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博物館でのスケッチに端を発し縄文に興味を持つようになりました。深い考察も
調べ上げた何かもないのですが、興味の赴くままに観察しています。そのうちに、
何か感じることが出来るのではないかと思いつつ。


お気楽な博物感想日記なのですが、道内博物巡りのお手伝いが出来たら幸い。


【札幌】   開拓記念館 (石刃鏃文化の石器) 【10.6.6】土器づくり前編 【10.6.20】土器づくり後編
                【10.07.11】石器つくり体験 【11.01.18】人面付環状土器 茂辺地式

        北大植物園 【11.08.16】


【札幌近郊】 北海道埋蔵文化財センター 【10.04.25】  「H21年度発掘調査展」
                【10.06.20】 異形環状土器 【2010.10.24】 【09.10.15】石刃鏃の石器        
       恵庭郷土資料館 【10.05.01】


【道央圏】  キウス周堤墓群 【10.05.04】 【11.01.18】新聞記事より
       旭川市博物館 【2008.11.01】


噴火湾室蘭郷土資料館 【10.05.05】その1「時計」 その2「縄文」 その3「博物」  
(道南)   北黄金貝塚 【10.05.05】 「住居再現」 「出土品」 「出土品2」 「出土品3"謎"」
                「石器」  北黄金2遺跡を伊達市が調査(10.6.4)  【10.07.25】 
                 【新聞記事2010.10.23】      
       伊達の開拓記念館 【10.05.05】
       伊達の迎賓館 【10.05.05】
       入江・高砂貝塚 【10.05.05】 「石器」 「骨角器」 「土器」 「その他」 「竪穴式住居」
                  【10.07.25】 
       長万部 郷土資料室(町民センター) 【10.08.13】
       長万部 平和祈念館 【10.08.13】
       長万部 植木蒼悦記念館 【10.08.13】
       今金町美利河 ピリカ旧石器文化 【10.08.13】 
       大船遺跡埋蔵文化財展示館 【10.08.13】
       南茅部縄文遺跡 考察【10.08.14】
       市立函館博物館 縄文の至宝展【10.08.14】
       七飯歴史館 【10.08.14】 「その1」 「その2」
       森町「遺跡発掘調査事務所」 【09.11.08】「石器」 「その2」 「その3」
       垣島ノ遺跡 【10.11.20】国史跡に
       豊浦カムイチャシ 【10.11.20】
       苫小牧市博物館 【11.02.13】


【石狩湾】  小樽-余市方面  【08.10.26】
       小樽市総合博物館 【08.10.26】
       忍路環状列石   【08.10.26】
       地鎮山環状列遺跡 【08.10.26】
       西崎山環状列遺跡 【08.10.26】
       フゴッペ洞窟の岩面刻画 【08.10.26】 「その1」 「その2」 「その3」
       余市水産博物館 【08.10.26】


【道東】   北方民族資料館【網走:2008.11.02】「骨製人形」 「スクレイパー」
                   「 針入」 「木製桶」 「仮面」 「熊像」 「海獣像」
                    「回転式離頭銛先」 「民族地図」
       モヨロ貝塚【網走:2008.11.02】その1 その2
       網走市立郷土博物館【2008.11.02】 「vol.1」 「vol.2」 「vol.3」        
       女満別石刃鏃遺跡出土の遺物【2009.10.17】 「vol.1」 「vol.2」 「vol.3」
                    「vol.4」 「vol.5」 【10.12.24】石刃鏃の痕跡   
        ジャッカ・ドフニ 【10.11.11】閉館




お気に入りのスケッチはこのような感じ。
■スケッチ集
■北海道開拓記念館の石刃鏃文化の石刃
■北海道埋蔵文化財センター、長沼の異形環状土器
■今金はピリカの先頭器
■市立函館博物館での展示会で描いた土偶
■北方民族資料館での「回転式離頭銛先」

