1972.11.7-。上智大学文学部史学科卒業。『惑星童話』で「1994年上期コバルトノベル大賞の読者大賞を受賞後、主に集英社コバルト文庫にて執筆活動をおこなう。日本推理作家協会」および「日本SF作家クラブ」会員。なお、『野性時代』に全4回で不定期掲載された「スイート・ダイアリーズ」にて、一般書へ初進出した。
作家、小説家、ライトノベル作家、少女小説、コバルト、コバルト文庫、Cobalt、雑誌Cobalt
須賀しのぶ『また、桜の国で』を読みました 『また、桜の国で』は、私が須賀しのぶさんを認識する前から、私の「読みたい本」リストに入っていました。 というのも、「ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繫ぐ!それは、遠き国の友との約束。」という煽り文を読んだから。 やっぱりクラシック音楽が題材になっていたりすると興味をそそられるのですよね。 気になってはいたものの読みたい優先度はそんなに高くなく、ずっと手つかずだったのですが、昨年、須賀しのぶ作品にどハマりしたことにより「あの本の人だったの!?」と、本作を読みたい意欲に駆られたわけです。 (function(b,c,f,g,a,d,…
新6年生の生活、目が回るように忙しいです。 常に、エヴリタイム、時間に追われている感じ!! 読書なんてほぼできませーん!・・・なんですが今月も桜子がやっとこ2冊読み終わったので、そちら紹介したいと思います。 いやー、よく読んだな。 いつ読んだんだ???前回の桜子が読んだ本(5年生1月)はこちら↓ binbojuken2023.hatenablog.jp 最近読んだ小説2冊 桜子が今月読んだ小説は、この2冊です。 どちらも初めましての作家さん。 ブロガーの方々が勧めているのを目にして与えてみました(*^^*)どちらも桜子に大ヒットでした! ありがとうございます! 『神さまのいうとおり』/谷瑞恵 …
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます*\(^o^)/* 今年初めての記事になるので、最初の投稿はご挨拶文の記事にしようなどと色々考えてはいたのですが、結果バタバタして作ることが出来ず。昨年のまとめ記事からのスタートになってしまいました/(^o^)\ こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします。 さて、2019年までは「英語多読本」と「日本語の本」を全部いっぺんに記録していたのですが、分かりづらかったので、今年も分けて記録することにします(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)˖˚ ͙ෆ 1年を振り返って 2021年のおすすめ本 須賀しのぶ『帝国の娘』 令和になってコミックスに 須賀しのぶ『帝冠の恋…
最近の世の中は推しだらけ。良い意味で。 かく言う私も音楽や俳優、芸人や歴史上の人物など、推しだらけの生活を堪能中であります。 今回は数ある推しのなか、今わたしが一番に推したいと思う、 作家の須賀しのぶさんとその作品の良さについてまとめました。 shosetsu-maru.com 特別お題「わたしの推し」 作家 須賀しのぶ 経歴 代表作・受賞歴 作品の特徴 ど★シリアス 主人公周辺が常にハードモード 緻密な歴史描写 あとがき 読後に残る美しい光 作家 須賀しのぶ 経歴 日本の小説家。1972年生まれ、埼玉県出身。 1994年に『惑星童話』で上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞し、ライトノベル…
メガ割で購入したものがぜんぶ届きました。ゆるゆるレビューしていきたいです。今回は11月に読んだ本のまとめと感想。時間があれば後でそれぞれ記事にしていきたいです。漫画もまとめようと思ったけれど、想定より文字数が多くなってしまったのでそれは次の記事で。 『ジョン、全裸連盟へ行く』北原尚彦/ハヤカワ文庫 『おひとり様作家、いよいよ猫を飼う。」真梨幸子/幻冬舎文庫 『革命前夜』須賀しのぶ/文春文庫 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』城平京/講談社タイガ文庫 『悪役令嬢と鬼畜騎士』猫田/一迅社 『ジョン、全裸連盟へ行く』北原尚彦/ハヤカワ文庫 皆様、BBCのドラマ「SHERLOCK」を観たことはあります…
