年に一度、この演奏会を聴かせて頂き、いつも新鮮で音の美しさに驚かされる。気付いた事二つ: ディナーミクが狭く、もっとフォルテを出して欲しいと感じる事があった。フォルテが出たと思えばピッチが悪く、その両立が課題。 いくつかのギター合奏は、主旋律とバスはしっかり出ているのに中音域の和音や対旋律が弱い「ドンシャリ」。ギター合奏の楽器編成上の欠点なのか、中音域の奏者は控えめな人ばかりなのか…。中音域が弱いと量感が乏しくなる。 正解からの解放一般的に、何度も演奏されている曲で新しさやドキドキ感をアピールするのはハードルが高い。先ず作り上げられた正解をなぞる、というアプローチになる。その限りでは何も言う事…