days of cinema, music and food

2012-02-07

四川料理SHUN@たまプラーザ

[]四川料理SHUNたまプラーザ 01:12


週末土曜日のランチはここでした。

Mira!のスタッフの方々がFacebookで紹介していたのと、保育園の娘のクラスメイトのお母さんがその近くに住んでいて、美味しいと言っていたので、気になっていたのです。


行き付けの店、Mira!の近くだったので、開店前にお忙しそうな根井さんとばったり出くわし挨拶しました。

それから店に向かうと、丁度ランチタイム終了直後だった模様でがっかり…。

しかし中から出てきたお店の方(後述するblogを見て、奥様と判明)に「大丈夫ですよ」とニコニコされて通されました。

それだけで嬉しい。


サラダと漬物が出て来て、ちょっと空腹を癒します。

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妻は五目炒飯セット。

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私は担担麺と杏仁豆腐

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炒飯も担担麺も上品な味付けで、とても美味しかったです。

担担麺は結構辛くて、頭皮がじんわり汗ばんで来ました。

海老が使われており、それが前面に出過ぎず、適度な海老風味だったのも良かった。


手短にランチを済ませましたが、是非今度はゆっくり行きたいものです。

色々食べたいなぁ。


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2012-02-06

”The Town: Extended Version” on BD

[][]"The Town: Extended Version" on Blu-ray Disc 00:55


ザ・タウン』のエクステンデッド版Blu-ray Discを到着早々に鑑賞しました。

劇場版は125分でこちらは丁度1年前(昨年2月6日!)に鑑賞済みです。

エクステンデッド版は150分。

細かいドラマ場面が増えていて、より原作に近い印象を与えるものとなっていました。

25分も長くなっているのに、不思議なことに映画全体のキビキビした印象は左程変わりません。

ドラマ部分が増えて人物関係が丁寧に描かれていましたが、無駄に感じられませんでした。

上映時間すら長く感じられないのは不思議です。

これは無駄な追加場面でなかった、という事なのでしょう。

長い映画は嫌いじゃないですが、映画は長ければ良くなる訳ではありません。

でもこれは良いと思いました。


BDとDVDが収録されています。

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写真左のディスクがBD、右がDVDになります。


パンフレットも同梱されていました。

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中の文章は劇場用パンフレットを抜粋したものです。

レイアウト等は一新されていました。


冒頭の緊迫感溢れる銀行強盗場面。

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ヒロインである支店長クレア(レベッカ・ホール)は恐怖の体験をし、それが物語の始まりともなって行きます。


メインタイトル。

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空撮でボストンの街並みが頻繁に挿入されます。

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ボストンの聖地フェンウェイ・パーク。

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何度か行ったので、見覚えのある通路とか懐かしかった!


ベン・アフレックはやっぱり札付きワルに見えないけれど、監督・脚本家としてはかなり優秀ですね。

それとやっぱり、ジェレミー・レナー

ゴロツキの共謀なサイコに見えます。

それと、終幕での落ちているコーラを飲む場面はやはり素晴らしい。

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あれを考えたのは脚本家なのか分かりませんが、考えた人は素晴らしいですよ、ホントに。


画質は新作らしくシャープ

超高画質ではないものの、全体に寒色と暖色の使い分けも含めて綺麗でした。

音は凄い迫力です。

派手派手好きな方は、銃撃戦などを堪能して下さい(^^


特典映像は色々ありましたが、もう夜中だったのでボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークのところだけ観ました。

監督がレッドソックス大ファンのアフレックでなければ、撮影許可は下りなかったろう、という裏話です。

そう、この映画はアフレックが生まれ育ったボストンへのラブレターでもあるのですよね。

犯罪アクション・ドラマとしても面白い秀作としてお薦めです。

さ、今度はアフレックの音声解説を楽しみたいものです。



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2012-02-05

雛壇作り@ホームシアター(2012)

