PSPバリューパック買ってきた。

WizardOfPSG2004-12-12

というわけで、たった今、予約してたPSPバリューパックを買ってきました。(^^)
10時ちょい杉に行ったんですが、店には人は並んでない模様。 …というか、既に店頭ディスプレイ分は売り切れになってた。(w まぁ、多分予約分で完売、といった状況なんでしょうが…
で、ソフト売り場に行ってみる。 意外とラインナップ少ないなぁ…と思ったら、棚はサンプル1個づつしかディスプレイしてないので、誰かがレジに持っていくと棚から消えてしまう罠。 ちゃんと販売数分置いとけよー(T_T)
んで、とりあえずヴァンパイアクロニクルを持ってレジに向かう。(リッジレーサーズは通販で届くのでパス) レジには数人づつ絶え間なく並んでるわけですが、皆さんパブロフの犬状態。 そこに並んでたお客のほぼ全員がPSPバリューパック+みんゴルorリッジレーサーズ+液晶フィルターという組み合わせ。 しかもみんな目が血走ってるし。(※私もです) 予約販売で買う人は、ざっと見た感じ通常版本体を買う人はまずいませんでした。 やっぱり、予約してまで買うような酔狂は限定版を選ぶんですかねぇ…と思ったが、単にメモステと替えバッテリーが無いと使い物にならないから、という気もした。(T_T) で、レジにて予約チケットを渡し、一緒にレジにあったルミネスと液晶フィルターも購入。 ミッションコンプリート。(^-^)v
今回、各種情報で入荷量の少なさを指摘されてるんで、きっと家電量販店系の店とかは行列が出来てる(けど、既に売り切れてもう捌けてそうな予感)なんだろーなぁ。 お疲れ様です。>並んだ方々
そんなわけで、今、家に帰ってきました。 これから開けてみまーす。

ファーストインプレッション

はやる気持ちを抑えつつ、とりあえず朝飯兼昼飯のカレーを喰ってると、注文してたリッジレーサーズが届いた! これで役者は揃いましたな。
腹ごしらえも終わって、いよいよ開封。 第一印象は…「ツルテカ君」。(w 今までの携帯マシンは、安ーいプラスチックだったり、GBA-SPNDSみたいなつや消しアルミパネル?だったりしたわけですが、今回はもー本当に、開けた瞬間に部屋の照明が反射するくらいのツルテカ具合。 明らかに高級っぽさを出してる感じ。 ただ、携帯ゲームという性質上、持ち歩くことも多いわけで、傷がつくのが少々怖いです。 むぅ…全身に保護フィルムでも貼るか?(w あと、液晶画面は過剰にデカいです。 …というか、液晶画面のオマケでボタン類がついてるといった感じのフォルムで、ほとんど液晶パネルをそのまま握ってる感覚。 今までの携帯ゲームの倍くらいの画面があるんで、画面は広々としてて良さそう。(一応、NDSも2画面あるんで、合わせると大きさはそんなに変わらないんですが、NDSの場合はプレイ中は大抵どちらかの画面しか見ないんで、意外と広くは見えないのでした。 これは盲点)
んで、液晶保護フィルムを貼っていよいよ起動…と思ったが、ACアダプタを挿してなかった。 ACアダプタ自体は、若干大きめですがまぁこんなもんかな…と思ってたら、コンセントに挿すコネクタが無い。 よく箱を見てみると、もう1本ケーブルが…なんと、ACアダプタにもう1本、ゴツい電源ケーブルを挿して、そちらをコンセントに接続する仕様となっていたのでした!(うちにあるThinkPad560XのACアダプタみたい…って最近は違うのかもしれませんが) 携帯ゲームでこんなゴツいACアダプタは初めて観たよ! ぶっちゃけなくてもアリエナイ!!!(w もう、SONYからしてみれば、完全に家電やオーディオ機器と同じ扱いなのかもしれませんな。 更に、ACアダプタをどこに挿すかと思えば、なんと右手のボタンの手前! 私のイメージでは背面に挿すもんだとばっかり思ってたので、ちょっと驚き。 というか、常にACアダプタのケーブルが右手にあたってるんで、かなり鬱陶しい感じ。(T_T) あと、メモステの蓋がやっぱりちゃちぃ。 今使ってる携帯「W21S」でもそんな感じだったんで悪い予感はしてたんですが。 どうもSONYはこういう部分の詰めが甘い気がしてなりません。
なんか悪いとこばっか書きましたが、全体的にはやっぱりすげー、と圧倒される感じです。
とりあえず、電源を入れてみる。 …あれ、起動しないぞ。 もしや、SONYにありがちの初期ロット問題か??と思ってたら、そのうちに起動しました。 Nintendo系ハードだと電源入れた瞬間にロゴが出ますが、PSPの場合、初期化に時間がかかって、ロゴが出るまで1〜2秒待たされるらしい。 うーむ。
まだ設定画面ですが、予想通り画面は相当綺麗です。 私にはちょっと輝度が高すぎるかなー、とも思いましたが、GBA初期型みたいに暗すぎて視認不能といった状況に比べるとうれしい悲鳴といった感じ。 設定画面の操作は、W21Sと同じで、X軸とY軸でメニューを移動する感じ。 コレは煩雑なメニュー画面をわかりやすくする手段として非常に良さげな感じです。 コレを思いついた人はエラいですわ。
そんなわけで、初期設定完了。 いよいよゲームをプレイです。
…その前に、今日は家に篭もるつもりなので、先に買い物を済ませとこう。

