うめはらなかせは社協の催しによく出させていただきます。 社協とは社会福祉協議会の略です。 そして京都の社会福祉協議会を立ち上げたのが、 この本の主人公、山段芳春(さんだんよしはる)とのことです。 タイトルから京都の政財界の裏側が垣間見えるもの と期待したのですが、だいぶんと違いました。 サンダンという名前に聞き覚えはあるものの、 何者かをまったく知らなかったので借りてみたのです。 ただ、山段芳春の秘書だった女性が書いた本なので、 蟻の目ではあっても鷹の目ではなくて、 大局がつかめません。 山段氏は、 高台寺の土井、空飛ぶマダムともてはやされたクラブおそめ、 ビフテキのスエヒロ、鷹峯の然林房(先…