※前回のあらすじ「夫が信じるAIに、私は“どや顔で勝ちたい”と密かに誓った。これはその第一歩――。」夫への「ささやかな仕返し」を誓ったものの、専業主婦の日常に、AIという武器を振り回す「戦場」は、まだなかった。 そんなくすぶっていた私に、思いもよらない場所から、その機会はやってきたのです。 ◇ 当時、私はボランティアで、とあるオンラインコミュニティの管理を手伝っていました。 ある日、運営者から「メンバーさん向けの『お知らせ』を画像付きで作ってほしい」と頼まれたのです。 「やります!」と引き受けたものの、すぐに壁にぶつかりました。 Canvaのテンプレートを使っても、どうしても「無料素材感」が抜…