30年前、1994年11月から 1996年5月までの 1年半、ピッツバーグ(Pittsburgh)にあるカーネギー・メロン(Carnegie Mellon)大学の計算機学科に訪問研究員として滞在した。その時にお世話になった先生が、Mahadev Satyanarayanan 教授(Satya)である。 当時、ノートパソコンに Linux が移植され、これからはモバイル・コンピューティングが当たり前になる。そんな予感があった。そこでこの分野では最先端を走っていた、Satya の研究室に滞在した。米国がなぜ日本より計算機科学(コンピュータ・サイエンス)の分野で進んでいるのか。その実態を知るいい機会…