祖国の空をあなたに守ってもらうために私ができることⅡ

 夏である。夏と言えば、花火?水着?ペヤング?そう、リアルアーケードプロ(RAP)改造の季節だ。実際に交換したのはもう1ヶ月くらい前だけど気にしてはいけない。今回の記事も写真たっぷりでたいへんBUROGUらしい。

今回はボタンではなくレバーの交換が主なテーマである。広大なネットを駆使してセイミツ工業さんからレバーとグリスを取り寄せた。レバーは1300円、グリスは2000円くらいだったはず。ちなみに三和レバーは何故か2000円以上する。


レバーはセイミツのLS-56-1を選択。RAP自体がPS1用の後期タイプなのでLS−32系の取り付けが困難だという噂を真に受けた結果である。更にLS-56でも軸受のある方にしてみた。今までの三和レバーには無い(であろう)ものなので、物は試しというやつだ。その軸受に塗るグリスも信越の純正もの。色々と知らない初心者はこうした道具をケチってはいけない。

という訳で、裏蓋を開けてレバーを取り外してみよう。詳しくは割愛または前回の記事を参照。ここまでは目についたネジをガンガン取っていくことでなんとかなる。肝心のレバーは頭(オレンジ部分)をはずさないと本体を抜くことができない。レバー裏面を見ると軸にマイナスのスジが入っているので、そこをマイナスドライバーで固定しながら頭を回そう。スムーズに頭がとれるはずだ。


ここからはレバー交換を目的としていないとなんのこっちゃな領域に入っていく。

型番によって色々あるようだが自分のRAPの三和レバーはいわゆるハーネス接続タイプであった。
そのハーネス接続部分は、ご覧のとおり謎の硬化剤によって固められている。
ハサミで切込みを入れたりしつつ、ペンチでひっぱったら硬化剤は綺麗にとれた。再使用は出来ない。

その後ハーネスをひっこぬくことでめでたく三和レバーは自由の身となる。

左のオレンジが三和、右のピンクが新しいセイミツである。
写真ではわかりにくいが、レバー自体はほんの少し三和が長い。
また裏のスイッチ部分(写真忘れた)がぜんぜん違う。

ではセイミツレバーを接続しよう。

といっても指すだけなので特に難しいことはない。
ただし、ハーネスの裏表が少々判別しにくい。
謎の硬化剤の跡とか僅かな裏表の違いを見切って今回は何とかなった。印をつけておいてもいいかもしれない。

と、あとはネジを閉めるだけというところで一つ問題が起きた。
元々三和を天板に固定していたネジが長すぎるのだ。

この問題はセイミツの<台座⇔天板>間の距離が、三和に比べて短いために発生した。
ご覧のとおり、ネジが天板裏に達してしまい、これ以上ネジを進めることが出来ない。困った。


日曜大工のド素人なりに頭をうんうん唸らせて解決法を探る。次のようなものを思いついた。

1. ネジを切って短くする
2. 天板に穴を開ける
3. このネジに合うナットを探す
4. 同じ経でより短いネジを探す
5. セイミツの台座部分を厚くする

これらは一応ひと通り試した。挫折の順番として、ニッパーではネジが切れないので諦め、金属に穴を開ける道具がないので諦め、ナットが全然ないので諦め、ネジなんか無いので諦める流れ。結果、5番の案を実行に移し、なんとこれが割と成功した。


加工しやすく厚みがあるものとしていらないハガキを選択。これに穴を開けた上で重ねあわせて厚さを調整。8枚分の厚さがこの場合調度良かった。これをテープでまとめたものを2つ作り、ネジを通すのである。要するに、足りなかった厚みを紙で稼いだわけだ。これが思ったより具合がよく、1ヶ月RAPを酷使しても未だレバーのズレ等は起きていない。素人でもやればできるもんだ。

レバー交換は修了。ついでに三和ボタンも新しいのに交換しておく。購入先は忘れたが、1つあたり150円くらいだったはず。交換の内容は同じなので前回の記事を参照。

余談だが、RAPの改造を行う時は、電線が短かったりして天板をどこかに置いておくのが難しい。そこで本体の空洞に、天板をまるごと斜めに差すととてもいい感じになると分かった。真似しても良いぞ。

レバーとボタン交換完了。色分けはスパ4のトレーニングモード時の弱中強配色に合わせてみた。


八角ガイドをつけてみよう>
ここからは日を改めているが、レバーの動きの制約をより円運動に近づけるために八角ガイドを買うてみた。注文がこれだけだったのでセイミツ工業から普通郵便で届いた。

普通レバーには既に4角のガイドがついている。これを正方形として使うか、45度回転させて菱形状(上下左右を優先させる)形で使うかは、ゲームによって異なる。このガイドを45度刻みで正8角形にしたものが8角ガイドだ。

特に難しいことはなく、レバー裏に刺さっている長いネジ4本を外してガイドを換装するだけである。

と、ここで八角ガイドを更に22.5度回転させて置いてみたらすっぽりはまった。

これは使い道分からないけどすげえ!と感動に打ち震えたわけだが、よく見るどネジ穴が無い。これは完全な罠だった。読者諸兄も気をつけて欲しい。

という訳で、ド素人によるレバーボタン交換は(ほぼ)無事に完了した。使用者からも、
・セイミツのカチカチ操作感が素晴らしく、ザンギのショートジャンプ(真上入力から5フレーム以内に斜めに入れることでジャンプ距離が短くなる技術)がたいへんやりやすい
八角ガイドはとても回しやすい。座りからのスクリューのミスが減った
などなど喜びの声が溢れている。大成功だ。