遅ればせながら先月の読書記録です☺︎!! 先月の読了本は4冊でした♪ 読了本一覧 ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ』 町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 須賀しのぶ『喪の女王』⑤-⑥ (流血女神伝シリーズ) さいごに 読了本一覧 ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ』 ずっと読みたかったシリーズ。 「10歳から読めて、大人にも本物の感動を。」がコンセプトです。表紙がお洒落なのよね。 曲目解説の欄にはQRコードがついていて、naxosで視聴出来るようになっていて、すごく今時な本だな…!と驚きました。 今までこのような「子供向けの伝記」というものは、生まれてから死…
須賀しのぶ著『革命前夜』 あらすじ 昭和が終わりを告げ、日本では平成元年が始まろうとしていた。この年、日本からドイツの都市ドレスデンへと留学を果たした眞山柊史はそこで様々個性を持つ音楽家たちと出会う。自身もピアノの奏者としてドレスデンの学校で指導を受ける傍ら、ドイツという国が持つ外側からではわからなかった問題に次々とぶつかっていく。その中において、国民感情の一端に触れた柊史は次第にその国の、そして歴史のうねりの中に飲み込まれていく。この国では、密告するか密告されるかの二つに一つしかない。誰を敵として、誰を味方とするのか、その境界線はどこに置くのか―。 ― ― 本書の舞台は、ドイツの都市ドレスデ…
先月は、月の数と同じ数だけ読みました*\(^o^)/* 振り返ると4月も4冊読了になっていて、不思議だなと感じます(笑) 読了本7冊 須賀 しのぶ『喪の女王』②〜④ 工藤 啓子『すぐわかる!4コマピアノ音楽史 ピアノの誕生~古典派編』 植松 努『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかた』 廣嶋 玲子『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』 山本 文緒『自転しながら公転する』 さいごに 読了本7冊 須賀 しのぶ『喪の女王』②〜④ 須賀しのぶ『喪の女王』全巻セット(楽天市場)『流血女神伝』シリーズ。 最近は、他にも色々読みたい本が出てきた影響でスローペースになっていますが、読み続けています。 『喪…
もう月末になってしまいましたが、先月読んだ本のまとめです*\(^o^)/* Here we go! 読んだ本 Marie『英語が身につくちいさなノート術』 著者のMarieさんはバレットジャーナルを愛用されている方で、私の興味のある「手帳」×「英語」の本なので手に取ってみました(*´ω`*) ★ Marieさんのバレットジャーナルについてはこちら Marieさんは TOEIC900点を獲得されたそうで、これはご自身が実際に行ったノートを使った勉強法をまとめた本です。 シンプルな写真が沢山あって、あっという間に読めちゃいます。 私はあんまりマメじゃないのでノートは続かないと思うのですが、勉強法は…
昨年12月22日、新聞広告で、この作品を知りました。 この国の人間関係は二つしかない。密告しないか、するか──。 第18回大藪春彦賞受賞作!革命と音楽が紡ぎだす歴史エンターテイメント 文春文庫HPより この前読んでいた原田マハ著「風神雷神」では、アートに懸ける俵屋宗達の壮大なる旅をともに楽しみました。 今回は、音楽と革命。 バブル期の日本を離れ、東ドイツに音楽留学したピアニストの眞山。個性溢れる才能たちの中、自分の音を求めてあがく眞山は、ある時、教会で啓示のようなバッハに出会う。演奏者は美貌のオルガン奏者。彼女は国家保安省の監視対象だった…。冷戦下のドイツを舞台に青年音楽家の成長を描く歴史エン…
今週末は土日ともにテストですね・・・。 難関校トライアルテスト、でしたっけ?? 受ける意味あるのかなあ・・・。 まあいいや。えーと、今日は最近桜子が読んだ本を紹介したいと思います。前回の桜子が読んだ本(5年生4月②)はこちら↓ binbojuken2023.hatenablog.jp 最近読んだ本3冊 桜子が読んだ本は、この3冊です。 ゴールデンウィークということもあって、あっという間に3冊読んでしまいました。ぜーんぶ小説!物語!!塾の先生にバレたら怒られそう・・・。 「やっぱ小説っていいわ~」なんて桜子は浮かれて読んでましたが、ダメですねこれ・・・。 『クララとお日さま』/カズオイシグロ ク…