[]今年もホームシアターは雛壇が主役… 00:41


昨年同様、今年もホームシアターに雛壇を設置する事になりました。

今年も私の両親に来てもらい、かなり助かりました。

妹は体調不良で欠席。

おやま。

お大事に。


さすがに3歳になってかなり聞き分けもよくなったので、娘の注意力を設置作業からそらして、その間にせっせと組み立て…などとやらなくて済みます。

まぁでも、段々作り等も含めて、妻と私だけでは組み立ては難しいですね。

最近の段々ならば組み立ても楽なのでしょうけれども。

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娘も気が向くと段々作りを手伝ってくれました。

彼女は主に人形と、こちゃこちゃした小道具類に気を取られていたので、そちらの設置に熱心でしたね。


まぁこういう時間も貴重ですよね。

私も楽しませてもらいました。

組み立て・設置よりも写真記録に熱心だった、という批判もあったそうですが(^_^;)

ともあれ両親の協力のお陰で、今年も立派な雛壇が出来上がりました。

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2012-02-04

ベーカリー&ダイニング あざみ野倶楽

[]ベーカリー&ダイニング あざみ野倶楽部 00:30


先日購入した田園都市生活に載っていたお店です。

ごくごく近所にある嶮山スポーツガーデン敷地内にあるとのことですので、土曜の朝食に行って来ました。


店内はご覧のようにパン屋部分と、食事出来るレストラン部分から成っています。

パン販売コーナーには、色々と美味しそうなパンが並んでいました。

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でも本日の目当ては朝食です。

子供は600円、大人は800円。

卵料理の種類(ゆで卵か、目玉焼きか、等)や飲み物等を選ぶと、皿にサラダとそれら、スープが乗って出て来ます。

パンは食パン等が食べ放題。

食べたパンは食パンを含め、どれも美味しかったです。

バターたっぷりなので、食べ過ぎに気を付けた方が良いでしょう。

でも美味しい〜 (^^;

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ランチはハンバーガーやオムレツ料理等出してくれるみたいですし、ここはまた、行ってみたいですねぇ。

美味しく頂きました。

ごちそう様でした。


食事後、妻子はレストラン隣のゴルフ打ちっ放しを覗いていたとか(私はまだ食事中)。

娘は「ごるふやりた〜い!」と言っていたとか。

面白そうに見えるんでしょうね。

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2012-02-03

ラスベガスバーガー@マクドナルド

[]ラスベガスバーガー@マクドナルド 22:18


Big Americaキャンペーンをまたやっていたようです。

今年は第1弾を逃してしまいましたが、昼食は拙blog掲載以外は基本的に低カロリーを心掛けていたので、気づかなかったのはやむを得ません(^^;


大振りのパティの上には肉と玉ねぎのを炒めたものが乗っており、白いソースがかかっていました。

クリームチーズだったようです。

味は…悪くないけれども、混然一体となり過ぎて、各食材の味がよく分かりませんでした(^^;

まぁマクドナルドという低価格商品の店(それでもセットで720円しましたが)なので、これは仕方ないのかな…。

余り印象に残らないのは残念でした。

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さて、今月中旬からはブロードウェイバーガーというのが登場するようです。

今年は名前からするとゴージャス路線なのでしょうか。

食べてみましょうか。


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2012-02-02

鉱石掘りだよSkyrim♪

[]鉱石掘りだよSkyrim22:12


やはり思っていた通りにアクションRPGThe Elder Scrolls V: SkyrimXbox360版のキャンペーンモードはほったらかし状態になっています。