これでしばらくはこのRAPも現役続行である。めでたし。
それでは、次はセイミツレバーのグリス塗りでお会いしよう。

みんなはザンギのために ザンギは祖国のために

 そういえばブログ持ってた。いやBUROGUだった。


 あけましておめでとうございます。今年に入ってから一切何も書いてなかったためこの挨拶から始まらざるをえない。怠惰の原因は書く気が起こらなかったなんていうレベルではなく、そもそも存在を忘れていた。ツイッターのせいで他人様のブログやHPを見るという習慣が完全に失われてしまったのだ。ツイッターとは全く便利なもので、1つのネットサービスで人々の発信のほとんどを享受し、更に直接コミュニケーションをとる所まで可能にする。しかし便利になった反面、140文字で書けない内容を読む機会が失われているのも1つの損失であろう。もちろん当ブログはそういったウェブ文化の変容に警鐘を鳴らすことはせず、毎日顔を合わせているため誰もが知っている当たり前の情報を定期的に発行する学級新聞以下の内容でもって事に臨みたい。そして当ブログは定期的ですら無い点で学級新聞に大きく劣っている。


 新年度になったが身分はほぼ変わらず大学に行ったり行かなかったりしている。変わったことと言えば、世の学生諸君に対して偉そうに講釈を述べた上でテストまで課しあげくのはてには単位を与えないこともありうる非常にうさんくさい仕事をいくつか行なっている。やってる最中は割と楽しいのだが、準備が相応に必要なこと、一部の現場が僻地のため毎週通うのが既に億劫になっていることが辛いといえば辛い。とはいえその程度で済んでいるので現状はとても平和かつ満足だ。今後も合法ニート、学生崩れ、などの形容詞がふさわしい生活を送って行きたい。


 前置きはこの程度にして本題に入ろう。最近のザンギエフ事情であるが、なんと年始からBPがまったく増えていない。ある日は増えるのだが次の日に間違いなく減る。この慢性的前後運動のせいでBP21000はほとんど変化していない。更にまさかの2013アップデート(※)決定のニュースのせいでランクマをする時間が激減。したらば大会の前後の時間を中心にしか研鑽を積めていない。由々しき事態であるが、いま得る知識やBPが1年後辺りには無駄になっている可能性もあるわけで、ランクマやる気をだせというのも酷な話だ。幸いといえば、ザンギエフランキング5位以下のプレーヤーのやる気も同じようなものらしく、今バージョンで4位というポジションはおそらく変わらないんじゃないかと思う。もし変わったらならやる気出す。

 3月末に2度めの3on3大会があり頼もしいメンバーと出場した。自分は2回戦から先頭に立ちPP5000〜6000のキャミィとセスを倒すも、ラスボス的鬼に3タテされて2回戦敗退となった。他人が戦っている試合で一喜一憂できるので大会は楽しい。 

 都会の駅(近くにゲーセンがある駅の意味)に行く機会が増えたので、ゲーセン振興のため時間を見つけてはアーケードで100円入れたりする活動を行っている。ラグが無いので昇竜セビ前ステをほぼ見てから祖国したり、ヴァイパーのハイジャンプの掛け声に反応してノーモーション低空ぎみシベリアンしたりできるので大変楽しい。が、こちらの大Kすかしも大抵見切られるので苦しいポイントが家庭用とは変わっている。店の場所などの事情もあるが1時間で300円も使ったら今日は負けてるなという印象。あとは自分のカードを登録したいので携帯用ウェブサイトに接続できる機器がちょっと欲しい。ケータイはまだ変えない。

 
 他方ドラクエ10は3度目の大型バージョンアップを超えてもまだ普通に続いている。アップデート前後の各種素材価格の変化に目をつけ、先のアプデでついに先物投資を行なってみた。7〜8種類の素材に目をつけ値動きを期待しながらバザーで底値の仕入れを続けた結果、投資金額の実に200%を超える利益を確保できた。ただし金額自体がそれほど多くないので一級品の武器を買たり出来るほどではない。ポイントは現在と将来の素材の使われぶりの予想比較と人々の期待の予想だった。これドラクエの話じゃないな。

 何だかんだで100万Gの貯金ができたが、それらは引越し代金とコインボス用装備と私用の芸人向け高級装備品に消えた。また貧乏なので貯金に励む日々が続く。これもドラクエの話じゃない気がする。

 覚えてる限りの最近の主な出来事
・種族限定のチームに入団。チャット画面に並ぶ顔が非常に可愛いことになっていてとても満足。なおそれ以前に入っていたチームは突然解散してしまった。リーダーは現在行方不明。
・広い土地と家に引越し。家具を置きまくりたいのに設置限界数に達してしまい、自宅のスーパー銭湯化計画が頓挫中。
・レベル上のために一時的に爪武闘家となり、ついでにバズズを10回くらい倒す。上のチームの大富豪の方の協力もあって出費は大分少なかった。無事に指輪を2つ貰ったが、10回中2回当たりというのは相当運が良いらしい。最近のスクエニは本当にケチだ。
・家具製作に乗り出すも、供給10に対して需要1以下(実数)で全く割に合わない。ただし武器生産と比較して大損もしないのでレベル上には使えるかもしれない。品物が捌ければの話だが。
・スキル配分の点で芸人がほぼ完成。問題はこれまで2度しか芸人にお呼びがかかっていないこと。
・音楽がオーケストラ化してるという理由のみでWiiUが欲しい。超欲しい。


