雷地豫 今回は特別企画「易経 六十四卦卦辞」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 六十四卦卦辞」になります。 今回は「雷地豫(らいちよ)」です。 雷地豫 卦辞は「豫 利建侯行師」よはきみをたてていくさをやるによろし。です。 諸侯を立てて戦をするに宜し、しっかり準備をして実行するのが良い、という「あらかじめ準備する」ということが大切だ、ということを言っています。 「予定」の「豫」なんだね。 ひとつ前の卦が「地山謙」ですから、その前が「火天大有」ですから、多くを持ち、しっかり謙虚にしてたものは「豫(よ)ろこぶ」ことが出来る、ということで「豫」でもあります。 下卦が「坤:地」で、…