おじさまと猫(9) 桜井海 転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~(16) 進行諸島,彭傑(Friendly Land),風花風花 新九郎、奔る! (10) ゆうき まさみ とある魔術の禁書目録(27) 鎌池和馬,近木野中哉,はいむらきよたか これ描いて死ね (1) とよ田 みのる 君は冥土様。 (5) しょたん 国境のエミーリャ (6) 池田 邦彦,津久田 重吾 ソアラと魔物の家 (1) 山地 ひでのり 異世界ありがとう (1) 荒井 小豆,ジアナズ 異世界不倫2~導かれし人妻たちと不器用転生勇者~ (1) 大井 昌和,いのまる アサギロ~浅葱狼~ (25) ヒラマ…
ベルリンは晴れているか 戦時中の話を神の棘、その後をヘドウィグそしてドレスデンを革命前夜で学んだわたしですが、そのあたりの話ですねこれ。須賀しのぶか?めちゃくちゃ似てるんだが話の作り方が。オチのもってきかたとかね。 革命前夜とか神の棘の途中でミステリー要素入れてくるところも似てるし、交互に時系列を進めてくスタイルは紺碧の果てを見よに似てる。 須賀しのぶと深緑野分、同一人物かと思ったら普通に須賀しのぶが解説かいてるの見てしまったので、別人かよ!びっくりした。オタクすぐラノベ作家が本気で書くときペンネーム変えると思ってやがる。いやーほんとアメリカとソ連のイメージうちらこれだよね。 すご…Twitt…
桜が咲き、散り、新緑が勢いよく芽吹いてきました。 春の勢いに気圧されて、四月の振り返りは出遅れてしまいました。 ゆるゆる振り返っていきます!
ふの付く某所より。「>島津四兄弟もそうだけど長男には当主のやり方を学ばせるけど他の子にはそれぞれ別々の生き方を学ばせた>もし当主のやり方が間違いだったり時代遅れになっても家を続けられるようにする生存戦略だった織田のところも信忠信雄信孝できれいにスタンス違うよね」兄弟ではないけれど、「昔の飛行機乗りは敵同士でも挨拶するだけで殺し合いはせず、なぜなら飛行機乗りになるような貴族は、国籍を違えど、いずれ血縁関係がある者たちだったから」(大意)という解説があったのはどの本だったか……ソノラマ文庫で吉岡平が書いた『修羅の大空』だったかな? 『修羅の大空』と、コバルト文庫で須賀しのぶが書いた『天翔けるバカ』…
新緑が眩しい季節になりました。巷ではGW。10日間お休みという人もいるとか。感染者は相変わらず下げ止まってはいるものの、少しずつ街は賑わいを取り戻しつつあるようです。でも久しぶりに遠出をしようかなという気分にはなかなかなれなくて、連休中も仕事。参加される皆さんに日頃の疲れを癒していただければと、ヨーガ指導頑張っています。 土曜日の朝日新聞「be)between」の「あなたは空を見上げていますか?」を興味深く読んだ。読者アンケートによると90%の人が「はい」と答えていた。私もよく空を見上げる。車を運転していて信号待ちで止まっているときが多いかも。見上げていつも思うのは、実は逝ってしまった人たちの…
2022年4月18日(月)海蔵寺~江ノ電鎌倉駅⇒稲村ケ崎⇒極楽寺⇒鎌倉高校前⇒腰越⇒七里ガ浜⇒長谷⇒鎌倉駅 一輪の花に、ハッとできる喜び。 夢見心地で海蔵寺の境内にたたずむこと、しばし。 ウグイスの歌声が響き渡る「十六ノ井」にも、足を運ぶ。 こちらは一応拝観料百円となっているが、いったん寺を出た住宅街の中にあるので 門内の料金箱に気づかなければ、有料ということにも気づかないだろう。 なんとも大らかな営業方針?である。 あんまり気分がいいもので、まっすぐ鎌倉駅を目指すのがもったいなくなり 仮粧坂から源氏山へと向かう道をたどってゆく。 こちらもうっそうとした緑のそこここでウグイスのホーーッ、ケキョ…
シベリア・モンゴルの曠野を舞台に めっぽう"男前の"ヒロインが 舞い踊り・駆け回り・闘いまくる、超冒険物語だ。 時は1920年代のはじめ。 日本が日露戦争に勝利し、イケイケドンドンで大陸に進出していたころ。 12歳の少女が、海を渡り、はるばるハルピンまでやってきた。 天蓋孤独だという少女の名は、「フミ」。 その夢は、なんと――大陸一の売れっ子女郎になる! これまで山ほど小説を読んできたけど 「売春婦になるのが夢」と瞳を輝かせる12歳のヒロインなんぞ 後にも先にも、お目にかかった記憶がない。 だってヒロインだぜ!? それも現代なら、やっとこ中学に入ろうかというお年頃だ。 なのに「フミ」ちゃんって…