<※今日覚える各ゲー用語>
本日のテーマ:アップデート

 主にMMORPG格闘ゲームにおいて行われる難易度・システムの改変のこと。調整とも言う。格ゲーのキャラクタ間のバランスの偏りを調整することによって該当ゲームのプレイ人口を維持・増やす目的で行われることが多い。その内容は、技ごとのダメージやキャラの体力の増減、フレーム数の変化が中心となるが、稀に技の追加および削除も行われる。過去行われたのは例えば、波動拳のダメージが以前より10増える(リュウの体力は1000)、小スクリューの間合いが少し伸びる、EXバニを当ててもダウンしなくなる、セスの垂直ジャンプ大Pの手が伸びなくなる、コーディーの中段技をヒット時3フレーム不利→1フレ不利に変更、などなど。
 スパ4の場合、アップデートで何を変更するかに関する要望をユーザーから募集している。ちなみに過去の募集では公式ブログのコメント欄に「自分の使っているキャラをこうして最強にして下さい!」というコメントがあふれる地獄絵図となった。そのためか、今回アプデに関するの要望募集は入力フォームで送信され個人の要望は基本的に非公開となっている。

使用例:
・最近階段をのぼると息切れがするのはアップデートのせいなので公式サイトで調整内容をチェックする
・「アップデートによるキャラ削除で5人となったももいろクローバー!」
・A「結婚して彼女が妻になってから不利フレームが増えたよ。」B「アップデートあったんだね。」

ザンギの年の瀬

 実家で迎える年の瀬である。ちょうど1年前の年末の地獄ぶりとはうってかわってとてつもなく暇で困る。


 2012年はザンギエフ躍進の年であった、と言わざるをえない。この1年の出来事のラインアップは、学歴コンプ(コンプリートの略)、ミンサガレベル5地図発掘成功、2年ぶりくらいに人前でドラムを叩く、ドラクエ発売、ジェネシスの厨房に立つなどのビッグニュースが名を馳せる激動の年であったが、やはり一番大きいニュースを取り上げるとすればザンギエフを挙げることになる。以下、その出来事をうろおぼえ年表形式で見てみよう。

2月ごろ:PP5000を突破。多分上級者といわれるゾーンに片足を突っ込むことに成功した。
3月ごろ:ザンギの王に連コイン(連戦を挑まれる、の意)された後ツイッターでフォローされる
4月ごろ:スパ4関連のフォロワーが増加
7月ごろ:スパ4関連のフォロー数が知り合いの数を超える
9月ごろ:ザンギエフBP20000突破
11月ごろ:したらば深夜&週末大会に出始める。2度目の深夜大会にて優勝。名前がちょっとだけ知れ渡る。
12月ごろ:週末大会で準優勝×2回。またしたらば杯に急造チームで出場、初戦で敗退する。

 
 今年1年が充実した年であったことが伺える年表である。名前がちょっと知れ渡るという点を補足しておこう。大会ではいわゆるニコニコ生放送を通した配信が行われるのだが、大会に出場を重ねることで僕の名前が少しづつ覚えられている。僕はその配信を聞きながら実際は画面を見て戦っているわけだ。その際、配信していただいている方が僕のことを褒めてくれて、これがなんというかとても嬉しいけどものすごく動揺する。試合中の「これは上手い!」なんていう実況はともかく、対戦前に名前が表示された時などに「猛者」とか「この人は強い」とか褒めてくれるのがありがたいけど物凄く恥ずかしい。とは言え、知らない人に上手いと言われるレベルにはなったということだ。今度からどのくらい上手いのと聞かれたら、僕の知らない人が僕の名前を知ってて上手いって言ってくれる程度、と答えよう。
 最後のしたらば杯だけ詳しく書いておきたい。3on3形式でのトーナメント大会でたしか60チームくらいの参加があった。僕は前日に急遽チームを募集しランクマで何度も戦った方と、大会で手合わせした方2名と出場した。2名ともブランカで、先方と中堅を担当して頂き、なんと相手のPP5000近いいぶきと銀のハゲを倒した上で大将の僕へ繋いでくれた。これは仕事をしなければいけない状況だったのだが、相手のPP6000フェイロンにほとんど何も出来ず惨敗し、初めてのチーム戦は終わった。
 このPP6000フェイロンが凄かった。今でも目に焼き付いているが、こちらのすかしヒザに反応してバクステをしスクリューを決めさせるスキを一切持たなかった。かといって攻撃を当てにいったらしっかりガード&対空もする。こちらの対応としては、すかしヒザ後のバクステを確認してからバニを振ってバクステ刈りをする必要がある。しかしそれ以外も、ザンギが差し替えせるしゃが大Pを少なめに撒きながら基本は弱烈火拳の遠目当てで吸われないような完璧な立ち振舞であった。今もう一回戦っても絶対に勝てない、何か僕が新しいものを身につけないと勝てない、と思わせる本物の猛者。まだこういう人がたくさんいる。要は普段ランクマにいない方々が大会には出場する。そうした方々との対戦機会を持つという意味だけでも大会に出場する意義がある。

 来年は酷使したRAPのボタン及びレバー交換からスタートし、ザンギランキング更新を目指して精進したい。

祖国に自宅を

 月に一度ザンギかドラクエかとらぶるの話をするBUROGUはこちらでございます。

 エヴァンゲリオンのQを観てきた。今週末にはもう一回見に行く予定。感想を書くとネタバレになるが、文字色を変えることで回避しよう。BUROGUは便利だな。

※11/29加筆
2回目の観賞で解決したこと、新たに気づいたことがあったのでちょっと追加。

////////////ここから//////////////

破みたいな気合と根性とトラウマとカタルシスで一喜一憂できる映画を期待していったので、その意味ではがっかり。とはいえある意味ではエヴァンゲリオンそのものだった。TVでやってた意味不明さを想像すると近い。
 また絵が適当になった印象を受ける。破はフライをキャッチするために初号機がダッシュしていくところなど色々と綺麗だった気がするが、そういう部分があんまりなかった気がする。
 問題はストーリーだ。最初の6分間とやらは事前に公開されていたらしいが僕は現場で初めて見た。その後いつものように病院で目覚めるシンジくんを見て、これが夢オチであることを祈ったのは僕だけだろうか。宇宙戦艦とか14年後とかカオルくん以外の周りの人間が全員ヒドイところとかかなり絶望的な世界で、とても破の続きの映画とは思えない。とはいえ大人が全員どうしようもないのがエヴァンゲリオンの特徴だと思う。ネットを色々見て世界はループしてるとか、Qは破以前の話だ、とか諸説あるみたいだけど、そのへんの根拠がタイトルの暗喩などメタ方面にしか無いのはちょっと残念。嫌いじゃないが、作品内だけで完結させてあるほうが好みだ。


