1972.11.7-。上智大学文学部史学科卒業。『惑星童話』で「1994年上期コバルトノベル大賞の読者大賞を受賞後、主に集英社コバルト文庫にて執筆活動をおこなう。日本推理作家協会」および「日本SF作家クラブ」会員。なお、『野性時代』に全4回で不定期掲載された「スイート・ダイアリーズ」にて、一般書へ初進出した。
作家、小説家、ライトノベル作家、少女小説、コバルト、コバルト文庫、Cobalt、雑誌Cobalt
184.革命前夜/須賀しのぶ 「価値観なんて、たった一日で簡単に反転する」(p.121) 革命前夜 (文春文庫) 作者:須賀 しのぶ 文藝春秋 Amazon 冷戦下のドイツに音楽留学のために訪れた主人公は、国内を取り巻く因縁の歴史に翻弄されながらも、自らの音と向き合い成長していく、須賀しのぶの長編小説。 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ、バッハの生まれた国へ自らのピアノと向き合うために訪れた主人公の青年は、ドレスデンの音楽大学で優秀な学生や留学生たちとともに、日々、音楽の探求に勤しんでいた。 そんなある日、彼は教会のオルガンでバッハを軽やかに演奏していた女性が奏でる、澄んだ輝きを放つ銀の音の虜にな…
皆さん、こんにちは。 もうすぐサッカーワールドカップが開幕します。小4からサッカー小僧の私としては、日本がどこまで勝ち進めるか、今回はどこが優勝するのか、興味が尽きません。 【革命前夜】歴史x音楽x青春の音楽小説 革命前夜 (文春文庫) [ 須賀 しのぶ ]価格: 1012 円楽天で詳細を見る // オススメ度;★★★ 再読度;★★★ 歴史x音楽x青春の音楽小説 作品概要 ジャンル;小説 作者紹介 ;須賀 しのぶ(すが しのぶ、1972年生まれ、埼玉県出身)。埼玉県立浦和第一女子高等学校を経て、上智大学文学部史学科卒業。1994年、「惑星童話」で上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞。以後、…
今年の11冊目と12冊目。 ペッパーズ・ゴースト 伊坂幸太郎 著 ペッパーズ・ゴースト [ 伊坂幸太郎 ]価格:1870円(税込、送料無料) (2022/5/22時点) 楽天で購入 先日著書「マリアビートル」が英国のダガー賞(翻訳部門)最終候補に挙がっている、今アツい作家さんです。マリアビートル読んでなくてごめん。 ちなみに私が好きなのは「ゴールデンスランバー」です。 ちなみに伊坂先生は筆が速いなあという印象です(←どうでもいい情報)。 主人公は他者の「未来」が短時間だけ見えてしまう中学国語教師。爆弾テロとネコジゴハンターの二人がからんじゃってもう大変。みたいなお話でした。面白いと思う。 長編…
須賀しのぶ『また、桜の国で』を読みました 『また、桜の国で』は、私が須賀しのぶさんを認識する前から、私の「読みたい本」リストに入っていました。 というのも、「ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繫ぐ!それは、遠き国の友との約束。」という煽り文を読んだから。 やっぱりクラシック音楽が題材になっていたりすると興味をそそられるのですよね。 気になってはいたものの読みたい優先度はそんなに高くなく、ずっと手つかずだったのですが、昨年、須賀しのぶ作品にどハマりしたことにより「あの本の人だったの!?」と、本作を読みたい意欲に駆られたわけです。 (function(b,c,f,g,a,d,…
新6年生の生活、目が回るように忙しいです。 常に、エヴリタイム、時間に追われている感じ!! 読書なんてほぼできませーん!・・・なんですが今月も桜子がやっとこ2冊読み終わったので、そちら紹介したいと思います。 いやー、よく読んだな。 いつ読んだんだ???前回の桜子が読んだ本(5年生1月)はこちら↓ binbojuken2023.hatenablog.jp 最近読んだ小説2冊 桜子が今月読んだ小説は、この2冊です。 どちらも初めましての作家さん。 ブロガーの方々が勧めているのを目にして与えてみました(*^^*)どちらも桜子に大ヒットでした! ありがとうございます! 『神さまのいうとおり』/谷瑞恵 …
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます*\(^o^)/* 今年初めての記事になるので、最初の投稿はご挨拶文の記事にしようなどと色々考えてはいたのですが、結果バタバタして作ることが出来ず。昨年のまとめ記事からのスタートになってしまいました/(^o^)\ こんな私ですが、今年もよろしくお願いいたします。 さて、2019年までは「英語多読本」と「日本語の本」を全部いっぺんに記録していたのですが、分かりづらかったので、今年も分けて記録することにします(๑⃙⃘◡̈๑⃙⃘)˖˚ ͙ෆ 1年を振り返って 2021年のおすすめ本 須賀しのぶ『帝国の娘』 令和になってコミックスに 須賀しのぶ『帝冠の恋…