◆基本情報・利用案内◆蔵書検索・ネット予約等は「リンク」からアクセスできます。 昨年は、今年より少し桜の開花が早かったと記憶しています。 しかしほぼ同じ時期に、このブログでは以下のように二度「さくら本」を紹介していました。 ugotosyokan.hatenablog.com ugotosyokan.hatenablog.com 「さくら」という語を書名に持つ本は、本当にたくさんありますので、今年も続けて紹介してみます。 まずは、家族で楽しめる絵本(解説書)としては、これがおすすめです。 勝木 俊雄∥編 森谷 明子∥絵 農山漁村文化協会 2015/12 春になると、日本ではだれもが思いだす花、…
【革命前夜】(著:須賀しのぶ)を読了。 2022年に入って20冊弱ほど小説を読んできたけれども、今のところ今年1番に面白い本だと感じた。重厚な小説。こういう本にもっと出会いたい。 昭和から平成に変わるタイミングで東ドイツに音楽留学した日本人男性が主人公。 当時、東ドイツと西ドイツでは貧富の差が激しく、西へ亡命しないように互いに監視し合っている、そんな日常が東ドイツでは当たり前だった。音楽の力で西に行きたがっている同輩。人生をかけて留学に来ている外国人。色んなことが渦巻く、革命前夜。 歴史・青春・音楽、どれもが置き去りになることなく物語の中に描かれていて、満足感がすごい。誰が敵(密告者)で誰が味…
『革命前夜』(著:須賀しのぶ)を読み終える。2022年が始まって4カ月が経ったが今現在、今年読んだ本の中で1番面白い作品だった。同著者の別作品も気になる。 学生時代に友人が「自分は日本人だから英語は分からない」と冗談たっぷりに開き直っていた時、「じゃあ私は現代人だから歴史は理解できっこないな」と思っていたのだけど、それが悔やまれる。知識があれば、もっと多くのことを感じ得られる作品だったのではないかと思う。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
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読了本 読了本 須賀しのぶ『また、桜の国で』 三浦しをん『のっけから失礼します』 井上 見淳『真宗悪人伝』 ミヒャエル・エンデ/大島かおり『モモ』 さいごに 先月は4冊読めました⸜( ◜︎࿀◝︎ )⸝📚ワ-イ! 須賀しのぶ『また、桜の国で』 ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繋ぐ!それは、遠き国の友との約束。 第二次世界大戦勃発。ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、〈真実〉を見た日本人外交書記生はいかなる〈道〉を選ぶのか? 世界を覆うまやかしに惑わされることなく、常に真実と共にあれ。 第4回・高校生直木賞受賞作。 この本に関しては記事を書いているので、そちらをご参照ください…
世界が大きく揺れ動き、不気味なうねりに翻弄され続けている。この信じられない状況を一体誰が想像できただろうか?こころが一向に晴れないまま4月を迎えようとしている。そんな重いこころを慰めてくれるかのように、桜は変わらず日本の春を咲き誇っている。福岡は日本で一番早く開花宣言をして、これまた一番早く満開になった。 桜には青い空が一番似合う。快晴の日曜日、お天気に誘われて油山の麓にある園芸公園に出かけた。昔々は子供たちと、それからお孫ちゃんと、そして夫が亡くなるまでは二人で、この場所で過ごした日々が懐かしく蘇ってくる。生きてきた歳だけ桜の思い出があり、そんな日々が見上げた桜の向こうに次々に広がっていく。…
あすかぜです。こんにちは。 読書歴30年以上、好きな時に好きな本を読んでいます。 小説が多いですね。 そんな私がずっと手元に置いて読み返したい!おすすめしたい!本があります。 最近はおうち時間も増えていると思うので ぜひ興味があれば読んでみてください。 そしてぜひお気に入りの本を見つけてください。 楽しい読書体験をしよう! 本の選び方、どんな本を選んできた? 折に触れて何度も読み返す本 何度読んでも楽しい 純文学も楽しい本があります!挑戦してみて! 最近読んで、読み返したいと思えた本たち 小説以外の本 楽しい読書体験をしよう! 本の選び方、どんな本を選んできた? 小説の好みって人それぞれですよ…