介護食には「きざみ食」→「軟菜食(ソフト食)」→「ミキサー食」→「嚥下食」→「流動食」と段階があります。 ここではその中の軟菜食の特徴についてご紹介します。 1.軟菜食とは? 軟菜食とは、できるだけ普通食と同じ食材で、大きさや柔らかさを調整して作った食事のことです。 歯の状態が衰えたとしても、これまでと近い食事がしたいと誰もが思うでしょう。そんな時に利用されるのが、今までと同じものを歯茎でも食べられる軟菜食です。 2.軟菜食の特徴 ・舌で潰せる、歯茎で噛める硬さ 軟菜食がミキサー食などと違う点は、食品の原型が残っているものであることです。 少し脂身のある刺身や、トロトロに煮込んだ野菜や豆腐など…