days of cinema, music and food

2016-05-06

”Sicario” at theatre

[]Sicario 23:56


渋谷シネパレスにて『ボーダーライン』(2015)(Sicario)を鑑賞。


FBI誘拐即応班リーダーのケイト(エミリー・ブラント)は、人質救出の為にアリゾナの一軒家に隊を率いて突入する。そこはメキシコの巨大麻薬組織ソノラ・カルテルの最高幹部ディアスの持家なのだが、虐殺の犠牲者が数多く残されている腐臭漂う場所だったのだ。しかも警官2名が死亡し、ケイト自身も負傷してしまう。同日、FBI会議室にて、彼女はソノラ・カルテル撲滅とディアス追跡の為の特殊部隊にスカウトされる。リーダーは特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)。謎めいたメキシコ人コンサルタントアレハンドロベニチオ・デル・トロ)もメンバーだ。作戦の全容を明らかにされないままケイトは部隊と共に行動し、カルテルの惨たらしい殺害の実態と、部隊の超法規的なやり口を目の当たりにする。


カナダの監督ドゥニ・ヴィルヌーヴには前作『プリズナーズ』(2013)にも感銘を受けたが、こちらはさらに素晴らしい。キビキビした演出、鋭い映像、役者陣の小気味よい演技。全編を通して淀みなく緊迫感が続き、場面場面ではさらに心臓に悪いくらいに盛り上げる。映画はアクション・スリラーの形態を取っているが、アクション場面自体は強烈でも時間にしては短い。あっという間にカタが付いてしまう。むしろ主眼はアクションに向けての盛り上げだろう。とにかく無駄がなく、ドラマやアクションですら最小限。1970年代にはこういうくどくどしない映画が多数あった。巨大麻薬カルテル対特殊部隊という、幾らでも大作にできる題材だというのに、そうはせずにむしろ凝縮させたのが本作の成功の要因だ。


今まで法に則って行動してきた正義漢のケイトは、苛烈な現実を目の当たりにして精神的に追い込まれていく。映画序盤ではタフで経験豊かな優秀な捜査官として登場するのに、翻弄されてしまうのだ。エミリー・ブラントは主人公の心理的ストレスを上手く演じていた。特殊部隊のリーダー、マット役ジョシュ・ブローリンは、始終軽口を叩き笑みを絶やさないが、一方で何を考えているのか、本当に信じて良いのかどうか分からない男を好演している。だが何と言っても強烈なのは、アレハンドロ役ベニチオ・デル・トロだ。あの目つきも迫力があるが、出ているだけで緊張感があり、しかも微かに温もりもあって。アレハンドロには彼自身を覆い尽くさんばかりの闇を抱えており、それが明らかになる終盤には圧倒された。しかも大袈裟な演技ではなく。このさじ加減はもはや名人芸だ。


撮影はコーエン兄弟作品や、『007スカイフォール』(2012)などの巨匠ロジャー・ディーキンス。『プリズナーズ』でもドゥニ・ヴィルヌーヴとは組んでいる。ここでも光と影を効果的に使った映像を作り出していた。正直、このようなシリアスなアクション・スリラーにディーキンスの映像は浮いていないかとも危惧していたのだが、それは杞憂だった。編集の上手さもあって映画に奉仕している。装甲車内に差し込む光と影、夕闇に影絵のように浮かび上がる特殊部隊など、美麗な1ショット1ショットが素晴らしい。また、ヨハン・ヨハンソンスコアは時に心臓の鼓動のような打楽器、時にノイジーなチェロを駆使して、心休まらない楽曲が効果的に映画を下支えていた。映像も音響も相まって、これは1つの体験だろう。


ヒロインによって観客を導き入れた映画は、終幕には「主人公」という概念を取っ払うかのような展開を見せ、衝撃を与えた後に虚無を感じさせて幕を閉じる。現実の麻薬戦争は今でも夥しい犠牲者を出しながら続いているのだ。映画が終わった後に疲労を感じつつ、だがそれでも彼らはまだ戦い続けるのであろうか?と考えて少々気を取り直した。そこで思い出したのが『セブン』(1995)のラストにおける、モーガン・フリーマンのモノローグだ。