犬の歩けば何とやら、Skyrimでは歩けばクエストに当たる、化け物に当たる、野蛮人に当たる、そしてダンジョンに当たります。

そしてダンジョンには、稀に鉱石が掘り出せる洞窟である場合もあるのです。

金銀鉄だけでなく、それ以外の武器防具の原材料となる鉱石も埋まっています。

アヤしく光っている壁面や地面、岩場を見つけたら、つるはしでトンカントンカン掘りましょう。

何故だかこういうちまちました行為も楽しい♪

採掘場である場合はつるはしが近くに落ちている場合もありますが、全てそうとは限りません。

ですから旅のお供として、重いつるはしを持ち歩いているのです。

北国の鉱石掘りとはワタシのことでい。


掘り出した鉱石は、自宅のある城下町にある溶鉱炉で鋳造してインゴットにします。

インゴット自体はお店でも買えますが、鉱石から自力で鋳造した方が安上がりです。

作ったインゴットから武器・防具を作り出したり、あるいは強化に使ったりします。

こうやってちまちま倹約して、この寒さ厳しい地方を生き延びるのです。


すっかり倹約生活も板に付いて来た筈…なのですが、スキルを購入したりで結構散財気味。

うーん、そろそろ新しい家も欲しいのですが、今の貯金額では恐らく今の家より高いであろう新居購入はすぐには難しそうです。

因みに貯金は床下やタンス…ではなく、持ち歩いています。

お金は重量の概念がないので、まぁ不都合ないですから。


メインクエストを進めるどころか、単純に冒険とお金のやりくりで忙しいのでした(^^;


The Elder Scrolls V : Skyrim 【CEROレーティング「Z」】

The Elder Scrolls V : Skyrim 【CEROレーティング「Z」】

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2012-02-01

パンケーキの山々@ジョナサン

[][]もりもり生クリーム@ジョナサン 22:42


小学校6年間の同級生でもある、30数年来の友人TMの家族に不幸があったので、会社を休んで告別式に出席しました。

余り長居するつもりは無かったのですが、引き留め等もあってとうとう夕方になりました。

実家にまで立ち寄ると、友人は外に出たかったようで、2人で近くのファミレス、ジョナサンまで行く事に。

黒っぽい格好をした背の高い40男2人がどかとソファに座り、注文する訳ですよ。

甘味ものを(^^;


写真奥が友人の頼んだパンケーキ、バナナとチョコのもの。

手前がもりもり生クリームが盛られた私のパンケーキ。

美味しく頂きました。

聞けばご家族に不幸のあった先週半ばから、ずっと家族と一緒だったとか。

友人は喪主でもありますし、さぞかし疲れた事でしょう。

甘味で多少の疲れも取れたのなら、良かったです。


友人は大手シネコン・チェーンの旗艦館での支配人まで務めたというやり手営業マンです。

映画好きの私としては、色々と興味深い話を伺えました。

まぁしかし、この付き合いもFacebookで再会してから、昨秋以来なのです。

それまでは10年程、音信不通でしたからね。

友人は仕事が多忙故、携帯に連絡しても繋がらない事多々。

それがSNSでは気軽にやり取り出来るようになったのですから、有り難い事です。


家族を亡くした喪失感は中々埋まらないだろうけれども、時間の流れで少しずつ癒されると良いよね。

また近々、会おうな!

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2012-01-31

サンキューセット@ダイニング明日香

[]サンキューセット@ダイニング明日香 22:18


1日限定10食という、幻のサンキューセット。

そう、行きつけのラーメン屋(と言って良いのか)明日香の390円セットです。

私の所属している部署はB班と言われ、A班よりも20分遅れの始業⇒休み時間となっています。

となると、必然的に安さで人気のサンキューセットはA班の人々に食い散らかされている可能性が至極高いのです。

実はサンキューセットがどんなのか知らず、しかし食べられないというので妄執ばかり募るのです。


ところが、とうとう天は我々に味方しました。

大食い倶楽部の先輩KTさんと行くと、おや、まだあるというではないですか。

別のがお目当てだったのですが、速効路線変更。

はいはい、注文しましたよ。


出て来た物量構成には思わず言葉を失いました。

素ラーメン、ご飯のダブル炭水化物に、コロッケ+鶏の唐揚げ+ポテトフライの揚げ物御三家に、千切りキャベツという物凄い量。

これはびっくり。

これで390円ですかぁ。

売り切れになる訳だわ。

しかしこれだけで2,000kcalはありそうです。

毎日食べていたら絶対に体調崩しそうですね(^^;