以下、これまでの辻褄があわなそう、あるいはよく分からなかった点を箇条書き。順不同。
・破の次回予告の更にあとの話なの?予告が終わったあとの話、1週飛ばしてジャンプを読む感じ。
●破の最後は6号機がカシウスの槍投げサードインパクト阻止したはずなのに、Qでは起こってる風なのはなんで?
 →ニアサードインパクトとしては成立してた?リリン的にはニアでカオルくん的にはサード?
リリス(?)上に2本のロンギヌス刺された6号機がいたんだけど、これに乗ってたのカオルくんじゃないの?なんで槍のこと知らないの?
 →自立型に改造されたそうなのでカオルくん関係ないぽい。Q予告の間の話?
・6と9だけなんでマーク某って呼ぶの?あの庵野でも6を返せば9になるの?
・オープニングで回収した初号機が宇宙戦艦の動力になってるってことは、オープニングからシンジくんのお目覚めまでにも時間が経ってるぽい
・そもそも初号機がなんで宇宙にいたの?
・破を観返したけどポカ波さんは本なんて読んでなかったよ。序はまだチェックしてない。
●槍を抜いたらフォースインパクトっておかしくね?逆じゃないの?
 →やり直し=インパクトとは言ってないかも。フォース発動は13号機が13使徒のコアを噛み砕いてたのでOK
・ゼーレが生身で無いのがTV版と全然違うね。碇父をリリンの王と呼ぶってことはゼーレはリリンじゃないの?
・リリンはここに来れないってアスカさん言ってたので、彼らはリリンじゃないの?インパクト爆心地ではリリンは溶けると考えると、溶けないのはリリン以外の生き物か。3人(+1人)のアダムスとやらでいいのかな?でも綾波リリスのコピーじゃなかったっけ。
・お父さん、せっかく持ってきてもらったネブカドネザルの鍵いつ使うんですか
●冬月先生が写真を持ってるのはなんで?碇父はなんも残ってないって言ってたよ
 →写真の裏に宛名が書いてあったのでどっかから送られてきたもの?文字は読めない。
・トウジくんいつもジャージだったのにシャツなんてどこから持ってきたの?破では死んでないんだから驚く必要なくね?
●雲が晴れるということは爆心地はかなり上空にある。逆さになってたピラミッドはなんだろう。形はネルフ本部?でも上空へ登るんじゃなくて階段を降りていく理由はわからん。
●爆心地にある青い球体の謎。海が青い地球に見える。TV番の地球?
●宇宙戦艦は南極ぽいところで何してたの?
●そういえば初号機以外には母の魂入ってない
●DATの曲番号がTV番旧劇で26、破で27、Qで28だった。
●フォース発動のところで黒い月が浮かんできてた。そういえば今回白い月ってあるの?
使徒がいなかったら生命の実無いからもうインパクトおこせなくね?


だいたいこんなところか。もう一回見て確認できる所があればいいな。多分なんにも情報ないだろうけど。
今のところは、シンジくんの記憶と世界が違うところ(綾波の本、トウジのシャツ)に注目して、世界が1週したけど変わったのは世界じゃなくてシンジくんだけ古いのに戻った説を主張しておく。カオルくんの勘違いはテンドンなのでスルー。Qの笑いどころはここしかない思う。

どうでもいいが、巨神兵in東京のクレジットに「巨神兵宮崎駿」と書いてあるのを見て、ハヤオが巨神兵のきぐるみを着て動きまわったのかと思った。意外と痩せてるじゃねえかと思った。

//////////////ここまで/////////////////


 ザンギはBP20000を超えてめでたくA+入りした。どこまで伸びるかはちょっとわからない。またやってることは知っていたオンラインの大会に初めて出場し、初回は初戦敗退したものの、2回目の出場で運良く優勝を勝ち取ることができた。とはいえ、自分のプレイを見返す限り、どう考えても相手の確反ミスに助けられており、まだまだ強者への道は遠い。ランクマで見たこと無い猛者がいるみたいなので、今後も出場を続けていきたい。
 しかし大会という場は、ランクマやエンバトとはまた違う戦いだということがわかった。スパ4で緊張することがあるとは思っていなかった。1度負けたら誰でも終了という背水ぶりなのでどうしても縮こまった立ち回りになってしまう。これはとにかく1ラウンド取ると大分気が楽になる。その後はなるべくいつもどおりに、たまに大胆にやっていくのが望ましい、というか誰でも普段はそういう感じなので、いかに大会という非日常の場で通常状態を取り戻せるかがカギであろう。そのうち慣れるのかもしれない。


 ドラクエ10では故郷であるプクランドのど真ん中の自宅を20万Gほどで購入し、中身を銭湯にして遊んだりした。マッサージのため布団だけ置いておき、実際の用途としては寝るだけの自宅だ。これで大体1万回ほど自宅で寝ると宿屋の代金で自宅建設費を回収することができる計算。
 基本的にやることがないので大した進展はない。旅芸人と魔法使いがレベル55になり、あとは大体40〜50、レンジャーだけ手を付けてない感じ。たまに狩りに誘われたりの変わらぬ日常である。

