音圧レベル

期末テスト76 『60 dB SPLの音圧はどれか』 ヒント： 今回は投稿336の類題。 別解を使って解こう。 上式にdB SPLの値を代入する。 ここで、 より、 両辺に P0 を掛けると、 ここで、 [Pa] を代入して、 指数法則より、 ここで、 なので、 [Pa] よって、0.02Paと求められる。 ４が正解になる。

期末テスト75 『パワースペクトルが平坦な雑音の帯域幅を半分にした時， 音圧レベルの変化で正しいのはどれか』 今回は投稿262の類題。 ヒント： 帯域幅を半分にするということは、 帯域幅を1/2にするということだ。 その操作はパワースペクトルの面積を1/2にする。 求めるのは音圧レベルであるが、 パワースペクトルはdB ILで計算する。 よって、-3dB ILとなり、3dB IL減少することがわかる。 音の強さのレベルは音圧レベルと等しいので、 3dB SPL減少することになる。

期末テスト70 『A特性音圧レベルで正しいのはどれか』 ヒント： A特性音圧レベルは、 音圧レベルに人間の聴覚に近い補正を行った音圧レベルである。 1. 最小可聴音圧を表す. →✕ 20μPa。P0：音圧の基準値。 2. 周波数の違いによる音の大きさの聞こえ方で補正した音圧レベルである． →◯ 3. 最低可聴周波数を表す. →✕ 20Hz。人間の可聴周波数は20～20,000Hzである。 4. うるささの指標で補正した音圧レベルである． →✕ うるささの指標で補正しているのではない。 5. 周波数が変化しても音の大きさの聞こえ方は変わらない． →✕ 周波数が変わると音の大きさの聞こえ方が変わる…

期末テスト68 『100 dB SPLの音圧はいくつになるか』 ヒント： 投稿309を参考に別解で解こう。 上式にdB SPLの値を代入する。 ここで、 より、 両辺に P0 を掛けると、 ここで、 [Pa] を代入して、 指数法則より、 なので、 [Pa] 2Paと求められる。 しかし、選択肢を見ても上の解答はないので、 2Paを2000mPaに単位換算して、 ４が答えになる。

期末テスト66 『音圧比が0.05倍の時のdBはいくつになるか』 ヒント： 今回は音圧レベルを求める問題。 今回は音圧ではなく音圧比が与えられているので、 に0.05を代入する。 となり、-26dB SPLと求められる。 補足： dB計算は、 log1=0 log2=0.3 log3=0.48 log10=1 のみを用いて計算する。

音圧計算 別解⑥ 『音圧レベル30dBの音圧比は何倍に相当するか』 ヒント： この問題は投稿97と同じである。 音圧レベルから音圧比のみを求める問題。 これも別解で解いてみよう。 ただし、この問題は= を知らないと解けない。 問題文で音圧レベルが与えられているので、 その値を式のdB SPLの部分に代入する。 ()を約分するとになる。 なので、 指数法則より、 ここで、 より、 問題文でと与えられているので、 最後に忘れずに単位を付けて、 31.6倍が答えになる。 音圧を求める問題ではないので、 P0はかけなくて良い。 別解を使えることができれば、 前より楽に解けることができる。 この問題の難…

音圧計算 別解⑤ 『100dB SPLのとき音圧はいくらになるか』 ヒント： 今回は音圧比を聞かれていないが、今まで通り別解で解くことができる。 音圧を聞かれた場合でも音圧比を経由して考えよう。 問題は投稿96と同じである。 別解で解くとこれも簡単になる。 注意しないといけないのは、音圧の単位が違う選択肢があること。 ここまで計算できるようになれば、 音圧レベル→音圧の計算は完璧だ。