富士山の見える山梨のリゾートホテルに勤務するシングルマザーの清美(市川実日子)と高校時代の友人、美波(平岩紙)、後輩の葉月(鈴木杏)と、清美の職場の同僚、高橋(角田晃広)が繰り広げる会話劇。バカリズム脚本の会話(台詞)、それだけで十分面白いのだが、角田演じる”宇宙人!”の高橋が、まったくもって可笑し過ぎる。 一見さえない感じの50代のおじさんの角田が、宇宙人ならではの怪力や跳力、嗅覚を使って、女3人の図々しい頼みを聞いてしまうという設定も滑稽だけれど、宇宙人であることを隠すために陥ることになる、困った状況に笑ってしまう。前回は、濡れた服を着て屋外に出て土気色の顔でぶるぶる震えていて、そのあまり…