おかねはだいじだよ

 大型バージョンアップを経過したドラクエ10。購入時には用途が分からなかった16GのUSBメモリーはこういうことに使われるのかと納得した。そんでもってMMOがどういうゲームかやっと分かってきた。

 どうやらMMOは金や経験値といったキャラクタ強化に関わる数値をインフレさせてはいけないゲームのようだ。貨幣価値の下落は長期で遊んでもらうプレーヤの「飽き」につながる。従って、インフレを防ぐために、敵を倒せば無限に増えていくゴールドをシステム側で吸収していく制度が必要となる。これまでは、電車賃25Gとバザーの取引値5%がそのシステムの主要なものだったが、新要素であるスキル振りなおし10000Gと土地・家・家具の販売開始によって流通するGをシステムが吸収する新しい制度が始まった。http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/378f44cac48a091033859b37054b8de7259acbcd/のデータによればプレーヤの平均所持金額は3万Gほどらしい。プレーヤ数を30万人と考えれば、ドラクエ10国民総生産は最低でも90億G以上、武器防具屋での購入や宿屋使用、バザー5%を考慮すると本当は桁が一つ二つ増えるだろう。出来れば全バザー取引総額とか電車利用者数も知りたいところだ。これを公開しないあたりは、運営としても貨幣価値引き上げの程度を知られたくないという思惑が見られる。

 そのへんどうなってるのかおおまかに考えてみた。国勢調査によると倒されたモンスターは約31億匹。1匹あたりが落とすGを10Gと見積り、職人ギルドの依頼によるバイトも考慮して総生産をとりあえず500億Gと考える。対して今回販売された土地の価格は最大50万G。土地の購入に総生産の10万分の1もの費用がかかるということは、現在の日本で言えば家を買うのに50億円かかるということ。最低額の2万に落ちたとしても、現実では一戸建てに2億円払うような感覚だろうか。実に1G=1万円の超円安ゴールド高である。
(ただしRMTは除く。日本円は無いと暮らせないがドラクエでGが無くても誰も死なない、そもそも規約違反の行為という理由で単純比較にはむしろ向いてない)

 また平均所持金額3万というデータにはびっくりした。どう考えても少なすぎる。特に大儲け出来るような狩りを行ったわけでもなく、初期のうちからせっせと棍を作って売りさばく自分のような人間も30万Gの貯蓄ができた。おそらく流通G総額の90%は上位1%のプレーヤが所持しているという、今のアメリカみたいな社会状況にあるっぽい。廃人とそうでない人というプレイ時間自体の格差もあるが、特に新規で始めたプレーヤと、最初から遊んでいるプレーヤとの格差が深刻だ。現在は木工生産品が軒並み供給増加・需要激減という憂き目に会い、生産品が全くさばけない状況である。新しく職人を始めた人で黒字が出る人は稀だろう。これを考慮したのか知らないが、生産品の材料採取量もバージョンアップで激減した。そのため先週と今では一部素材の値段が高騰している。ならば完成品の値段も上がってしかるべきと思うかもしれないが、武器を装備する需要自体はむしろ減っているため、価格は下落傾向だ。最初に割りを食うのはいつも生産者なのだ。

 ごちゃごちゃしたので整理しよう。バージョンアップの内容のうち貨幣価値増加傾向をもたらす変更は、
・土地・家、スキル振りなおしの費用
・スキル振りなおしの一面で、格闘への振りなおしによる武器需要の低下
・新武器登場による現状の武器需要低下
・武具の店買取価格の下落→バザー出品最低額の下落
くらいだろうか。まだあるかもしれない。

 逆にインフレ傾向の変更は
・素材収集ポイント減少
・旅芸人の証で取得ゴールド1.5倍
・バザー出品時に店売り価格を提示→投げ売りの減少による価格上昇

 思いついたのはこのくらいか。結論は、今後もデフレ続行であること、デフレの主要因は武具の需要減ではないかということ。後者が深刻で、今新しい武器を生産できるのは、時間を注ぎ込める廃人及び新しい素材を買って生産が出来る一部の資産家のみ。長期的には全員が現在のトップの生産状況に追いつくだろうが、その時は既に武具需要が終わっており生産品の供給者は軒並み利潤ゼロ。まるでミクロ経済学の教科書みたいな状態になりそう。

 
 そろそろゲームの話をしよう。こういった状況に目を向けなければドラクエ10は大変面白いゲームである。最近の出来事を年表でまとめてみた。

9月初め:ラスボスを討伐。戦士50×2、僧侶50に混じって旅芸人47がそこそこに活躍。殴ったのは1回くらいで常にベホイミ、ザオ、バイシオンに徹する。これは以下すべての狩りで同様。魔法の聖水を10個くらい消費するので金がかかるなと思った。討伐後フレンドが増える。
9月中旬:知らない人に声をかけてもらって「竜のおまもり」というアクセサリを拾うため、ラスボス並に強いドラゴンを延々と狩る。1日またぎ2日間計100体くらい倒したところでゲット。記念撮影をしフレンドが増える。
9月下旬:旅芸人レベル50になる。上のと同じ方にクイーンスライムが落とすレシピ狩りに誘われて参加。こちらは2日間挑んだが失敗。10分に1体しか出てこないのは辛い。上のドラゴンと合わせてまほうの小ビンを200本は使った。
9月下旬2:また同じく、今度は天使のソーマを落とすグレムリンみたいなやつの狩りに参加。こちらはいくらでも出てくるので非常に楽。1時間ほどで6個くらいゲット。大体12000Gの黒字。
9月下旬3:更に同じく、僻地で出てくるゴールドマンを狙う狩りに参加。全然出てこなくて諦めかけたところ、湧いてきた金色のゴーレムがきんかいを落として円満に終了。使い道のないアイテムなのに何故か20000Gで売れる。
バージョンアップ後:レベルキャップ開放クエスト現地にてメガザルロックを延々と倒す狩りに参加。3人中一人だけ先に目的達成してしまい、気を使ってもう1戦挑んだら残りの2人が同時に取得。劇的な幕切れで円満に終了しフレンドが増える。
おとといくらい:単価3000Gくらいのアイテムが何故か60個20000Gで売られているのを見つけ震えながら購入。おそらく金額を一桁間違えた誤発注。見つけてからお金を下ろしに行ってまた帰ってくるあたりがものすごく緊張した。10万G以上の黒字。みんなもバザーにしゅっぴんするときはきをつけよう。