無論、残さずに、有り難く美味しく頂きましたよ。

ご馳走様でした(げぷっ)


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2012-01-30

休止状態の三管Barco

[]休止状態 22:16


今年に入ってから、まだ1度もホームシアターを利用していません。

理由は寒いから (^^;

いくら断熱材ぎっしりの二重構造といったって、寒いのは寒い。

室温計を見ると気温は10度ちょっと。

加湿器は24時間駆動しているので湿度は50-60%を保っていますが、寒さ緩和にはなっていません。

何しろ、いつの間にか妻が買って来たワインを置いているくらい、室温は一定しています。

エアコンを付ければすぐに温まりますが、そうなると湿度管理が面倒。

おまけに三管プロジェクターなので、電源入れて直ぐはブレブレボケボケで観られたもんじゃありません。

こういうとき、昨今のデジタルプロジェクターならば…と思ってしまいますね。

そうだ!という時にぱぱっと観られないと、つい時間の調節が楽なゲームを遊んでいる、というのもあるのですよね。

映画だとがっちり1時間半から2時間くらい、その映画の上映時間中は邪魔されず、また分割などせず通して観たい。

こんな諸々の理由でホームシアターから遠ざかっていたのです。


まぁしかし、ホットカーペットも年末近くにようやっと敷いたし、そろそろ観たくなる頃合い…のハズ。

ぼちぼち行きますか。

ajisaiajisai 2012/02/06 22:46 折角、良いお部屋があるに、その環境だと、ちょっと見るのにも大変ですよね。うちは、ファンヒーター&簡単プロジェクターなので、ちょこっと見るのにはいいのですが、これが、映画を腰据えて見たのは、1月に友達が来た時以来です。普通にテレビ代わりに見れる気楽さはあるのですが、精神面が全くついていけていません(涙)

HorkaHorka 2012/02/06 22:49 ajisaiさん、今晩は。
仰るとおり、ちょこと観たいときってありますよね。
でもまぁ、三管は立ち上がりが遅いので、そういう場合に適していないのですよねぇ。
まぁこればかりは仕方ありません。

> 精神面が全くついていけていません(涙)
ご同情申し上げます…

モリヤンモリヤン 2012/02/07 09:46 あ、ホットカーペットという手がありますね。うちでも考えて
みます。うちの湿度はエアコン暖房中で20%ぐらいですね、機器を
触る前にエレクターの金属部分を握るように心がけています。
この時期静電気でのショートの発生が多いので 一応 です。

HorkaHorka 2012/02/07 23:34 モリヤンさん、今晩は。
つい先日、ここで体感しましたが、やはりホットカーペットの有無は全然違いますね。
エアコン付けなくても、温かな格好(特に重ね着とかではなく、普通の冬着)をしていれば問題無かったです。
仰るとおり、この時期、静電気は気を付けなくてはなりませんね。
加湿器を24時間駆動しているので、フィルター交換も早い…なんですが、サボっています(^^;

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2012-01-28

”J. Edgar” poster

[]J. Edgar 20:49


アカデミー賞候補入りするのではと言われていたクリント・イーストウッドの最新作『J・エドガー』を観て来ました。

公開初日の土曜15時からの回、116席の劇場は7割の入り。

これもイーストウッド効果とレオナルド・ディカプリオ効果なのでしょう。

客の半分は女性でした。


人生も黄昏を迎えていたFBI長官エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、部下に自らの伝記を口述筆記させる事にします。

厳格司法省に勤務していた若きフーバーは、新設された急進派対策課の責任者に抜擢されます。

プロポーズするも断られた秘書のヘレン・ギャンディ(ナオミ・ワッツ)を個人秘書として雇い、やがてFBIの前身である司法省捜査局の長官代行となったフーバーは、科学捜査を導入して捜査の近代化を図ると同時に、自らの権限集中も着々と進めて行きます。

