レット・イット・ビー/ビートルズ ほか 単なる、と言っては語弊があるかもしれないが、ただ歌を歌う歌手と、楽器を演奏しながら歌う歌手を比べると、後者の方がよりミュージシャンでありアーチストだなという感じがする。 考えてみたら、音楽はエンターテイメントなわけだから、音楽的に優れていようがどうだろうが、見て聞いて楽しいとか感動するとか、そういうことが重要視されるのだが、どういうわけか小学校の高学年くらいから楽器信仰、つまり楽器が演奏できる人がスゴイ、という思考が高まっていったように思う。 自分の経験上、若い頃は音重視だが、その後は歌唱や歌詞に傾倒していくように年齢を追うごとに変わっていっている気がし…