 最後のはともかく、この一連の出来事によって、金儲けはレアアイテム取得で行うものであり職人で金儲けするのは間違いだということにようやく気がついた。身の振り方を考えたいところだが、どんなにフレンドが増えても基本一人で遊んでいるので、多人数が必須の狩りには向いていない気もする。しばらくはほそぼそと木を削る日々が続く。

ためしてドラクエテン

 ドラクエ10発売後3週間が経とうとする夏の終わり。発売日に買ってから普通に遊んでいる。昨日で初回20日無料券が切れたので思ったところをメモしておく。いろんなところに書いてある内容だと思うけど。

 オンライン化発表の時点で、MMOなんてドラクエじゃない、という印象を誰もが持ったであろう。悲喜交交の感想があるとはいえ、ドラクエ10はこの点をクリアしている。3Dなんてドラクエじゃないと言われた8、携帯機なんてドラクエじゃないと言われた9も、蓋を開けてみればドラクエそのものだった。この意味で、ドラクエ10も同様にドラクエである。ただし、そのドラクエ感は9までのシリーズと比較してかなり薄味になっている。キャラクタは鳥山だし音楽はすぎやんだしシナリオも堀井だ。この3つさえ揃っていればドラクエドラクエたるものになるが、もう一つ重要な要素がドラクエ10には抜けている。

 その最大のダメポイントが経験値と金のデフレ化だ。MMOだから仕方ない、というのは置いておく。確かに毎月1000円の接続料(=ほとんどサーバー維持費)をペイするために、超長期間ユーザーに遊んでもらう仕組みを作らざるをえないのは分かりきったことである。従ってあらゆるMMOに共通して、通常のコンシューマRPGの何倍もの期間を持たせるために、敵を倒してもらえる金と経験値を水で薄めるわけだ。

 しかし、やっぱりこれがよくない。もうちょっというと、ドラクエ10における経験値の少なさはドラクエらしさを激減させる要素になってしまっている。本来ドラクエは勇者を成長させるゲームだ。最初は弱いスライムに四苦八苦しながら一歩一歩経験を積み、最終的に魔王を打倒するレベルまでに至る成長のゲームだ。こうした成長を進んで行わせるインセンティブドラクエ10には圧倒的に欠けている。

 今回のドラクエは、これまでの階段の1段分を更に細分化した100段分のミニ階段を延々と登らせている。もちろん敵を倒し続けてレベルを上げる、という作業自体はこれまでと変わりがない。しかしこれまでの階段登りには、必ず2つのショートカットの選択肢のどちらかがあった。1つはご存知メタル刈りである。FC版3以降の要素であるが、自分と同レベルの必ず倒せる敵を倒す代わりに、めったに倒せないメタスラ・はぐれメタルを狩ることで、通常の狩りを上回るボーナスを獲得することが出来る。このショートカットが最も一般に浸透したのは9のメタル地図だろう。もう一つの道は、自分よりはるかに強い敵を頑張って倒したときのボーナスである。FC版1、2がこれにあたる。最も有名なのはドラクエ3で船を手に入れた直後にアッサラーム南方の火山周辺でフロストギズモやトロルを狩るパターンであろう。適正レベルより10レベル以上も高い強敵を相手にするので4〜5回も戦うとMPや道具が尽きてしまう。その代わり、その頑張りにふさわしい経験値を獲得することができた。

 これらのショートカット成長はドラクエ10には存在しない。特定のメタル出現ポイントは無く、何倍も強い敵をやっとの思いで倒しても、得られる経験値は同レベルの敵の2倍にも満たない。結果、同じ強さの敵を延々と狩る作業が唯一の成長の道なのである。

 これまでのドラクエに何故これらのショートカットがあったのだろうかと考えよう。我々は3パターンの成長の道筋を与えられていた。第1の同レベルの敵を倒す着実・堅実な成長。第2のメタル刈りにかける一発逆転の成長。第3の強敵をわざわざ相手にするハイリスクハイリターン型の成長。基本的にこれらのどれが正解というものはなく、プレーヤーは自分の考える好きな道筋で、あるいはその時の気分によって、3パターンの成長を楽しむことができた。第1の道は安全である。しかしこの道は極めて「単調」なので、第2・第3の道を選ぶことになる。しばらくするとそのリスクやメタルを追う気力に限界が生じるため、時には第1に戻ったりする。こうして成長方法を回転させることで、経験値という一つの数値を増やす単純作業を持続的に行わせてきた。開発側から見れば、第1の道が「単調」であることを前提としていたからこそ、第2・第3のショートカット成長を用意していたのではないか。そしてドラクエ10は、この単調な第1の道を自覚的に強制させていると言える。地道にレベルを上げる単線的な成長方式は、実はドラクエっぽくない。

