学校で市川に塩対応されたと思った山田が市川を小部屋に連れ込みスキンシップを図ろうとする話。 市川はドラマで山田が演じることになった役がお色気担当でエロシーンがあることに戸惑っていた。 仕事のことであるし、自分の下卑た小汚い独占欲で山田に口を挟むべきではないと悶々とする。 始終このことを憂慮していた市川は学校において山田への対応がおざなりになってしまう。 カレカノの関係になったことでイチャコラしたい山田は市川に彼氏の自覚が足りないと迫る。 市川は漢を見せて山田の要望に応えて髪を撫で頬をフェザータッチするのだが…… なんと山田は市川の胸を触ってしまい、自分の胸も触られたいアピールしてしまうのであっ…
社会福祉の限界により老齢者に対する国家保障が打ち切られ、若者の為に死ねと言われる話。 当時は手厚く社会保障を受ける老齢者の勝ち逃げに対するアイロニーだったのかもしれない。 (機械鳥の故障を直せない老人に新しいのを買うしかないと言わせることで姥捨てを正当化させている) だが2023年現在になって読むと割と本当に現実味を帯びている主題であり恐怖すら覚える。 年金や医療保険など"現在"の高齢者の福祉を維持するためであり自分たちの世代が保障を受けられるわけではない。 そのために出来る自己防衛は節制くらいしかないが、焼け石に水と気づいているのである。 私たちは勝ち逃げした老齢者を羨みながら若者の為に道を…
おねえ回。おねえに山田が彼女となったことを報告しようとしたら山田が先に申告した話。 成り行きで飲み会についていくことになってしまった市川と山田。 おねえに報告するタイミングを見計らうが、山田の食欲が暴走を始める。 中高生の炭水化物食べたい欲が発動するし、唐揚げやポテトだって一皿丸々貪り尽くす。 山田の振る舞いに対し、おねえの友達である地雷系大学生は毒舌を振う。 だがおねえの気遣いによって、山田は傷つくことなく、楽しい時間を過ごすことが出来た。 おねえに感謝する山田は市川に対する惚気と共に付き合っていることを申告するのであった。 山田、おねえに対して市川に抱いていた秘めた欲望を吐露する 市川が地…
羽仁衣回(後編)。ぼっちであることを敵に指摘され続けてきた羽仁衣が一矢報いる話。 これまで羽仁衣はぼっちであったがドッジを通して友情を育み仲間を得た。 羽仁衣は仲間のために特訓に励むが運動音痴は如何ともし難く結局はメカに頼ってしまう。 それを見抜いたのが同じ知識系炉利枠で羽仁衣のライバル役の萌愛。 彼女は羽仁衣の反則を訴えれば勝利だと結論付けるがそれでは主君の試合が興覚めに終わる。 それ故、萌愛は敢えて反則を申告することなく羽仁衣をアウトにしようとするのだが…… 仲間のために奮闘する羽仁衣の攻撃により萌愛は敗北。しかしその反動で羽仁衣も負傷退場。 いよいよ弾子ただ一人になり、長かったお膳立てが…
デート回。ライブの混雑にかこつけて肉体的接触を試みる山田の話。 姉の推しのバンドのチケットを貰った市川は山田と共にライブへ向かう。 市川は姉の交友関係が気になるが山田は市川の身体が気になっていた。 付き合ったのだからもっとスキンシップを取りたい山田は市川を触ってくる。 市川は好きな子の肉欲に戸惑うが真摯に紳士な態度を貫き通す。 だが市川の誠実な態度は色欲に駆られる山田をしゅんとさせてしまう。 そんな折、ライブは終了し、市川は姉に山田を彼女として紹介したいと思うのだが。 なんと大衆酒場のガチ飲みについていくことになってしまった!! 山田との肉体的接触に戸惑う市川と肉食系の山田との対比 山田に背後…
明石椿にスカウトされたローレルだが椿父の許可がとれておらずチーム入りを断られる話。 ブライアンちゃん撃破&凱旋門賞を目指すローレルの走りを見た明石椿はその姿に惚れスカウト。 だが椿はサブトレでありチーフである父親の許可を得ていなかったのである。 ローレルがガラスの脚であることを懸念した椿父はその責任の重大さからチーム入りを断る。 このままウマ娘スターブロッサム(完)となるところであったが喧嘩っ早いヨシノがレースを挑む。 きっとこれでローレルが勝つか良い走りをしてチーム入りが認められることになるんでしょ? どのような演出を経て椿とローレルの関係性を父が認めるのかに期待が寄せられる。 ウマ娘ならレ…
市川が山田を彼女として紹介できなかったので山田が曇りかけてしまう話。 だが1話分の中で市川が急速に成長しトラウマを克服して山田を彼女扱いできるようになる。 下手な恋愛マンガだとグチグチ悩みそうなものだが一気に解決させるカタルシスがすごい。 特に山田の存在のおかげで市川が自己の弱い部分と向き合いそれを克服する展開がグッとくる。 髪を染めてギャル化した山田は初見で市川に褒められたかったのであろうと思うと泣ける。 だが市川が山田の帽子を上げて覗き込み彼女として自慢したかった旨を述べたので全て解決した。 1話分の中で山田曇らせと市川のトラウマ克服と二人の和解を表現するカタルシスよ! 市川に彼女として紹…
アプリ版イベストでは「ブライアンちゃん絶対殺すウーマン」としてその執着心が誇張されていたローレル。 だが漫画版のローレルはブライアンちゃんだけではなく、その先である世界を見ていた。 トレーナーとなる明石椿はフランス帰りの若き秀才であるが日本の風土と合わずへっぽこであった。 フランスでは大言壮語を吐き息巻くも日本では自信を喪失しサブトレーナーの地位に甘んじていた。 そんな中、ローレルの走りを見た明石椿は彼女の情熱に感化され一緒に世界を目指そうと誘う。 こうして明石椿とサクラローレルの関係性が始まり、凱旋門賞を目指すことになったのだ! 漫画版ローレルはブライアンちゃんのその先である世界を見ていた!…
聖アローズ戦(3)。五十嵐をアウトにした珍子に対する聖アローズの猛攻が描かれる話。 平子は五十嵐の仇を取るため珍子をターゲットに定め、まずはメイド隊が攻撃を仕掛けてくる。 各キャラに個別の必殺技がちゃんと用意されている所が優遇っぷりを感じさせていいよね。 メイド部隊の目的は珍子をいたぶることであり、わざとワンバンさせてダメージを与える。 だが珍子もさるものであり即座に相手の意図を見抜きパワーウェイブでボールを奪う。 しかし体力を奪われていた珍子の攻撃はすっぽ抜けに終わり平子からトリプルアウトを食らう。 残るは弾子の他に炉利とモブ男2人のみ。モブ男2人がどう活躍するかが見どころか!? 珍子の大活…
囚われた姉を救うためという個人的な目的のため立ち上がった一人の少年ルーク。彼は姉を救うためには奴隷を解放して植民地を独立させるというより大きな全体の構造に立ち向かうことになる。初めは帝国と取引をするためにハイパーインフレーションを起こすことを交渉材料としようとするが失敗。だが挫折から立ち上がったルークは金本位制の弱点を突き贋札をばら撒いて良性のインフレをもたらした後に、取引に応じなければ贋札だとバラして帝国経済を崩壊させると交渉。結果として帝国政府はこれを飲み、ルークの目標は全て達成されハッピーエンドとなった。最終回はエピローグとしてルークたちのその後が描かれることとなった。 【目次】 1.奴…