麦本三歩の好きなもの

麦本三歩の好きなもの 第二集 住野よる これといった大きな事件が起きるのではなく少し抜けている麦本三歩の日常をつづった小説。短編で構成されてて読みやすい文体。 三歩が天然で失敗することが多い人物であるため読んでいて自分に当てはめてしまい、ハラハラしたりまだ怒られてしまったと少しつらい気持ちになったりと読んでいておもしろい！！という感じではなかった。共感性羞恥のような感覚。 読み終わって口コミサイトを見ると好き嫌いが分かれているようで（どんな作品でもそうでしょうが）、自分にはしっくりこなかったんだなと感じた。 第一集でもそう感じたはずなのになぜか読みたいと思い第二集も購入。 しっくりこないと言い…

麦本三歩の好きなもの 第二集 (幻冬舎文庫 す 20-2) 作者:住野 よる 幻冬舎 Amazon あらすじ 三歩の成長 まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です！ 以前オススメした作品「麦本三歩の好きなもの」に続編があり、 最近文庫版が出版されてお求めやすくなりましたので、ご紹介させていただきます！ 本記事の作品は続編のため、「麦本三歩の好きなもの 第一集」を未読の方は、以前オススメした下記の記事を先にチェックして頂けますと幸いです☆ chiwawatan.hatenablog.com あらすじ 新しい年になり、三歩にも新しい出会いがあった。 後輩が入ってきたり、恋の予感があった…

こんにちは。 今日、ブログを始めてから初めてコメントをもらいました。とても嬉しい気持ちになってうきうきとお返事を書き、そして今日の分のブログも書いた気になっていたわたしです。 もう少しだけ(今日のブログの更新がいつもより遅くなった理由を)説明します。 食べちゃいけないものを食べてしまったんですよね。我慢できずに、というより、大丈夫っしょ！という軽い気持ちで。 わたしは偏頭痛持ちで、しかも「閃輝暗点(せんきあんてん)」という、頭痛や吐き気がくる前に視界をキラキラしたものがジャックしてその間何もできないという症状付きの頭痛持ちなんです。 閃輝暗点の症状が出て、なんか怖くなりすぐ予約をして脳外科へ行…

今日は久しぶりに休日出勤でした。といっても在宅勤務なので自室で仕事ですが。 昼休みに昼食がてら外に出たついでに書店に寄り、昨日発売のこの本をゲット。 第一集がとても好きでして。 第二集の大きな版は結構前に出ていたのですがいかんせんケチな性分で文庫版が出るのを待つタイプです。ジャケットにはかなりそそられましたが我慢していました。 文庫版の絵ジャケもなかなかのもの。並べるととても良きです。 これから読むのが楽しみです。 ドラマチックな展開などはなく日常の生活の中に見える何かがとても魅力的に書かれている当作。作者の代表作は恐らく君の膵臓をたべたいですが、私には麦本三歩の方が合うようです。気張らずに心…

いつもは行かない本屋でたまたま目に入り、気になって購入しました。 主人公の麦本三歩はちょっと抜けているところがあったり食べることが好きだったりと、なんとなくどこかにいそうな女の子です。 実際なんか知り合いに似てるなぁと思う点もいくつかありました。 ただ大学図書館の司書という点は珍しいとは思います。 そんな主人公の何もなかったりちょっとした事件があったりする日常が描かれた本になっています。 心が暖かくなるような短編小説でした。 全く違う人生を歩んでいる人の日常を見ることができるのは面白いなぁとか、 本人からしたら何気ない日常も、他の人から見たら小説になるんだなぁと思いました。 そう考えたらどんな…

大学の図書館で司書をしている麦本三歩の日々の喜び、ちょっとした不満を描かれている。 図書館勤務をしているので本にまつわる話だと思っていたが違っていた。 かなりぽやっとしてミスも多い、けれど時々鋭いことを口にするそんな三歩の視点で物語は進んでいく。大きな事件も起きず日常のほのぼのした話だった。 他の登場人物は名前は出ず、怖い先輩・優しい先輩・おかしな先輩といった特徴で区別されているのが覚えやすいが、三歩にとって名前は重要ではないのかな？と思った。 登場人物の１人が三歩のことを好きではないと言ったのには共感してしまった。 自分に似た部分への自己嫌悪か、迷惑をかけても好かれている事への妬みなのかあま…

