1949(昭和24)年に制定された気象庁震度階級における、もっとも高い(強い)震度。激震。
初めて震度7を記録した地震は兵庫県南部地震(阪神大震災)である。その翌年の1996(平成8)年に気象庁震度階級が改定され、体感や被害状況による観測から地震計による観測に切り替わった。なお、震度5、震度6についてはそれぞれ「弱」「強」の区分があるが、震度7については強弱が存在しない。
地震計で震度7(計測震度6.50以上)が観測されたのは、平成16年新潟県中越地震(2004年10月23日)の新潟県川口町、平成23年東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)の宮城県栗原市、平成28年熊本地震の熊本県益城町(2016年4月14日、4月16日)および西原村(2016年4月16日)、平成30年北海道胆振東部地震(2018年9月6日)の北海道厚真町の6例ある。