Hemingway once wrote, "The world's a fine place and worth fighting for." I agree with the second part.」(ヘミングウェイは書いた。「世界は素晴らしい。戦う価値がある」。後半に賛成だ)


そんな訳で私の脳内では『セブン』と『ボーダーライン』は地続きなのである。作品の出来もさることながら、人間の暗い側面をも描いていて。かなり重い映画だが、同時に良く出来た娯楽映画でもあるので、多くの人に観てもらいたい。

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2016-04-22

”Spectre” on Blu-ray Disc

[][]"Spectre" on Blu-ray Disc!! 08:17


007/スペクター』BDの特典映像を観ました。

本編は鑑賞済みで、劇場で観た時よりも楽しく見られました。


冒頭、仮装を脱いだらスーツというのも007らしい。

トム・フォードのピチピチスーツがまた、カッコ良いですよね。

そこに続く、葛飾北斎春画「蛸と海女」オマージュの蛸と美女の絡みもある、ダニエル・クラインマンのデザインによるタイトル・シーケンスも最高です。

悪の組織スペクターといったら蛸ですからして。

またモニカ・ベルッチがクレジットされるときにコレなのは、狙っているのではないでしょうか。

但し戸田奈津子の訳詞はいただけません。

「writing's on the wall」を「定められた運命だから」というのは何で?????

「不吉な予感」といった慣用句なのにね…。

パッケージソフト化の際に直せば良いのに。

アストンマーティンDB10は、近年のボンド映画の中で1番大活躍したボンドカーですね。

夜のローマ市街でのカーチェイスは爽快感があります。

雪上の追撃場面では、トーマス・ニューマンのアクション・スコアも冴える冴える。

こんなに鳴らす人とは思いませんでした。


ラストでは美女と車と両手に花のボンド。

レア・セドゥーは正統派美女ではないけれど魅力的ですね。

本作ではプロデューサーの1人ともなったダニエル・クレイグは、これが最後のボンドでも恨みはありません。

もうやることやったですからね。


ホイテ・ヴァン・ホイテマの撮影は、前作『スペクター』のロジャー・ディーキンスの光と影の芸術に比べるとフラットな映像だけれども、娯楽路線回帰作に相応しいと思います。

本作であのディーキンスの陰影たっぷりの映像だったら、不要に重くなっていただろうから。

近年の大作アクションに珍しくフィルム撮りの本編画質は、高解像度で見渡しも素晴らしい。

ディスプレイによってデジタル撮影っぽく見えるのも面白いですね。

単にディスプレイの調整なんでしょうけれども、我が家のディスプレイではフィルムっぽく見えました。


特典映像は少々寂しくて、もっとてんこ盛りを観たかったです。

何年か後に出る2枚組まで待ってくれ、ということかも知れないですが。


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2016-04-11

[]Rogue One: A Star Wars Story 07:55


今年末に公開予定のスター・ウォーズのスピン・オフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』がいきなり公開されましたね。

『フォースの覚醒』パッケージソフト発売前に投下というのに、宣伝上手を感じます。


D


主演はフェリシティ・ジョーンズ

博士と彼女のセオリー』の好演が記憶に残りますね。

かなりシリアス路線の映画のようですが、俄然楽しみになって来ました。

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2016-04-07

”Spectre” on Blu-ray

[]スチールブック仕様 07:45


例によって即完売、転売屋のえじきになっているようです。

何がって『007スペクター』のBlu-ray DiscAmazon限定のスチールブック仕様ですよ。

幸いにも私はタイミング良くTwitterで知って予約できましたが、同日中に完売して、直後からべらぼうな値段が付いています。

直近では『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『コードネーム U.N.C.L.E.』といった人気作でも起きていて、本当に困ったものです。

そもそもはAmazonが生産数を上げるか、1人1個の購入制限を設けるか、あるいは両方するかを行えば良いのですが。

商品レビュー欄にも以前から同様のコメントが入っているのに、改められず。

はぁ…

運が良かったことに感謝すれども、どこか後味が悪く、持っている優越感に安易に浸れないのでした。


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2016-02-24

”Steve Jobs”