リッジレーサーズがヤヴァイ!!!

というわけで、まずは期待のリッジレーサーズをプレイ。
リッジといえば、SONYの新ハードが出るたびに先陣を切って発売されるんですが、毎回物凄い性能を見せ付けてくれるので楽しみにしています。 今回も凄い…というか、今回が一番凄い!! 画面が美しすぎる! まぁ、コレがPS2なら驚きませんが、携帯ゲーム機だよ、コレ!!! まぁ、細かく見ると、アップになったときのテクスチャが甘かったり、道路が角ばってる部分も見えたりするわけですが、コレは多分PSP自身の性能というより、UMDの容量によるところが大きいんじゃないかなー、と推測。
で、画面が美しいのはあくまで見た目で、問題はその見た目の美しさに比例した繊細なレスポンスがあるかどうかですが、コレも素晴らしい! 何より、リッジの肝である、ドリフトで路面を滑る気持ちよさがしっかり携帯でも味わえます。 んで、プレイするコースですが、過去の作品をプレイした人なら、どっかで目にした懐かしいコースが沢山出てきます。 個人的には、一番プレイしたレイブの中級・最上級がちゃんと入ってるのに感動! ただ1つ不満を挙げるなら、中級でジャンプしたときの「Yo, Hoo!!!」というヴォイスが差し換わってることくらいかな。(ぉ
で、今回のリッジレーサーズでは、遂に「ニトロ」が搭載されてしまいました! コレがあるもんだから、ドリフトの気持ちよさに加えて、直線をかっ飛ばして抜き去るという快感も味わえるもんだから、もうプレイしてて脳汁が256リットルくらい出まくりまくりな感じですわ。 ちなみに、こういうシステムがあるゲームというと、思わずチェイスHQを思い出してしまうんで、ニトロ噴かした瞬間に敵車におもわずぶつけたくなります。(ぇー
そんなわけで、今のところワールドツアーのクラス2まで全クリしましたが、ほとんどが1位通過。 こう書くと簡単過ぎるんじゃないの?と思いがちですが、簡単だから面白くない…ではなくて、逆にストレス無く爽快感を味わえるということだと思います。
ちなみに、一人プレイした感じでは、敵車はニトロを使ってないっぽい感じなので割と楽勝なんですが、そうなると実は本当に面白いのは対戦プレイなのかもしれませんな。 対人間だとみんなニトロ使えるわけですから、抜きつ抜かれつの攻防が面白いかも。 今度誰か一緒に対戦しましょう。(^^)