住野よる『麦本三歩の好きなもの 第一集』 幻冬舎文庫 ［あらすじ］ 麦本三歩ちゃんという図書館勤務の20代女性の何気ない日々を描いた短編集。三歩ちゃんの好きなものを通して、「平凡な日常」がどれだけ幸せであるのかを気づかせてくれる作品。 ［感想］ 前回紹介した『人生の使い方』同様、元気がないときに、気楽に読める作品です。何気ない平凡な日々の中にある幸せを拾って生きる、三歩ちゃんの日常を描いた作品。とても、優しい気持ちになれる作品です。何か特別なことが起こるわけではありません。ですが、忘れていた幸せに気づかせてくれた作品です。私は心が疲れていた時に読みました。ホッとする気持ちになれました。 三歩ち…

「好きな本とか小説家さんは？」 この問いに対してあらかじめ答えを用意している人は本当に本が好きなんだと思う。 そうやって言うくらいだから僕も一応答えは用意しています。 「好きな本は住野よるさんの『麦本三歩の好きなもの』。好きな小説家さんは町田そのこさんです。」 好きな本の筆者と好きな小説家が違うことに違和感を感じる人もいるかもしれませんが、これが暫定での僕の素直な答えです。他にも、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』や恩田陸さんの『夜のピクニック』、早見和馬さんの『店長がバカすぎて』あとは朝井リョウさんの青春小説や森見登美彦さんの京都を舞台とした作品も大好き。その中でも、僕の人生に大き…

「本を知り、人を知る」 ミト読書会第46回の報告です！ 今回の参加者は６名でした。（初参加２名） ご参加いただいた方々、ありがとうございました！ 自己紹介のプチトークテーマは「2024年の重大ニュース」。 すぐ書き出せる方、書き出せない方と別れるテーマでしたね。 ＜本日紹介された本＞ アマテラスの暗号／伊勢谷武 生＝創×稼×暮 バリ山行／松永K三蔵 非常識な成功法則／神田昌典 赤と青のガウン／彬子女王 傲慢と善良／辻村美月 木曜日にはココアを／青山美智子 月曜日の抹茶カフェ／青山美智子 麦本三歩の好きなもの／住野よる 麦本三歩の好きなもの 第二集／住野よる サンタクロースが届けてくれた心温まる…

麦本三歩の好きなもの 住野よる この本は、麦本三歩(むぎもとさんぽ)という人間の日常を綴った物語です。何も特別なことは起こらないけれど、小さなしあわせを見つけて健気に生きている、ちょっとおっちょこちょいで食べるのが大好き！そんな女の子のお話です。 三歩は大学の図書館司書をしながら、職場の優しい先輩、怖い先輩、おかしな先輩たちに囲まれて、時には大失敗をしながらも、特にめげることもなく、美味しいものを食べれば全て忘れてしまうような"いい性格"をしています。(笑)聖人君子でも清廉潔白でも純真無垢でもありません。たまに悪態だってつきます。ズル休みだってします。一見天然とも見えますが、本人なりにちゃんと…

麦本三歩の好きなもの 第一集 (幻冬舎文庫)作者:住野よる幻冬舎Amazon 麦本三歩の好きなもの 第二集 (幻冬舎文庫 す 20-2)作者:住野 よる幻冬舎Amazon ☆ 第二集に辻村深月のワードがあったので読んでみた..がそこでで撤退。 やはりこういう、男が書いた男の妄想上の女子みたいな造形は受け付けなくなってしまった。 会わない本も読書メーターが捗るのでそれはそれで。"同僚にいたら距離置く"に同意。 漫画版はいいのかも。むしろアニメ的に聞けるオーディオブックがいいらしい。わからんでもない気も。

嫁氏から「食洗機の洗剤なくなったー」との申し出。 ちょうど楽天でお買い物マラソンやってたんで他の日用品も購入。食洗機の洗剤、食器用洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤、シャンプー、ボディソープ。自分用のルームシューズ、チョコレート、プロテイン。ついでに中古本9冊。他にも半袖TシャツとかロンTとかも物色したけど、さすがに自重。次のカードの引き落とし、ドーン！！ってきそうや💦 なお、ポチった中古本は以下のとおりです。 麦本三歩の好きなもの(住野よる) あと少し、もう少し(瀬尾まいこ) 煌夜祭(多崎礼) 西洋菓子店プティ・フール(千早茜) 楽園とは探偵の不在なり(斜線堂有紀) 僕はロボットごしの君に恋をする(山田…

