ソニーが開発した、非接触方式ICカード。「フェリカ」と読む。
携帯電話でも「おサイフケータイ」という名称で利用できるものがあり、複数のサービスを1台にまとめて使うことができる。
磁気カードの代用として利用目的は特に限定されないが、JR東日本の「Suica」やJR西日本の「ICOCA」、香港の交通機関共通乗車カード「オクトパスカード」などの交通系、ビットワレットの「Edy」などに代表される電子マネー系で広く利用されている。
FeliCa内の情報は暗号化されており、また全情報を読み取ることはできないので複製ができないなど磁気カードよりも安全なことから、電子マネーとしては特に普及が進んでいる。CPUを内蔵しており、処理速度が速い。
パソコンに接続できるFeliCa用リーダー/ライター「パソリ」は一般向けに売られている。上位規格としてNFCがある。