English follows Japanese.PDCA日記 Vol. 1,978「フランスはなぜ負けたのか?」 先週、フランスのマクロン大統領がX(旧Twitter)で、フランス国民にある本を読むようにすすめました。 それが、今回紹介する資料「奇妙な敗北」です。 「奇妙な敗北」は、レジスタンスでナチスに殺害された歴史家マルク・ブロックによる貴重な本です。 1940年当時、フランス政府首脳は「まさか戦争はないだろう」と高をくくっていました。 マルク・ブロックは、指導者が専守防衛にこだわり、硬直した官僚主義が、ドイツに対する惨敗の原因だったと分析しています。 敗北する組織では、「責任の所在が明…