TBS系『筋肉番付』からスピンオフした、スポーツバラエティ番組。
プロスポーツ選手や五輪選手等の体力自慢のアスリート、芸能人、一般参加者たちが、アクロバティックなアスレチックに真剣勝負で挑む。コースは1st STAGE、2nd STAGE、3rd STAGE、FINAL STAGEの、計4ステージで構成される。
世界トップクラスの現役アスリートでもゴールするのは至難の業で、完全制覇は神業と言っても過言ではないくらいに超難関。
アメリカでもこの番組のスピンオフ番組として「American Ninja Warrior」が放送されている。
第4回大会以降のSASUKEに出場している、常連組および有力選手達。番組側が独自に定義づけ、それらの選手を総称して名づけられた。
番組内では、参加者の実力や期待値の目安としてゼッケン番号が用いられており、より「100」に近い数字を持つ参加者ほど有力とされている。
ただし、近年の大会ではオールスターズが序盤のゼッケン番号をつけるなど、次第に定義が曖昧となってきている。
山田勝己という、SASUKEに人生を捧げた男のこと。「人生SASUKE」、「職業SASUKE」、「無冠の帝王」とも称され、いわばSASUKEの顔とも言える存在である。
1996年『筋肉番付』のクイックマッスル(3分間腕立て伏せ)全国選手権に出場し、準優勝という経歴を持つ。SASUKEの第1回大会から出場しており、第3回大会ではFINAL STAGEに進出し惜しくも敗退するも、「もっとも完全制覇に近い男」と呼ばれるようになった。
自宅に自費でSASUKEのセットを作り、鍛錬の日々を過ごすも、打ち込みすぎるあまりボンベ配送業の仕事をリストラされてしまう。
第7回大会では、初めて妻子を呼び挑戦するも、1stステージで敗退し第8回での引退を決意した。
しかし、どうしても完全制覇の夢を諦め切れなかった山田は、第9回前にスタッフに手紙を出し、「もう一度チャンスを下さい。一度しかない人生。そう簡単に夢を諦めるわけにはいきません」と、引退を撤回した。
第10回大会では、3rdステージに進出し最優秀成績を修めたが、以降は低迷し第14回から現在(第26回大会)に至るまで、全て1stステージで敗れ去っている。