で、リッジを語る上で外せないのが音楽! 今までの携帯ゲーム機は音環境は劣悪だったとしか思えませんが、まずコイツは音質がいい! ちゃんと高音も低音もメリハリの効いたクリアな音が聴こえます。 確か「21世紀のウォークマンだ」とか社長が云ってた気がしますが、確かにその言葉に偽り無しといったところ。 んで、曲ですが、とりあえず新曲は全部聴いてみました。 印象に残ったのをいくつか挙げると、私の世代だと気になるのが、やはりSampling Mastersのお二方。 MEGA氏の曲は、そこまでイカれてないけど、普通にカッコイイです。(^^) 対して、AYA氏の曲は…ヤヴァイよー、イカれてるよー、暴走してるよー!! なんか「Euphoria」あたりを思い出してアクセル踏みっぱなしになってしまいますよ。 コレはヤヴァい! それ以外だと、面白かったのが「Pulse Phaze」という曲。 いきなりショートノイズなんかの曲が入ってイントロはチップチューン風味。 その後、ヴォーカルが入ってきたりなんかして、なんか SKETCH SHOW の 1st あたりっぽい曲で個人的に好み。 あと、「Synthetic Life」は、古ゲーマーなら是非聴いて欲しいです。 きっと「( ̄ー ̄)ニヤリ」とすること間違いないですわ。
更に、今回は過去作品のリミックスも入ってます。 その中でヤヴァ過ぎるのが「Rotterdam Nation Remix」。 しっかりロッテルしてるわ、ヴォイス差し替えられてて、なんか空耳アワーみたいになってる怪しげな言葉の反復は間違いなく洗脳されると同時に、実際にBGMにすると思わず笑ってハンドルさばきが乱れるというオマケつきです。(w あと、「Rareheroes」も反則! 最初っからテンポを乱されたと思ったら、今回のはテンポ速ぇよ!! こう来るか!って感じ。 ソニックウィングス3かと思っちゃったよ。(この例えで理解できる人が何人いるんだか…^^;)あと、「Blue Topaz Remix」も、オッサレーな感じで良いです。
あと、過去曲も入ってたりします。 シリーズが進むたびにイカレ系に走るんで、いちばん正統派の曲なのにシリーズの歴史から見ると一番の異端になってしまった(^^;)、フュージョンばりばりの初代リッジレーサーのテーマ曲まで入ってます! でも、既に耳が慣れてるんで、初代の曲で今のコースをプレイするとかなり違和感ありまくりだったりしますが…(^^;)
で、音楽全体としては、今まではシリーズ単位で割と曲のイメージがまとまってた(Raveに関してはハードが一緒なんで音色的なまとまりはあったけど、曲は随分と冒険してましたけどね^^;)んですが、今回は過去コースが色々入ってて、過去曲も入ってるということもあり、良い意味でバラバラです。 特に、新曲も曲ごとに曲調が異なってるのが面白いです。 イカレ系ありーの、R4みたいなオサレーなのありーの、RIDGE RACER V みたいに無機質で没頭する感じの曲ありーの、RRみたいにギターがガシガシ鳴ってる曲(新しい車もらえた時の曲とか)もあったりして、もーおなかいっぱい。 まさにリッジの音の歴史と云っても過言ではないラインナップですわ。 ちなみに、オプションのところにプレイヤーという項目があって、なんとこの美麗な映像を流しつつ、今回の曲をメドレーで演奏してくれるモードまであります。 素晴らしい!

総評としては、PSPすげー!リッジ最高!!って感じですわ。(w

んで、PSPの映像が美麗というのは散々語られてるわけですが、大きなターニングポイントとなるのは、この映像が携帯ゲームで実現されているってこと。 コンシューマ機の性能は既にゲーセンを追い越した感がありますが、携帯ゲーム機に関しては、今までは逆立ちしてもコンシューマやゲーセンレベルのソフトの完全移植は出来ないハードで、携帯機だから仕方ない、という諦めもありました。 しかし、リッジレーサーズを見る限り、既にPSPというハードはPS2ソフトのレベルであれば完全移植が可能というポテンシャルがあることがわかってしまいました。 ユーザとしては、こういう「ハードの性能が無いと実現不可能なゲーム」が携帯機で遊べることの意義はとても大きいと思ってます。
しかし、逆に開発側にしてみればきっと辛いことなんだろーなぁ、と想像してみる。 これだけ緻密なゲームを作るとなれば、当然莫大な開発規模が必要となるわけで、もはやPSP市場に関しては、弱小ソフトハウスは屍の山を積み上げるしか無くなるのでは、という心配もあります。
でも、PSPがこういう方向性を打ち出してきたのに対して、NintendoDSが敢えて1世代前のアーキテクチャで、美麗さよりも感覚的な面白さを追求したハードを出してきたというのが非常に興味深いです。 今後は、PSPを中心とした大作主義と、NDSを使ったゲームの本質的な面白さを追求していくものに分かれていくんでしょうな。 というか、このまま両者が潰し合ってどちらかが生き残るといった状況ではなくて、これだけ性格の違うハードなので、両方ともそれぞれの特徴を生かして盛り上がっていけば良いなー、と願うばかりです。