 ところで、強いボス敵を倒すという目的のためにレベルを上げる、という当たり前の流れはまた別の話になる。おそらく10では、強いボス敵を多く配置していることで、第1の単線的成長にインセンティブを持たせているつもりであろう。しかし僕は、現状の10におけるこれを否定したい。ラスボスに至るまでに、10あるチェックポイントのうち6つを通過しろと言われ6つを通過したのだが、この6つのポイントが(現状では)ストーリー的なつながりが全くといって言いほど無い。大体4つを放置してもラスボスに挑むことはできた。そしてこのつながりの無さは、強いボスを倒す動機そのものの低下に直結する。今後、もちろん6つとは言わず10すべてのポイントを繋げるストーリー展開を強く望むが、現状では、強い敵を倒す理由が殆ど無く、従って10におけるボス打倒という目的が単線的成長を促すには至っていない。これでは弱すぎる。

 今後はこうした単調さを払拭するべく、経験値の調整以外の方法がとられるだろう。一度薄めたカルピスを濃い目に淹れなおす経営上の理由がスクエニにはない。多分、「強敵を倒すとたまに何かアイテムor成長に関わる何かが得られる」という方向で調整が行われる気がする。しかしこれは上に書いた第3の道ではない。第3の道で獲得できるものは、リスクを追う代わりに確実に2段分の階段を登ったという実感=大量の経験値という数値である。10回に1度のハイリターンのために9回のハイリスクノーリターンを経過しなければならないのは、第1の単調な道とほとんど変わりが無い。僕がドラクエ10に足らないと思うのは、一歩ずつ登れる成長の階段と、たまのショートカット、そしてそれらを自由に選べる環境だ。階段を細分化するのではなく、通常の段差のままの階段をどんどん先に伸ばしていく方向(9みたいな数度の職業転生、転生後はレベル1になるけどステータスの底上げ可能、こちらの強さに連動して成長するシナリオボスなど・・・)でドラクエ10が展開してくれれば最高だった。


 メモというには長い。しかも愚痴。ここまで言ったがまあドラクエ10は楽しく遊べるドラクエではある。一応一人でもNPCを連れて冒険できるし、パーティプレイもホイミとか攻撃の位置取りのあれこれでキャッキャできる。9の通信プレイと同じイメージでしかもコミュニケーションを取りながら遊べる。これは楽しい。楽しいが、これがドラクエという名前じゃなかったらまず手を付けていないゲームなのは間違いない。気がつくと愚痴になるな。

 NPCを連れて行くのに比べて、パーティプレイならNPCより平均レベルが3〜4低くてもなんとかなる。これは道具を4人分持てることや臨機応変な行動が出来ること、裏を返せばNPCがどうしようもない行動しかしないことによる。難しいと思ったらパーティを募るべき。そして募るときは混んでるサーバーへ行くべき。絶対誰かいる。

 廃人というほど遊んでいないが、現在旅芸人レベル43、ラスボスにレベル50の戦士の人とかと一緒に挑み、途中で中座として出てきたベリアル・アークデーモンにボロ負けしたところまで。無料期間のうちにクリアすることは出来なかった。サブ要素ではカミハルムイのジパング的風景が大変気に入ったので木工職人に。バザーで素材を安く買ってスパイクロッドを作り普通に店で売ることを繰り返して金を稼げることに気づき、いつの間にかレベル30でカンスト。最近は素材が適正価格になったようでもうこのバイトは出来ない。

 ところでここ3週間のバザーの供給と価格の流れは経済学的に大変興味深い。最初何に使うかわからなかった素材は二束三文で投げ売りされていたが、全体的に進展するに連れて用途が判明し、需要が増加=価格が高騰していった。非難する意図は全く無いが、極限攻略の方々が素材の参考価格を示した影響は大きいと思う。大企業によるインフォーマルな価格指示の一例と言えるか。素材売りは、参考価格と同じ程度で気長に待つか、あるいは安値で売って回転数を稼ぐかしかない。利益は少ないが確実ではある。

 逆に素材で作る武具は発売後1週間で早くも供給過多になった。おそらく最初に作れるようになった職人が、投げ売りされている安い素材を使って大量に市場に流したため。僕もギリギリそれに乗れた。今から始める人は、装備を揃えるのに武器屋・防具屋を一切使う必要がない。そのかわり、バザーを利用したお金儲けは非常に難しい。今現在のトレンドは、バザーで安く武具を買い、ツボorランプ錬金で特殊効果をつけて転売する商売か。武具の必要数は最終的には頭打ちになるので、それ以降は自由に追加効果を付けられる錬金系のみが生き残ると予想できる。ここを見てこれから始める人は、最初は大変そうだけどツボorランプ錬金術師をおすすめする。というかなってほしい。

A Day Of Typhoon To be continued...

 台風の夜である。テレビが無いので天気に関するニュースを見る習慣がなく、去年からはWindows7のデスクトップガジェットの天気予報のみを参考にして服の温度調節や傘を持つか否かを判断している。しかしこのガジェットの気温や天気がかなり間違っていることが多々あり、明らかに雨降っているのにも関わらず晴天の表示が出ていたりする。別にガジェットの文句を言いたいわけではなく、本日暴風警報発令のため図書館は臨時閉館するという放送を聞くまでこの地方に台風が来ていることを知らなかった、という話だ。朝から風が強いとは思っていたがまさか台風とはね。