そんな中、公私共にパートナーとなるクライド・トルソン(アーミー・ハマー)と出会いますが。


フーバーというと、近代アメリカ史のすっかり悪役というイメージになってしまっています。

それにイーストウッドがどう向かったのか。

私自身はそこが最大の興味でした。

映画が始まった序盤こそ、アメリカ史を描くように見えなくもないのですが、個人の物語に収れんされていくのが、いかにもイーストウッドらしい。

イーストウッドの視線は常に個人に向いています。

断罪するのでもなく、称賛するのでもなく。

付かず離れずという言葉がありますが、対象となる人物と適切な距離と保ちながら、裁く事をせずに見つめます。

この傾向は近年になって益々強くなり、ゆえに作風が淡々と枯れた味わいになって行くのでしょう。


しかし驚きが無ければ映画として面白くはありません。

本作は脚本に秀作ミルク』(これが日本ではBlu-ray Discが出ないとは、何たる文化的損失だ、と嘆きたくなるくらいに良い作品でした)のダスティン・ランス・ブラック

自身ゲイを表明しているブラックが、本作もゲイとしてのフーバーを描いており、その描き方がまた興味深かったです。


フーバーはゲイなのですが、それを自分では認める事が出来ませんでした。

しかしその美しさに一目惚れしたクライドとは公私共にパートナーになり、肉体関係こそ無かったものの、数十年にも渡って愛を育んで行きます。

一方、フーバーの求愛を断った秘書ヘレン。

彼女も恐らくはゲイであると描かれ、フーバーとは強い繋がりを持つとされています。

このフーバー、トルソン、ヘレンのトライアングルが非常に面白い。

彼らはアメリカの裏面史という秘密の共有もあって、強固な絆を作り上げて行くのです。

また、ジュディ・デンチ演ずる母親の描き方も興味深い。

愛情たっぷりなものの厳格な彼女は、同性愛を認めていません。

彼女が死ぬまで同居していたというフーバーは、母の影響を強く受けて抑圧的な性格となっていきます。

世を混乱に陥れる者、犯罪を犯す者にはあらゆる手段を用いて鉄槌を下し、またそれを成すのは己だけだとばかりに突き進むのです。

その為には確固として地位を守らねばならず、歴代大統領やその家族の情事を盗聴し、その機密書類を盾に保身する。

決して愉快な人物ではありませんが、非常に面白い映画となっていました。


ディカプリオは出ずっぱりで、全編の殆どを特殊メイクに覆われながらの演技で大熱演。

しかし眉間に皺寄せる彼の演技が苦手な私でも、嫌味無く観られました。

老人演技も『アビエイター』等に比べて自然になったと思います。

一方、『ソーシャル・ネットワーク』の美形ウィンクルボス兄弟役が記憶に新しいアーミー・ハマーは、老け演技も含めて大好演。

これは意外な収穫で、私はすっかり嬉しくなってしまいました。

むしろ老け演技ではディカプリオよりも上手いくらいです。

良い役者が出て来たものです。

ナオミ・ワッツは老け演技も含めて全体に抑えていますが、こちらも素晴らしい。

この3人の演技が間違いなく作品の屋台骨となっています。

ジュディ・デンチも強烈だったと言い添えておきましょう。


イーストウッドのタッチは急がず慌てず、複雑に入り組んだ時制も堂々たる語り口で進め、物語を語る、人物を語るのに徹します。

FBI史でも重要なチャールズ・リンドバーグ事件の捜査にも時間を割き、ミステリ的な興味でも引っ張りながら、プラトニックなラヴ・ストーリーにまとめ上げてしまう手腕には唸らされました。

全体に色味が抜けたような渋い映像で通し、時代によって色で描き分ける手段を放棄しつつ、美術や衣装で分からせる方針も面白い。


アメリカでは余り好評でなかったというのが信じられないくらい、これはイーストウッドの優れた個人史映画なのです。


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