財閥とアヘン利権 三井物産と三菱商事のアヘン輸入 莫大な利益 戦争と財閥の闇 財閥とアヘン利権 前回の記事で紹介したように、東條英機率いる北支那方面軍は、中国北部を占領し、アヘンの栽培を推進しました。そして、関東軍と満州国政府がこのアヘン利権を独占することになります。 当時、三井物産の社員の間では、こんな噂が囁かれていました。 「熱河(中国北部の旧省名)のアヘンは、満州国政府と関東軍の背後にいる甘粕機関が牛耳っている。あそこのアヘンに手を出したら、命はない。」 では、他の商社はアヘンに関与していなかったのか?実際はそうではありません。 三井物産と三菱商事のアヘン輸入 『おしえて!ゲンさん!』と…