1日の日経平均株価は、小幅安で寄り付いた後にプラス転換して大引けは前日比260円高の3万1148円と反発しました。 明日の東京株式市場では、引き続き下値を固める展開が予想されます。 米政府の債務上限問題については、債務上限を引き上げるための法案が議会の下院を通過して、今後は上院で審議しタイムリミットとされる5日の前に可決・成立するかが焦点となります。一方で、インフレと好調な雇用市場を背景に、FRBによる利上げ継続観測も根強くあり、リスクを取りにくい状況にあります。高値圏で売り買いが交錯する日本株にとっては逆風になり得る要素となっています。米国では1日に5月ADP雇用統計が発表され、5月ISM製…