2拠点暮らし

つねに頭はフル稼働 都合のいいときに好きなほうで暮らすわけにはいかないのが2拠点暮らしの現実です。実家の管理と祭司を父から託されており江戸時代から続く本家の家督としてはたから見るよりこまかい負担がたくさんあるのです。 今の時期だと北国の実家はまだまだ雪掻きや水道管凍結防止、大家さんをしているピアノ教室の灯油ストーブの給油など首都圏に暮らしながら現地の人の力を借りなければなりません。リモート管理といえば聞こえはいいのですがいつも全方位に目配りしながらかつ自分の健康も確保するよう意識を使うためかなり消耗します。 いつでもすぐ出かけられるようキャリーケースは半分荷造りしていたり、時刻表の確認や切符の…

最強寒波到来 みなさんお住まいの地域は無事でしょうか。私は雪国と首都圏の2拠点暮らしをしておりたいがいこの時期は温暖な首都圏におります。とはいえ雪は積もらないもののかなりの寒風です。習慣にしている10000歩ウォーキングをためらうぐらいですね。 高速での立ち往生、電車が動かないなど通常通りの業務がままならなくなりますね。物流がとまって食料品が品薄のところも多いでしょう。私は自宅へ帰るのに通常1時間のところ路線バスで5時間以上閉じ込められたことがあり雪の被害をあげればきりがありません。だからこそ温暖な地域への憧れが強く長く関西に暮らしていました。 自然には抗えないのに通年同じようなサイクルでまわ…

移動の荷物を減らす 2箇所で暮らすのにどちらにも服をおいておくのもひとつやり方ですよね。これまでは自宅で馴染んでいるものを洗い替えとして持参していました。たいした分量ではありませんが乾かなかったときの保険としてプラス1枚、必要なければそれでいいやという感じでした。 私と母は体型、体質、顔までそっくりで私と同じサイズの肌着やレギンスがきれいなままチェストのなかにあるのはわかっていました。私が収納したんですからね、なぜこれまで使わなかったんだろう⁇ 簡単に移動しているようでけっこうな荷物です↓↓↓ 今回から実家では母のインナーを着るようにしました。わずかに減った荷物でちょっとだけ身軽になり気楽にも…

勝手に棲みつく小動物 3年前に屋根裏に棲みついたハクビシンとネズミ駆除のため専門業者さんに頼んで時間も費用もかかりました。その後もコウモリが部屋に入り込んできたり猫がエアコン室外機の奥で繁殖していたり私不在をいいことに好き勝手されています。 私の家なのにまったく逃げない↑↑↑ 先日はガレージの中が枇杷の大きな葉っぱだらけになっていてそろそろ集めて捨てなきゃなと思っていると食いちぎられたイワシと小さなネズミの死体が混ざっていました。私の頭の中でさっきの猫との相関図がぐるぐるしました。どうやら食物連鎖がおきているようです。 酷暑で体力のない私は消耗しないていどに生垣を剪定しました。時間がたつとしん…

からだの悲鳴 2拠点暮らしで常に移動し疲れているわけですが首都圏の自宅にいるあいだは日替わりのメンテナンスですぎていきます。ここでしっかり疲れをとりゆるませておかないとまた緊張しながら実家管理に向かうことになりますから。 先月ぐらいから右上奥歯の痛みが気になり「様子見」していましたがこの機会に詰め物を外して治療することに。そうでなくてもコーヒー紅茶の着色汚れが1箇所だけつくため3ヶ月おきにクリーニングにかよっています。2週間後に新しい素材も届くとのことで早めの受診で助かりました。 後発白内障の予後もまずまずで年内に眼圧と視野検査をうけます。あいまにネイルのつけ替えも行かなきゃいけません。隔週で…

閉めきりの窓 いつも庭木手入れにおわれ雨戸、網戸、ガラス、障子の四十構造の仏間掃除がおろそかになっていました。いったいいつぶりかなぁ。縁側の窓はなんとかきれいにしましたが床の間つづきの西側にまわす気力体力がありません。 今回の窓掃除帰省は天気や気温にも恵まれ作業しやすかったですね。完璧をめざさずざっくりでよしとしましたが桟はドロドロ、土埃と蜘蛛の巣だらけ、何年も放置していたツケを払うことに。まめにやっていればこうはならなかったはずですが両親を見送ってからバタバタでそんなゆとりはなかったんですね。 玄関の三和土を水拭きする習慣はあってもそのついでに窓も、とはならないものです。田舎の家はやたら広く…

