北陸鉄道8000系は、元京王電鉄3000系で、浅野川線用として1996年と1998年の2度にわたって譲渡されました。 浅野川線では、8000系の導入(1996年)に合わせて架線電圧が直流600Vから1,500Vに昇圧されました。 8000系のタネ車は3000系第1~第5編成の両端のクハをベースに、中間電動車のデハ3000形・3050形の廃車発生品を流用して電装化、2M化が行われましたが、タネ車の違い(第1・2編成と第3編成以降では車体のサイズが異なる)から、北陸鉄道では前車を8800番台、後者を8900番台として分けています。 前面のFRPは、北陸鉄道のコーポレートカラーであるオレンジ色のもの…