《前回からのつづき》 JR東海は211系同様に効率性が高い性能をもち、関西本線の輸送実態に合わせた車両を投入することにします。といっても、新たな車両を一から開発すれば開発コストがかかってしまい、その結果車両の製造コストを押し上げてしまいます。 そこで、既存の車両、すなわち国鉄時代に設計製造され、実績のあるものを活用することで開発の時間を短くし、開発コストを抑えながら新車を投入することにしました。 1989年から製造されたJR東海の213系は、国鉄時代に瀬戸大橋線向けにつくられ、JR西日本に継承された0番台の設計を活用しました。ただ、JR東海は国鉄の設計をそのまま使うのではなく、既に211系で変…