仕事納めという言葉が嫌いなのかもしれない。 自分にとっての「働く」の原体験はいくつかあるが、大学1年の頃にアルバイトで勤めた飲食店はそのひとつだ。大晦日のクローズまで働いて、翌元旦も昼から働いていた。「良いお年を」の12時間後に社員と「あけましておめでとうございます」と交わしていた。 その飲食店は1年で辞めて、その次の2年間の年越しは洋服屋。自分の務める店舗はテナントに引っ張られて元日こそ休業だったのだけれど、大晦日も正月2日も書き入れ時で総動員だった。 その服屋も大学4年の11月に辞めて、12月,1月と新卒で入る会社に内定者アルバイトという形で働かせてもらうことになった。こちらはオフィスワー…