最近の世の中は推しだらけ。良い意味で。 かく言う私も音楽や俳優、芸人や歴史上の人物など、推しだらけの生活を堪能中であります。 今回は数ある推しのなか、今わたしが一番に推したいと思う、 作家の須賀しのぶさんとその作品の良さについてまとめました。 shosetsu-maru.com 特別お題「わたしの推し」 作家 須賀しのぶ 経歴 代表作・受賞歴 作品の特徴 ど★シリアス 主人公周辺が常にハードモード 緻密な歴史描写 あとがき 読後に残る美しい光 作家 須賀しのぶ 経歴 日本の小説家。1972年生まれ、埼玉県出身。 1994年に『惑星童話』で上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞し、ライトノベル…
メガ割で購入したものがぜんぶ届きました。ゆるゆるレビューしていきたいです。今回は11月に読んだ本のまとめと感想。時間があれば後でそれぞれ記事にしていきたいです。漫画もまとめようと思ったけれど、想定より文字数が多くなってしまったのでそれは次の記事で。 『ジョン、全裸連盟へ行く』北原尚彦/ハヤカワ文庫 『おひとり様作家、いよいよ猫を飼う。」真梨幸子/幻冬舎文庫 『革命前夜』須賀しのぶ/文春文庫 『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』城平京/講談社タイガ文庫 『悪役令嬢と鬼畜騎士』猫田/一迅社 『ジョン、全裸連盟へ行く』北原尚彦/ハヤカワ文庫 皆様、BBCのドラマ「SHERLOCK」を観たことはあります…
遅ればせながら先月の読書記録です☺︎!! 先月の読了本は4冊でした♪ 読了本一覧 ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ』 町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 須賀しのぶ『喪の女王』⑤-⑥ (流血女神伝シリーズ) さいごに 読了本一覧 ひのまどか『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バッハ』 ずっと読みたかったシリーズ。 「10歳から読めて、大人にも本物の感動を。」がコンセプトです。表紙がお洒落なのよね。 曲目解説の欄にはQRコードがついていて、naxosで視聴出来るようになっていて、すごく今時な本だな…!と驚きました。 今までこのような「子供向けの伝記」というものは、生まれてから死…
須賀しのぶ著『革命前夜』 あらすじ 昭和が終わりを告げ、日本では平成元年が始まろうとしていた。この年、日本からドイツの都市ドレスデンへと留学を果たした眞山柊史はそこで様々個性を持つ音楽家たちと出会う。自身もピアノの奏者としてドレスデンの学校で指導を受ける傍ら、ドイツという国が持つ外側からではわからなかった問題に次々とぶつかっていく。その中において、国民感情の一端に触れた柊史は次第にその国の、そして歴史のうねりの中に飲み込まれていく。この国では、密告するか密告されるかの二つに一つしかない。誰を敵として、誰を味方とするのか、その境界線はどこに置くのか―。 ― ― 本書の舞台は、ドイツの都市ドレスデ…
例年よりずいぶん早く梅雨入りしました。🌂 こちらはまだそれほど雨が強くありませんが、台風が近づくにつれて大雨になりそうです。最新の情報に注意して、油断なく過ごしたいです。 「湖の男」(アーナルデュル・インドリダソン 著/柳沢由実子 訳)を読みました。 アイスランドが舞台のシリーズ、邦訳4作目です。 原題の“クレイヴァルヴァトン”は、湖の名前。 クレイヴァルヴァトン湖の水位が下がり、底に沈んでいた骸骨が発見されるところから今回の物語は始まり、その骨の主(男性だということはすぐわかる)の正体を求めて、 いつものメンバー・・・エーレンデュル、エリンボルク、シグルデュル=オーリが捜査を開始する。 どこ…
「流血女神伝」の著者「須賀しのぶ」さんは著書が沢山有るんだね。 今まで知らなかったので、世の中にはいろんな人がいるのだとつくづく思う。 今更に、こんな出会いもあるから面白い。 同じ作者の「芙蓉千里」を見つけたので読み始める。 Audbleでは「我々はどこから来て、今にいるのか? 上」を聴いている。 これによると、日本は出生率1.34。 これから人口減少が進み、生産力も衰え、放っておけば勝手に衰退していくだけだという。 戦争をしかける意味も無い国らしい。 ちなみに最も出生率が高いのは、二ジュールの6.89である。(2020年統計) 聴くだけでなく文字で読みたいのだが、2400円は高い。 しかし、…
