ランタオ島の大仏 製造過程の大仏の頭部(写真 宝蓮禅寺HPより) 天壇大仏は世界で最も高い屋外の青銅製の仏陀で、香港最大の島・ランタオ島の標高482mの木魚峰に座している。この大仏は、1989年に完成し1993年12月に正式に式典が行われた。その高さは台座を含めると34m。宝蓮禅寺が計画し、1979年に僧侶たちは中国を訪問して、龍門と莫高窟にある仏像を見学した。そうした要素を取り入れて完成したこの大仏は、香港、国と人々の安定と繁栄、そして世界の平和を象徴している。 天壇大仏は200本の青銅鋳物で構成されており、高さ26m、重さ220トン。大仏の顔は龍門石窟の仏を参考にしており、服の風合いと頭飾…