本日の映画レビューは、大泉洋主演で入江悠監督の戦国時代絵巻「室町無頼」です。 今回の映画は、直木賞作家・垣根涼介の原作を映画化した作品で、アマプラで早くも視聴できました。 室町時代の応仁の乱以前に起こった初めて武士階級で幕府に一揆を起こした蓮田兵衛を初めてとする9人の無頼を描いた戦国時代劇です。 この作品の特徴としては二枚目俳優がすべて幕府側の人間で構成されて、兵衛演じる大泉洋が彼の芸歴の中で唯一カッコいい存在となっています。また、後に師弟関係となる没落武士の子で身寄りのない才蔵をなにわ男子の長尾謙杜が演じた以外は、個性的な面々が無頼となって、弱気を助け強きをくじく時代劇の本道を感じます。 歴…