名探偵コナン (103) 青山 剛昌 新九郎、奔る! (13) ゆうき まさみ 合コンに行ったら女がいなかった話(5) 蒼川なな 大ダーク (6) 林田 球 王様ランキング 16 十日 草輔 これ描いて死ね (3) とよ田 みのる ダンス・ダンス・ダンスール (25) ジョージ朝倉 球詠 13 マウンテンプクイチ 未熟なふたりでございますが(14) カワハラ 恋 転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す A Tale of The Great Saint (8) 青辺マヒト,十夜,chibi ケンガンオメガ (16) サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん くちべた食堂 3 梵辛 ダンベル何キロ…
ことはです 前回に引き続き振り返ってみますよー 《高校生》 中学時代の人間関係で疲れてしまい、人がたくさんいる部活に入るのが怖くて「図書部」に入部(図書委員会はなかった!)したものの、高校見学の時にいた先輩たちは入れ替わりで卒業してしまっていて、一人部長で活動することに… 統廃合直前だったため廃部を免れたけど、後身校からは図書委員会が設立されることとなり後輩はできず、本当に顧問の先生と図書館の司書さんと私の3人だけだからできる活動も限られてしまったけど、本好きな友人たちや手伝ってくれる優しい親友たちのおかげで三年間無事に部活動として活動することができました 入部してすぐの夏、図書部・図書委員の…
カルロ・ロヴェッリ『時間は存在しない』NHK出版2019年9月20日第2刷発行を少し再読。以下、覚え書き。《 過去の痕跡があるのに未来の痕跡が存在しないのは、ひとえに過去のエントロピーが低かったからだ。ほかに理由はない。なぜなら過去と未来の差を生み出すものは、かつてエントロピーが低かったという事実以外にないからだ。 痕跡を残すには、何かが止まる、つまり動くのをやめる必要がある。ところがこれは非可逆な過程で、エネルギーが熱へと変化するときに限って起きる。 》 163頁《 過去の痕跡が豊富だからこそ、「過去は定まっている」というお馴染みの感覚が生じる。未来に関しては、そのような痕跡がいっさいないの…
↑こんなこと言ってますが、先月も1冊しか読めていません/(^o^)\ というのも、久々に風邪で発熱して倒れていたからです。39度近く出た。コロナでもインフルでもなかったのですが、皆様もお気をつけください🙏 そして私は現在、ひどい花粉症に悩まされております。今年もこの時期が始まった…!(*'∞'*)🌸 おすすめの一冊 カテゴリー分析 月ごとのまとめ 1月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 12月 さいごに おすすめの一冊 やっぱり逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』がダントツで印象に残っています。 昨年は戦争ものを何冊か読みました。*1 須賀しのぶ『また、桜の国で』 ジャッキー・フレン…
1月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2595ナイス数:41これは経費で落ちません! 10 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)の感想今回も面白かった!いよいよ結婚するのかあ。税務調査は会社で受けたことがあったけど、私が下っ端で知らなかっただけで、きっといろんな攻防があったんだな。読了日:01月29日 著者:青木 祐子,uki大橋鎭子さんが教えてくれた「ていねいな暮らし」読了日:01月25日 著者:田村 セツコ,坂東 眞理子,こぐれ ひでこ,石黒 智子,岸本 葉子,門倉 多仁亜,堀川 波,マキ,塩澤 実信幸せな心持ち (ナチュリラ別冊)読了日:01月22日 著者:内田彩仍C…
20日頃から、吉岡平の訃報にまつわる話題を見かけるようになったものの、出所を含めて確定とは認め難いようで、情報が錯綜。代表作はアニメ化された『無責任艦長タイラー』シリーズになるだろうけど、須賀しのぶの『天翔けるバカ』とセットで思い出す『修羅の大空』が忘れがたい。それから、『スチームパンク!―三匹鉄路を征く』とシャルロット・ホームズ。ファミ通文庫ではなく、「ザ・スニーカー」に載った方。 給湯器具の調子が怪しくなって、もう15年ものらしく、業者に連絡したところ、半導体不足が話題だった去年と違って商品の在庫もあるそうだから、交換も視野に入れる。 寒気団が南下して、場合によっては水道管の凍結や破裂も起…