判断するのが疲れる 経験ある方ならご理解いただけるかと思うのですが遺品整理はぼんやりした頭では判断できないためとても疲れます。両親が生きている頃から魔窟のようなゴミ屋敷片付けにかよい最終的にはバリアフリー改修までして要介護5の母を在宅でお世話しました。 2人を見送り大量の衣類やPC、母の介護メモや書類など手つかずだったものをようやく処分する気になってきました。いっきにやるのは疲れますからまずは処分しても困らないものから。それでも仕分けに使っていたプラケースやら取説やら広報誌などけっこうな量です。 表紙に〇〇の記録と書いたまま白紙のノートがたくさん。おそらく書き留めるつもりでそのままになってしま…

薬学部でボランティア いまどき薬剤師国家試験のほか共用試験(患者さまへの応対技能をはかる)にも合格しなければ薬剤師として仕事ができないとのことで一般の私が患者役をやっています。たびたび記事にしていますがあまり知られていない制度のようです。私も薬学部の薬草園見学にいったときに偶然知ったぐらいですからそれほど広報に力を入れているわけでもないようですね。 そろそろ本試験が近づいてきて本番と同じ設定のリハーサルに参加しました。去年より少ない日数で2拠点暮らしの身としては負担にならずちょうどいいかもしれません。同じボランティア活動している友人もご両親をいっしょの施設に入所させることができたなど身辺が落ち…

冬季休業レストラン ブナの森に囲まれた地元レストランは1〜2月は雪に覆われてしまうため完全休業します。オープンしてもお客様がたどりつけないでしょうから安全のためにもそのほうがいいんですね。 今年も年内最終ちょっと早めに行ってきました。2拠点暮らしですから行けるときじゃないともう無理です。身辺バタバタでおそらく2年ぶりだった気がしますが木の実が足もとにたくさん落ちて晩秋の佇まいでしたよ。ここはローラインガルスワイルダーのプラムクリークの土手そのものの環境で天気のいい日は建物のまわりをぐるりと散策するだけで心が洗われます。まるで異世界ですから。 プラム・クリークの土手で―インガルス一家の物語〈3〉…

からだもおうちも 暑かった秋土用がようやくあけましたね。10月に入ってからも30℃超えの日があったりこれが気候変動なのかな。夏日が観測史上最高だったらしくからだにこたえますよね。今なんでもなくても蓄積した疲労はあとあとべつの形でくるものです。だから秋土用は養生して冬の準備をしましょうということなんですね。 私は長引く咳がようやく落ち着きからだ同様おうちも冬支度することにしました。てはじめに玄関ドアの裏表、三和土、郵便受け、傘立て、ドアノブなどの水拭きをして紙資料やパンフレットやレシート類をできるぶんだけ処分しました。がんばりすぎないのもポイントです。 2拠点暮らしの実家は不在中に灯油配達にきて…

酷暑でお詣りできず ようやくすごしやすい気候になりましたね。秋バテしてる方もいるのでは⁇私もおそらくそうだったかもしれません。9月はじめにひいた風邪がダラダラすっきりせずようやく落ち着いてきました。 酷暑でついたち詣りを2回とばし日々の感謝をする機会がありませんでしたがようやくおでかけできましたよ。今月は稲毛の浅間神社へ。じつは本殿まで入ったことがなかったのです。 七五三もちかく前撮りするご家族がいましたが混雑もしておらず静かに日ごろの感謝をのべてきました。やはりこういう時間をあえてとるのが大事です。夏の疲れが胃腸から肺まで蓄積していたらしく鍼灸院、漢方クリニック、市販の咳止めのお世話になり後…