[]Steve Jobs 08:13

ダニー・ボイル監督&アーロン・ソーキン脚本作『スティーブ・ジョブズ』を鑑賞しました。

凡作との評判だった2013年の同名伝記映画は未見なので比較はできません。

こちらは鬼才ソーキンだけあって大胆な舞台劇風の脚色が面白かったです。

1984年マッキントッシュ、1988年のNeXT Cube、1998年のiMacと、それぞれのプレゼンテーション直前の数十分に焦点を当てた異色作になっていました。

プレゼンテーション本番前の慌ただしい舞台裏という興味深いお膳立てに、娘の認知問題も含めた公私共々のトラブルを緊迫感たっぷりに描いたドラマになっています。

ジョブズ傲慢さ、冷酷さ、頭脳明晰やだけでなく、時代と共に外見だけではなく内面が少しずつ変容していく様も描き、ソーキンの脚本は抜かりありません。

マイケル・ファスベンダーミヒャエル・ファスベンダー)は本物のジョブズに全く似ていないイケメンですが、雰囲気は上手く出ていたし、そんなことよりも迫力に魅入ってしまいました。

広報担当のケイト・ウィンスレットとも相性が良かったです。

これは2人共に演劇風の演技に近い為でしょう。


ダニー・ボイルの演出は『スラムドッグ$ミリオネア』『トランス』と言った作品で見せたようにテンポも快調。

演劇風の脚本だがせせこましくない、ちゃんとした映画になっているのはさすがです。

かように面白く観られたのですが、観ていて胸に迫る映画ではありませんでした。

脚本も演出も演技も立派なのに、です。

そこら辺はドライな主人公同様で、終幕に人間性に関する希望を抱かせる辺り、ちょっと綺麗ごとにまとめた感があったからかも知れません。

ともあれ見応えある映画なのは確かです。

一見をお勧めします。


それにしても冒頭の邦画の予告の数々にはうんざりさせられました。

皆、泣いたり叫んだりわめいたり。

ああいうのを見せられると、途端に観る気が失せます。

邦画はプロがプロらしく振る舞う『オデッセイ』を見習うべきだよ。

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2016-02-14

”Carol”