不定期ですが、もう少し道東の博物館を。後に開拓記念館でのスケッチなどを整理したい。


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伊達市噴火湾文化研究所


これも昨年末の新聞記事です。
まだあと何回か続きそうです。


2年ほど前に函館方面で住宅を設計した。
噴火湾に興味を覚えたのはその頃からだと思う。
道中の、実に心地よい風景は忘れられない。


函館や七飯南茅部から森、ピリカや長万部
洞爺、伊達、室蘭と博物館や遺跡を見ている。


そうすると、大島さんの名を見る機会が多々となる。
名前を覚えるのが苦手な自分が覚えてしまった。


噴火湾への自分の興味は、その環境の良さに通じる。
古い時代、海岸線の移動はあっただろうけれど、
今と変わらぬ陽射しの印象的な心地よい環境が
あったのだろうな、と思う。


つまり「住んでみたい」、そう思わせる環境。
そういう摂理に適う場所を選べることの凄さ、
設計に身を置く自分は、殊更興味を覚える。

「栄2遺跡」 〜洞爺湖


「栄2遺跡」というのがあるらしい。
「ほっけま式期」という聞いたこともない
縄文後期中頃の竪穴式住居が見つかったと言う。
直径6mというからそれなりの規模のようだ。


南茅部と類似するも、内浦では珍しいという。


洞爺湖町と言えば入江・高砂遺跡
類似するわけではないのだろうか?


縄文祭りがあると聞いたけれど、何時だったかな。
縄文鍋は食べてみたい。


噴火湾は掘ればどこでも出るものなのか、
まだ場所すら確かめてはいないのもの、
これも昨年末の新聞記事より。

知床博物館


随分昔、ここでアイヌの物語を眺めた記憶がある。
何気に立ち寄っただけだったのに、心象深い。
また、訪ねたいと思うものの、まだ実現せず。


道東縄文マップを製作した時、何箇所かポイントがあった。
その内の一つは斜里にあった。
昨年は随分手前の常呂で予定を使い切ってしまった。
今年は足を伸ばせるだろうか。


記事は昨年末のもの。
切り抜きを保存しておこうとスキャンしたので、
ついでに載せておこう。

最古の釣り針


少々古い新聞記事からなのだけれど。
人類は5万年前から外洋航海をし、
1万2千年前から漁をしていたらしい。


東ティモールの遺跡から、
4万2千年ほど前のマグロなどの外洋魚の骨の他、
一万数千年前の貝で出来た最古の釣り針が見つかる。




北海道の旧石器時代の遺跡、
白滝やピリカは見たけれど現在は内陸に位置し、
石器工場のようだし、生活跡は記憶にないな。


当時は現在よりも海岸線は遠くにあったのだろうから、
海を掘ればそれなりに、あれこれ見つかるだろうと思う。

縄文史跡 苫小牧市博物館

苫小牧の博物館で「縄文の史跡をめぐる」企画展が催されているらしい。
道南7遺跡を紹介しているのだそうだ。
これは苫小牧の国史指定25周年を迎える静川遺跡を記念しての企画展。


7遺跡とはどこのでしょう?新聞では森の遺跡も案内されていると書かれていた。
噴火湾には質良い遺跡は多い。似ているとも感じられるけれど、
一堂にして見比べる機会があれば、きっと面白い発見もあるんだろうな。

北黄金2遺跡


    


11/3の新聞に掲載された記事。北黄金2遺跡の調査続報。


【2010年6月3日の新聞記事→】:調査開始のニュース
【2010年10月21日の新聞記事→】:早速の成果報告ニュース


今回の発見も約6千〜5千年前の縄文時代前期のものらしい。
発見されたのはシカの骨。もはやシカの骨では驚かないけれど、
どうも「動物儀礼」の可能性があるらしい。


自分には詳しく分からないけれど、動物儀礼ともなれば、
これは相当に興味深く感じる人も多いのではないだろうか。
文化の日に古の文化の痕跡発見の報に歓喜する。