今年初の読了本 小説ってハマると一気読みしてしまう。 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon よく分からずに、「婚約者が失踪した」というあらすじしか知らない状態でパケ買い?してみた一冊。ちなみに「高慢と偏見」は読んだことない。 まさかのマッチングアプリや婚活がテーマの1つで、マッチングアプリの考察なんてTwitterでよく見るものの、それがひとまとまりになって攻撃してくるものだったから、もう気持ちがグッサグッサ刺されてしまった。でも止められなかった。 いや、本当に、70点と言われようが理想の相手と結婚できるなら良くね?なんて思ってしまったのだけど、多分自分は10…
2023年1月14日。屋上から額取山連山、那須連峰。 那須連峰は茶臼岳と三本鎗が認識できる。 正月休みにモンテスキューとモンテーニュ(エセー)を読もうとしたところ、どうもシックリこない。何故かと考えてみたら、私の頭の中に欠落した部分があるということに気づく。その部分とは、この人達が当たり前と思っているところ、ギリシャ、ローマ、キリスト教社会、をよく知らないという事のようです。 西欧の方で、私たちの歴史や宗教のことを深く知らない人が司馬遼太郎さんの歴史小説を読んだら(西欧後に翻訳した)やはり同じような印象を持つのかしら・・などと考えてみた。 そういう意味でいうと、「須賀しのぶ」さんの小説は凄いな…
年末に向けて結構読めました。 12月の読書メーター読んだ本の数:24読んだページ数:7481ナイス数:278殺した夫が帰ってきました (小学館文庫 さ 40-1)の感想暴力、薬物、震災の話。この後はよくなることを願います。ミステリーとしてハラハラさせられました。読了日:12月31日 著者:桜井 美奈クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった3 (角川スニーカー文庫)の感想見守ってくれている周囲の優しさ。サイドが進展するのか。まずでヤンデレは早すぎる。読了日:12月31日 著者:たかた残業のあと、朝焼けに佇む彼女と (新潮文庫)の感想パソコン使えりゃプログラマーにはなれる、こともある。火種も薪…
え゛!?もう大晦日なの!? というわけで、今慌ててこの記事を書いております。2021年分の観劇記録が終わらないまま年を越してしまいそう…。 以下、2022年の観劇作品・映画&ドラマ・読書の記録です。 ~観劇まとめ~ 【ミュージカル・演劇】 MURDER for TWO リトルプリンス シラノ・ド・ベルジュラック (4回) SLAPSTICKS 千と千尋の神隠し 夜来香ラプソディ next to normal(3回) 四月は君の嘘(3回) ノートルダムの鐘(3回) バイオーム(2回) 2020(2回) ミス・サイゴン(4回) Q -A Night At the Kabuki- 血の婚礼 ヘアスプ…
コバルト文庫40年カタログ 発行年月日 ジャンル 記事名 ページ番号 執筆者 備考 ISBN 2017/12/20 表紙 「炎の蜃気楼」書影 表紙 烏兎沼佳代 コバルト文庫34作品の書影の中のひとつ 978-4-08-781638-9 中扉 サイン 中扉 桑原水菜 7作家のサイン色紙のうちのひとつ 情報 カラーで見るコバルト文庫の歴史Ⅰ 4~16 烏兎沼佳代 1ページにつき49冊の年代別コバルト表紙一覧。P12「緋の残影」P13「まほろばの龍神」P14「火輪の王国(前編)」P15「わだつみの楊貴妃(中編)」各書影あり 対談 桑原水菜×今野緒雪 22~25 桑原水菜/今野緒雪 「炎の蜃気楼」書影…
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。 今週の書評本 表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆週刊朝日「週刊図書館」: 12/23 号 6 冊この父ありて 娘たちの歳月 梯久美子 文藝春秋 1,980 ④今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて 佐々木実、宇沢弘文 講談社現代新書 880「俳優」の肩ごしに 山﨑努 日経BP 650「神様」のいる家で育ちました 宗教2世な私たち 菊池真理子 文藝春秋 1,100 ②孫子…