NHKの番組で、茶道の裏千家大宗匠 千玄室さんのドキュメンタリーを見た。 なんと100歳。 それでもかくしゃくとして、 姿勢良く、お話しぶりも力強い。 何より、茶道の現役として、国内外で、変わらぬ活動をしていらっしゃる。 特攻隊で出発直前に待機になり、 生き残りで、仲間の声が今も耳の後ろで聞こえている、と言う千さん。 戦後、茶の姿に平和を重ねて、 修業で出逢った禅の師から、申し訳なさにとらわれた心を正され、 新しい自分の生き方をつくってこられた。 100歳で、あんなに普通に気力あふれて生きていらっしゃるって、 どういうことだろう、と思う。 たまたまお元気な方なのか、 お茶がいいのか、 志を持っ…