人生100年時代。 今の日本人にとって、なかなか快い響きではなかろうか? いつの頃だっただろうか? テレビできんさんぎんさんが100歳を超えたと話題になっていた。1990年代のことである。 あの当時は、まだ、日本には高齢化社会は遠い先のようだった。 100歳まで生きるなんて、神様かスーパーマンのような感じすらした。 それがあっという間に変わった。 ここ最近は100歳まで生きるのが当たり前のような錯覚すらするほど、人生100年時代ブームだ。 実際の平均年齢からすると、例えば、平均年齢が100歳になると、名実ともに人生100年時代と言えるのかもしれないが、それは遠い先ではないだろうか。 平均となる…