私の養生ライフ 定期的な鍼灸治療をうけて8年ほどになります。ずっと同じ鍼灸師さんでしたが異動になり夏から別の方に担当していただいています。日本の医師免許ホルダーで東西どちらの医療のおはなしもできますが東洋医学寄りの考えのようです。薬はよくないよ〜といわれますから（笑） 私が五行色体表のことや病膏肓に入る(やまいこうこうにいる。手のつけられない病態)など知っているのに驚かれたようですが漢方スクールにかよっていたというとなるほどと思ったようです(実は漢方講師もしていました) 400Km離れた実家との2拠点暮らしは寒暖差、気圧差などでストレス過多なことなどカルテで引き継がれており胃腸の弱さをいつも指…

治療があいてしまった 2拠点暮らしで自宅にいるあいだはほぼなんらかのメンテナンスが入っています。1ヶ月のあいだに美容院〜ネイルサロン〜漢方クリニック〜鍼灸院〜歯科〜眼科などをどう配置するか考えるだけでも疲れるんですよ。いろんな兼ね合いで今回の鍼灸はひとつきほど空いてしまいました。 咳が治りきらないまま寒暖差の激しいお彼岸に帰省してお墓参りや庭木剪定で疲れが溜まっていました。左手首の捻れた痛みもあいかわらずです。ずっと指摘されている脾(消化器官)の弱さで肺が潤わないのよとぐりぐり腸もみのサービスつきの治療でした。頭のなかで五行図を思い出しながら肺はそのお母さんである脾がしっかりしていないと強くな…

治りきらない咳 ひとつき前にひいた風邪はもうすっかりよくなったものの変な咳がときどきでて横隔膜が痛みます。そんなに困った症状ではないけれどちょうど漢方クリニックの受診日だったので相談してみました。ビタミンや亜鉛などの栄養不足により傷んだ組織が修復されないのではないかという見解でサプリを再開することにしました。 ほっといてもいずれよくなるでしょうけれど少し助けが必要ですね。お盆提燈の組み立てと庭仕事で左手首が痛むのに桂枝加凌朮附湯、不眠には抑肝散加陳皮半夏、体力の底上げに補中益気湯を引き続き処方されました。酷暑など気候変動で体調不良の人が多く昔と違う対応が迫られますね。私は片道400Kmを常に移…

銚子の行商人さん 夏場は漁もおやすみになるため毎週末楽しみにしている魚の行商人さんもこなくなります。およそ2ヶ月ぶりに再開の連絡をいただき満足な買い物ができました。 いつもの空き地になんじ頃到着します、と当日連絡が入るため土曜日は他の予定は入れません。なんでそこまで⁇と思われるかもしれませんが行商のおじさんとおばさん(おじさんの妹さん)にその日のおすすめや調理法を聞くのが楽しみだから。そしてなによりクォリティが高い。昆布締めなんて最高ですよ。 買いにくるのもご近所の顔馴染みの方ばかり。2ヶ月会えなかったから「しばらくです〜」と挨拶しながら「これがおいしいよ」など教えてもらえます。近いのに保冷バ…

たびたび現れる なんどか綴ってきた怪奇現象ですが今回の帰省は先月消したはずの廊下の照明がついていました。トイレとピアノ教室の照明はこれまでの手口が私にバレてしまいあらたなサインをご先祖さまがみつけたようです（笑）手を変え品を変え私に「ここにいるよ」アピールをしてきます。大丈夫、ちゃんと気づいてるから。 新幹線の連結はずれで帰省が遅れたものの庭師さんは作業してくれておりお墓参りも雨のやみまにできてやっぱりついてますね。2拠点暮らしは簡単にやっているようにみえるかもしれませんが通院や美容系メンテナンス、薬学部さんのボランティアなどとの兼ね合いを考えながらお盆、お彼岸、連休を挟んで配分していくのはけ…

みんなが手伝ってくれる コロナ明けから庭師さんに仕事を発注できるようになり今回はかなり広範囲で作業してもらいました。見積もりで2日工程という説明で実家に着くと高齢の方がひとりで仕事していてびっくり‼︎しかもお彼岸前後はずっと天気が悪く仕事しづらいなか私の追加オーダーにもこたえてもらいました。 回収は別部隊がやってきて2人がかりで軽トラに樹木を乗せて処分場へ2往復してくれました。いずれも地区の班長やお世話役をしていた方々。父のこともよく知っているからおはなしもしやすい。途中から分家の叔母も参加して「あれもついでに処分しょう」など私の盲点だったガラクタも持っていってもらいました。本当に恵まれていま…