JR東海の非接触式ICカード乗車券。名称は「TOkai Ic CArd」の略である。
2006年11月25日に名古屋エリアに導入された。2008年3月1日には静岡エリアへ導入。
ICカード乗車券はJR東日本の「Suica」、JR西日本の「ICOCA」に続いてJRとしては3社目の導入。交通ICカードのデファクトスタンダードとなっているFeliCaを採用し、Suica、ICOCAとほぼ同様の仕様を有し、相互利用が可能。
プリペイド乗車券の「TOICA」と定期券機能の加わった「TOICA定期券」が発行され、小児用も用意されている。いずれも購入時に500円のデポジット(預かり金)が必要である。運賃チャージの上限は20,000円。
使用方法は他のICカード乗車券と同様、出入場時に自動改札機の読み取り部にカードを触れさせることで改札を受ける。
プリペイド使用の場合、運賃が減算されるのは出場時のみで、これはSuica、ICOCAと同様。
ちなみに、Suicaのペンギン、ICOCAのカモノハシに相当するTOICAのイメージキャラクターは、「ひよこ」である。
御殿場線:御殿場〜沼津
身延線:富士〜西富士宮
飯田線:豊橋〜豊川
高山本線:岐阜〜美濃太田
太多線:美濃太多〜多治見