私がこれまで読んだ、さ行の作家の小説の一覧です。 ブログで感想の記事を書いた作品については、作品名からその記事に飛べる仕様となっています。 目次 坂井のどか 櫻いいよ 佐藤正午 佐野晶 佐野徹夜 塩田武士 汐見夏衛 志駕晃 重松清 島田荘司 島本理生 新海誠 新川帆立 須賀しのぶ 住野よる 背筋 せひらあやみ 坂井のどか 『もののふうさぎ！』（文芸社文庫NEO） 櫻いいよ 『君が落とした青空』（スターツ出版文庫） 『交換ウソ日記』（スターツ出版文庫） 『交換ウソ日記2 〜Erino's Note〜』（スターツ出版文庫） 『交換ウソ日記3 〜ふたりのノート〜』（スターツ出版文庫） 佐藤正午 『岩…

一般社団法人 日本記念日協会 4月22日 - Wikipedia 本のたんけんにしゅっぱ～つ！！ 図書室 4月23日は「子ども読書の日」 子供の読書活動を応援する全国的な情報サイト 「子ども読書の情報館」 綾瀬市立中央公民館 提供期限6/23日まで 文部科学省 読む人も読まれる本もうれしいね R70 右は寺尾 b.hatena.ne.jp さがみ野 死にかけのアゲハチョウ es.wikipedia.org ハゴロモジャスミンという花だそうです。 es.wikipedia.org 同 空缶ひとつでも不法投棄です。 きれいな道路にしましょう！ 不法投棄は犯罪です。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律…

5月7日 雨予報だったが止んでいる隙をついて出勤。 早めの電車に乗れたので最寄りに着いてからすき家で朝食。 昼ころには雨が本降りになってしまってテニスはできなかった。 朝コンビニで買った日落ちした惣菜パンを食べ尽くしたらちょっとお腹の具合が悪くなってしまった・・・ 定時頃は風は強いがギリギリ雨は降っていなかったのでまっすぐ帰宅。 夕飯どうしようか考えて結局先週も何度か行ったガストに入ってヒロミメニューを食べようかとして、実際には前回メニューで見つけた富士山盛りパスタにしてみた。 これだけで腹いっぱい。 そういえばゆびさきと恋恋は視聴終了した。 最後振られてカワイソスだったのはヒロインの幼馴染の…

はじめまして、新３年生の平野です！ 慣れないブログというものに悪戦苦闘しながら書いておりますので未熟な部分もお許しください、、、。よろしくお願いいたします！ 2024年4月16日＆4月23日研究会報告 現代文学研究会では、4月16日、23日と2週続けてブックトークを行い、作品を紹介していただきました。 以下、紹介していただいた作品を掲載します！ 〇小説 向田邦子『隣の女』 川上弘美『三度目の恋』 九段理江『東京都同情塔』 梓崎優『叫びと祈り』 町田そのこ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』 米澤穂信『黒牢城』 泡坂妻夫『煙の殺意』 辻村深月『のび太の月面探査記』 朝霧カフカ『文豪ストレイドッグス…

「今日つかれたな〜」 そう思う日って誰にでもありますよね。 時にはメンタルブレイクして、 「もう何もかもやめたい！」って思う事もあるかと思います。 誰かに慰めてほしい、共感してほしい、自分の心の傷を癒やしてほしい、私も常日頃思っているのですが、そんな都合よく私を慰めてくれる人なんていません😭そもそも頻度が高すぎて、そんな人がいたとしても迷惑をかけてしまいそうで… 「じゃあ自分で自分の心を癒そう」 今回は私も実践している、自分の心の機嫌を自分でとるヒントを発信していきます！ そして今回は 「心を癒す本」 今回は「本」編です！！ 貴方の心を癒す、優しい本をご紹介します。 あくまでも参考までに、自分…

麦本三歩の好きなもの 第二集 (幻冬舎文庫)作者:住野よる幻冬舎Amazon 前回の記事はこちら phibia-reading.hatenadiary.com 1. 書籍の紹介 『麦本三歩の好きなもの 第二集』は、住野よるさんによる作品で、麦本三歩という主人公の日常を描いたシリーズの第二作品です。以前に第一集を読んで面白かったので、続きを読んでみたいと思い選びました。 2. 主題やテーマの紹介 この作品の主題やテーマは、麦本三歩の日常生活や彼女の好きなものに焦点が当てられています。私はこのようなリアルな日常の描写に興味があり、また三歩というキャラクターに惹かれたので、この本を選んだのです。 3…