNHK-BSプレニアムの「ダークサイドミステリー 読むと危険? 奇書”ドグラ・マグラ”と夢野久作の迷宮世界」に出演されます。放送時間は以下の通りです。 【NHK BSプレミアム「ダークサイドミステリー」】 8月5日(木)21:00~22:00 →【追記】8月11日(水)午前1:40から再放送されます。 www.nhk.jp ※以下の番組表サイトもご覧ください。 https://tv.yahoo.co.jp/program/?sid=512129
★ 小松史生子さんが、『図書新聞』6月26日号(3501号)に鈴木優作著『探偵小説と〈狂気〉』(国書刊行会)への書評を寄稿されました。 ※図書新聞のHPも、ご覧ください。 www.toshoshimbun.com 探偵小説と〈狂気〉 作者:鈴木優作 国書刊行会 Amazon
★ 鈴木優作さんが、『探偵小説と〈狂気〉』(国書刊行会)を上梓されました。 ・鈴木優作『探偵小説と〈狂気〉』、国書刊行会、2021年月2日24日発行、A5版ページ、定価 3,500円+税、ISBN:9784336071934 ※国書刊行会のHPも、ご覧ください。 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336071934/ 探偵小説と〈狂気〉 作者:鈴木優作 発売日: 2021/02/25 メディア: 単行本