 そんな風と雨の中コンビニへわざわざ寄って買ったSQ19のとらぶるおもしろポイントメモ。台風の中、お家で本読んだりするのはなんとなく楽しいものだ。

・扉絵…カラーの扉絵には今回の主人公というか被害者が描かれる。けっこう正確に描けているであろうランドセルにたい焼きのキーホルダーがちゃんとついているのが芸コマ。しかし「登下校も寝食も甘酸っぱい美柑づくし」というアオリ文は本気で意味が分からない。どうこじつけようとしても意味が通らなかったので考えることをやめたが、最後まで読むとなんとなくやりたいことがわかった。後述するが、両先生だけでなく編集も本気を出してきたようで、その片鱗がここに現れたのだろう。

・3P目…断言するがリトくんの読んでいる漫画は釣りキチ三平である。釣りと麦わら帽子と魚紳さんのグラサンがその証拠。記憶が確かならば三平はマガジンだったはずだが、ここであえて他社の作品を出すところに矢吹長谷見両先生の器の広さを感じたい。まあこれが集英社作品ならそれはそれで両先生は身内にやさしいとか僕は言うと思う。あとリビングにファミ通がある。よくDSをやってるシーンがあるので、とても自然な光景。

・4-5P目…美柑さんリモコンを踏む→ジェノサイドカッター→とらぶる物理法則により股間がリトくんの頭部へ→電話で実況中継、というウルトラC。久しぶりにアクロバティックな転倒で、台風を一掃するような爽やかな爆笑を呼ぶシーン。実際すげー笑った。今回のポイントはやはり電話を離さないところだろう。とらぶる物理法則が初めて電波に乗って遠隔地へ伝わった瞬間である。もし電話の相手がアインシュタインか誰かなら、この音声からとらぶる物理法則の証明を閃いたかもしれない。

・7P目…宇宙人はあいかわず変態であり、リトくんは極めて常識的な地球人であることが明確に描かれた。兄のパンツに興奮する妹を思い浮かべる宇宙人という、いったい変態を何乗したらこの数値が出るのか検討もつかない天文学的変態ぶり。かたやリトくんは、小学生なら「結城みかん」という名前でいじめられかねない、と極めて常識的な考え方。とらぶるは巷にあふれるDQNネーム・キラキラネームに警鐘を鳴らす社会派漫画だ。

・9P目…自然すぎて気づきにくいが、モモさんがパジャマの下*1を普通に履いていないところはしっかり笑っておきたい。なぜ履かない。

・10P目…妹の学校での様子をこっそり見るためはにパンツになればいいと0.5秒で思いつくモモさんと、それを一晩でやってくれるララさんたち変態姉妹。本当は自分も履いてみたいというモモさんのダメ押しもあり、1地球人の意思とか人権とか高校へ行く権利とかその他もろもろを完全無視する変態姉妹の完全勝利。発想するモモさんも、一晩でやっつけるララさんも天才。そして何より、こんな話を思いついて実際描き上げる矢吹長谷見両先生は紛れも無い天才。だって他の発明品で様子を見守るくらいどうとでもなるのにあえてのパンツ化を選んだところスゴい。

・14P目…普通に履かれたリトくんに対し「がんばってくださいねリトさん」と見送るモモさん。人間の尊厳を奪われ下着とさせられたリトくんに一体何を頑張れというのか。

・17P目…パンツとして1日をどう過ごすかは非常に大問題であり後編が待ち望まれる。しかしここで注目しなければならないのは編集のアオリ文である。とらぶるを読んでない人は、せめて6月19日発売ジャンプSQ19の577ページだけでも見てほしい。そしてページ下部にあるアオリ文を音読して頂きたい。手元にない方のためにこちらに転載させていただく。著作権はすべて集英社に帰属する、と念のため。

A Day Of Panties To be continued...

 まったく信じられない一文だ。このアオリは「NO断念」「引力すなわちラブ」に匹敵する快作だ。次回に続く今月の話の内容を完全に表しているだけなのに、この一文がもたらす衝撃は計り知れない。もちろん本編の狂気のなすところではあるが、ここは以降の編集の人の頑張りに期待して今月のヒットを送りたい。とても良い仕事を見た。


 月初にでた本編の方も相当なもので、物理法則を利用してリトくんというお荷物を股間に抱えながらの全く新しいバトルが描かれていた。もともと真っ直ぐだった傘の柄がモノに引っ掛けていられるように鉤状になったかのように、物理法則を利用して全く新しい人間の運び方が登場したわけだ。やはり宇宙人は人類の遥か先を歩んでいると言わざるを得ない。メモ終わり。


 テリー3Dをそこそこに遊んでいる。クリアすることが目的ではないゲームなので進捗に意味は無い。ネットを通じた全国大会が開かれているが、前作に比べてユーザーが多いのか自分が弱いだけなのか、せいぜい10000位にしか行けない。ロトシリーズの前座ボス+ゾーマ様の4人パーティでは限界があるらしい。他の人の真似をしたくはないが、もう少しモンスターのこだわりを捨てなければ勝てないようだ。

*1:これがパジャマの上下分かれた2ピースつまりシャツ部分に対するズボン部分を意味しているのか、あるいはパジャマの内側に履くパンツを意味しているのか分からない、というクレームが寄せられたので注釈をつけておく。ここでは描かれた通りパジャマのズボン部分のことを意味している。シャツもズボンも履けば良いのに、ズボンのみを履かずパンツ丸見え状態で会話するモモさんとそれを全く意に介さず日常的会話を繰り広げるリトくんの非日常ぶりは異常である、ということが私の主張である。余談だが、クレームを寄せて頂いた御仁はパジャマの下にパンツを履かない。そういえば自宅にお招きして私のジャージなどを貸す際に「パンツ履いてください」「パンツ履いてますか?」と確認したことが何度かある。この会話自体、そして何よりノーパン族の御仁自身が極めてとらぶる的であることは強調しておきたい。