[]Carol 07:52


過去の経験からすると年初公開される映画は当たりが多いのですが、今年は特にそう思ってしまいます。

特にこの『キャロル』には打ちのめされました。


1950年代初頭のN.Y.。

デパートで働く若いテレーズ(ルーニー・マーラ)は買物に来た裕福なキャロル(ケイト・ブランシェット)に目を奪われる。

キャロルが忘れた手袋をテレーズが届けたことから、2人は接近していく。

キャロルは離婚寸前の夫と一人娘の親権を争っており、またテレーズには結婚を申し込んでくるボーイフレンドもいるのだが。

やがて2人は自動車旅行に出る。


冒頭の高級レストランでの自信に満ちたキャロルの佇まいの美しさ…いや、全編に渡ってケイト・ブランシェットは他を寄せ付けない美しさ、妖艶さがあります。

彼女の顔立ちはいわゆる正統派美人ではないのに、本当の美とはやはり内面から出て来るものなのですね。

気高くて脆く、強くて弱く、成熟して子供っぽく、シリアスだが茶目っ気があって。

いや、ここまでの美女は映画であっても滅多にお目に掛かれません。

また今更ですが、とにかく演技が上手い。

細かい仕草まで神経が行き届いた演技なのに、小賢しくなく「生きている」し「体温が感じられる」のです。

キャロルに憧れる若く貧しいテレーズ役ルーニー・マーラも素晴らしい。

戸惑いや不安、恋に転じて行く高揚感、痛みなど全力でぶつけて来ていて。

この2人の女優が放つパワーには圧倒されてしまいます。


トッド・ヘインズの映画は毎回観ている訳ではないのですが、これは演出の技巧も冴えに冴えていました。

前述した冒頭のレストランの場面は終幕で繰り返されるのですが、視点の移動により人物の印象もまるで変わっています。

ここに限らず映画は主人公2人の間でゆったりと視点が移動していて、それが奥行を与えていました。

また粒子の粗い16mm撮影の美しさ。

赤やオレンジといった色をアクセントに使った淡い映像は、1ショット1ショットが美麗です(サンディパウエルの衣装やプロダクション・デザインも素晴らしい)。


そんな美しい世界に存在するのは甘美な瞬間ばかりではありません。

初めて肌を重ねる激情。

彼女らが想いをとげるための幾多もの障害(それは外界にだけ存在するのではないのですが)。

終幕で彼女らが取った選択には強い意志が込められているし、それが安易な悲劇に逃げることがないだけに、ある意味衝撃的でもあります。


出来るだけ多くの人に観てもらいたいと思う傑作です。


キャロル

キャロル

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2016-01-20

A cow on the rooftop in Fallout 4

[]Wastelandに中毒 08:05


相変わらず『Fallout 4』をやっています。

ほぼ毎日。

最初はメインクエストはちょこちょこ、主にサブクエスト中心にやっていましたが、ここ数日はとうとうクエストも余りやらなくなってしまいました。

理由は町おこしが面白いから。

今回から町作りが可能になり、これがハマってしまうのです。

レイダーやグールらに悩まされている2人から数人程度の集落を救うと、そこは拠点としても使えます。

それまで集めたガラクタを分解して家作り、家具作り、発電機に住民を呼ぶアンテナ塔作り、それに農作物作りに水の確保と、やること沢山。

住民が増えれば小屋をこさえてベッドを作り、夜は明るくなるよう電燈を灯し…ともう面白くて面白くて。

RPG部分放棄もやむを得ないです。

但しガラクタ類も足りなくなるので、その確保の為にまた冒険の旅に出かけます。

もはや冒険は二の次。

いやはや、こんなになるとは。


YouTubeにはスノーウォーカー型の巨大建築物を作った強者も紹介されているように、家屋もカスタマイズできますし、お楽しみはまだまだこれから。

いやぁ面白すぎる。


画像は拠点の1つで起きているバグ

屋根の上に行商人の牛が乗っかったまま、ず〜っと降りて来ません。

降りられる日は来るのかな…。


Fallout 4

Fallout 4

Fallout4

Fallout4

HAMAHAMA 2016/02/19 01:08 ご無沙汰しています、HAMAです。お元気でしょうか。記事とは関係ないのですが、お貸し中のBDですが、そろそろご返却のほうお願い致します。観たいのがでてきましたので・・・。宜しくお願い致しまーす。

HorkaHorka 2016/02/22 07:53 HAMAさん、ご無沙汰しています。こちらは元気ですよ。blog更新は滞りがちですが。
すみません、そろそろお返しします…。少々お待ちくださいませ。

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2015-12-18

”Fallout 4” on Xbox One

[]"Fallout 4" on Xbox One 09:22


昨日Xbox One版『Fallout4』が到着!

むっちゃ楽しみでした。

前作『Fallout3』を遊んだのは7年前か…。

娘が生まれたばかりなので主人公もアジア系女性にして、顏も好きだったタン・ウェイに似せようとして余り上手くいかなかったのですが (^^;

すんごい遊び倒しましたよ。

マッドマックス』的終末世界にブラックユーモアを満載して、とにかくはまっりました。

時間泥棒とはこのこと。

今度はそこまで入り込めないとは思いますが、それでも楽しみには変わりありません。


ディスクをセットしてインストール開始、ようやくプレイ! 7年ぶりの続編だ!…と思ったら、インストール中に延々と能力の解説アニメを見せられました σ(^_^;)