他のソフトもやってみた

というわけで、本体と一緒に買ってきたソフトも試してみました。

  1. ヴァンパイアクロニクル

実は私は格ゲーをほとんどしない人だったりします。 やっぱり、必殺技のコマンドが上手く使えないってのが一番デカいですかねぇ。 ちゃんと出せれば楽になるんでしょうが、どうもタイミングがイマイチつかめない。 しかも沢山種類があるもんだから、さっぱり覚えられなくて泣きが入ってしまいます。(T_T)
んで、そんな中で唯一割と遊んだのがヴァンパイアシリーズだったりします。 何故かというと…ビクトルというキャラがいるんですが、コイツは敵に近づいてレバーを廻したり左右に振りつつパンチを連打すると、電撃パンチみたいなのが出て割と強いのです。 あと、BGMが敢えて漢臭くなく、どこか翳りのあるテクノってのが私のツボにハマって好きなんですわ。 やっぱり、ゲームはBGM重要ですにょ? ちなみに、格ゲーで一番好きな楽曲はサイバーボッツだったりします。(w
で、PSP版。 なんか色々なオマケモードがあるようですが、とりあえずARCADEをプレイした感じ、BGMがアレンジされてるかなー、という以外はほぼ同じ。 ただ、私にはどーしてもPSPのボタンでのプレイがダメです…(T_T) 相変わらず必殺技が出ないし、ボタン押しまくりだったので、1プレイしたらもーグッタリ。(T_T) 多分、好きな人にはたまらないデキなんでしょうが、私にはどうやら合わなかったようです。(T_T) そのうち、誰かに3000円くらいで売っちゃうかも知れず。 …誰か買う?(^^;)

  1. ルミネス

事前情報としては、「Rezの水口Pが絡んでるらしい」「パズルゲームらしい」「音楽が良いらしい」程度しかなかったんですが、実際にやってみると単純が故に結構ハマってしまいました。 要するに、2色の四角いキューブを回転させて、隣接するブロックと同じ色の四角形を作ると消えるというルールの、よくある落ちものパズルです。 んで、曲はRezみたいなバリバリのテクノとは違って、もっと落ち着いててポップな感じ。 MONDO GROSSO の曲は知らないんですが、こんな感じなんでしょうか?? 何よりもお手軽なので、ちょっと空いた時間にプレイするにはちょうど良い感じです。 値段も安いし。

やっぱりルミネスもヤヴァいよ!!

さっきの文章書いてから、気づけば1時間くらいぶっ通しでプレイしてました。(^^;)  単純が故にハマるというのもありますが、曲のほうも最初はポップな感じだったものの、面が進むにつれてRezっぽい感じのも出てきて、どんどんトランス状態に。 もーやめられない止まらない!(w 私の中ではテトリスの再来といった感じになっております。 四角いブロック軍団再び、といった感じ。
このゲーム、見た目もルール自体も割とテトリスに似てるんで、是非とも九段下の某プロデューサ様にプレイしていただきたいなぁ。 そういえば、ナムコ食玩がもう秋葉で売ってましたが、サンプル盤は結局戴けないもんでしょうか…?? 楽しみにしてるんですが…(T_T)

というわけで、ゲームサウンドミュージアム〜ナムコット編〜の裏話

もうImpressで発表になってたんでバラしますが、スペシャルシークレットのマインドシーカーは、最初楽曲だけ鳴らそうといつもの方法で色々解析したものの一部の曲しか鳴らすことが出来ず(なんか、BGMデータとかごとバンク切り替えで場面ごとにごっそり入れ替えてるらしいT_T)、結局は別アプローチとしてゲームが若干楽になるイカサマなパッチを作って、無理やりゲームをクリア(!)することで全曲録音したのでした。(ちなみに、私は最初に検証作業だけ行ったので、実際の収録を行ったのはたぶんbaddy氏だと思います。 こんなムチャなゲームを最後までプレイしていただきありがとうございますm(_ _)m) ちなみに、カップリングのケルナグールも私の担当でした。(こっちは楽勝だったけど)
そんなわけで、恐らく一番解析に時間のかかったソフトで、(イカサマだけど)エンディングを観た日本で数少ない人になったという意味で非常に思いいれの深いソフトになってしまったので(ちなみに、ソフト自体も私が秋葉で買ってきた私物です^^;)、せめてコレ(とファミリーテニス)は手元に残しておきたいんですが…スペシャルシークレットは前回の苦い思い出があるので(4箱買って全て同じロットだった。 つまり、40個買って10種類しか揃わなかったのですT_T)、自分で買うのは辛いなぁ…ランダムに買って全部揃えるのも辛いが、1カートン(80個)買うのも金銭的に辛すぎる…(T_T)
ちなみに、マインドシーカーの最後の地獄の試練(イカサマしないとこんなの無理!)と、放送事故かと思ったエンディング前の謎のアレ(多分、念を送られてるんでしょう…)そして、エンディングの有難いメッセージの数々は、本当はナムコットDVDに是非収録して戴きたかったんですが、大人の事情で結局お蔵入りに。 理由は…多分ご想像のとおりです。(w