最近では、空気を読むことが悪いことかのように言われることが多い。数百年前から茶の湯の世界では、空気を読み合ったり、言葉でないところのことを探り合ったりしている。そういう遊びなのだ。おもてなしというものは、客と亭主における茶の湯の熟練度合いによって、良くもなり悪くもなる。つまり、何を申し上げたいかと言えば、おもてなしは受ける側にも相当な修練が必要なものである、ということ。ほれ、わしをもてなしてみろ、とはいかないということである。 そんな面倒な、と思われるかもしれないが、茶の湯は面倒なものだ。だから愉しい、と感じる文化でもある。 ユクはお茶会、無理だろうねぇ。(遠い目) 空気を読むことに否定的な人…