相変わらず可愛い絵柄でブラック。

てかこのままだとアニメ見てから寝る時間になりそー…と思いながら友人とチャットなどしていたら完了。

遊びましょう。


昨夜は結局、100分ほどプレイしました。

主人公の性別は前作同様に女性にし、今回はキャラメイクはかなり控え目にデフォルトに近いものを採用しました。

余り凝るとゲーム開始までが相当掛かりますからね。

米中全面核戦争以前の平和な世界も端的に描かれていて、いきなり運命に翻弄される市井の人々。

そして200年後、荒廃世界に放り出された主人公の運命や如何に。

「父親探し」が前作のメインプロットでしたが、今回はさらにエモーショナルなものになっていそう。

7年も経ってからの続編なので、画質アップも著しい。

前作はXbox 360版で遊び、グラフィックは当時としてはまあまあだったでしょうか。

今回のXbox One版も標準的なものですが、グラよりも相変わらず内容の密度が凄そう。

武器・衣服のカスタマイズだけでなく、あちこち転がっている廃棄物などを使っての食料・医療品の作成から、住居さらには街の作成まで可能。

こうなるとRPGでなくシュミュレーションゲームです。

本気で遊んだら底なしの時間泥棒となる危険性が高いでしょう。

こうなったら、相変わらずのクレイジーでブラックなレトロフューチャー世界に耽溺しますか。


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2015-11-17

Midnight Meat Train on Amazon

[][]"Midnight Meat Train" on Amazon Prime 09:46


風邪で2日間寝込んでいて、余りに夜に眠れなくなったので、Amazonプライム会員として無料動画鑑賞をしてみました。

ご存知のようにプライム会員だと無料で映画やドラマなどが見放題ができます。

新作や人気作は有料のものも多いのですが、結構な数の旧作は無料です。

パラマウント作品は無料の物が多いですね。

Huluに入っている人はダブりそうですが、私はそちらに入っていないので重宝しそうです。

それで体調が悪いにも関わらず、クライヴ・バーカー原作、北村龍平監督の2008年作品『ミッドナイト・ミート・トレイン』をKindle Fireで鑑賞しました。


売れない写真家ブラッドリー・クーパーウェイトレスの彼女レスリー・ビブ内助の功もあって、ロジャー・バートによって画商ブルック・シールズに紹介されます。

キャリアの芽がようやく出てきそうとなった彼の前に、怪しい大男ヴィニー・ジョーンズが登場します。

彼はN.Y.地下鉄内で起こる行方不明事件に関係がありそうなのですが…。


北村龍平作品は初めてですが、どうやらCGを駆使したやたら動くキャメラワークがお好きな様子。

しかしそのケレンとマジメな語り口がどうにも合っていないような気がしました。

バーカーの原作短編は高校の時に読んで余り面白くなかったと記憶していますが、絶望感は映画よりも原作の方が濃厚だったような気がします。

終幕の展開、とある人物の転身にもう一つ説得力が欲しいのですよね。

それでも目ん玉飛び出したりとか、切断された首の主観撮影とか、切断された腕を使っての殴り合いとか、バカ映像の数々は笑えるし、今や大スターの、でも余り容姿は変わらないブラッドリー・クーパーの熱演などもあって、100分ほどを退屈せずに観られました。

こういった中規模の未公開作品が無料で手軽に観られるのはありがたいです。


今回はWi-FiでのKindle鑑賞で、電波の調子次第で画質がボケたりありました。

それ以外は問題無く楽しめました。

Amazonからテレビに飛ばす方法もありますし、ちょっと今後はそっちも検討したいですね。


ミッドナイト・ミートトレイン (集英社文庫)

ミッドナイト・ミートトレイン (集英社文庫)

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2015-10-24

”Mad Max: Fury Road” on BD

[][]"Mad Max: Fury Road" on Blu-ray Disc 08:14


休みの午後は、自宅にてBlu-ray観賞をしました。

マッドマックス 怒りのデス・ロード』です。

今年ナンバーワンの映画は単純なアクションとしても、含蓄ある神話としても観られる大傑作。

観るたびに発見がありますしね。

常に前進し続ける2時間。

活劇魂と英雄たちの帰還に胸が熱くなります。


ディスクを挿入してから起動されるのは、大作なのに今時珍しく簡素な静止画メニュー。

音もありません。

いや、これで良いのですが。


カリカリの高画質も凄いです。

冒頭ショットから高画質振りに驚かされます。

音響も凄そうなのですが、居間のシステムでは何となくしか分からず。

プロジェクターを何とかしてホームシアターで観たくなりますね。


坊主頭も凛々しいシャーリーズ・セロンを見るにつけ、タイトルはマッドマックスでも、実質的に彼女が主役だと改めて思います。

壁面のメッセージ「We are not things!」は映画のメッセージでもあります。

モノ扱いされた女性たちと、同じくモノ扱いされたはぐれ者マックスの共闘を描いた映画でもあるのです。


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