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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ヘイ、またダナ・ホワイトがPRIDEの悪口(ディス)だぜベイベ。

http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-408.html

いやー、楽だなあ。
ここを紹介しとけばなんかブログのかっこが付くものね。てなわけで、また同サイトを経由してUFCの動向を紹介します。

「彼らは散々たわごとを言うけど、それを裏付けるものが何もない。俺はここにいるし準備は出来ている。チャックはここにいるし準備は出来ている。ヴァンダレイが試合をしたがらないという意味じゃないよ。彼は戦士だ。軽蔑したりはしない。誰の事を言っているのか分かるよな?」



「彼らはなってないぜ。多くの事を喋る。裏づけはない。お喋りが大好きなんだ。彼らはあっちでトラブルがあったんでこっちに飛びこもうとしている。そいつを実現させる為俺に調子の良い事を言ってくる。(略)このビジネスに参入するのは簡単じゃない。そいつを理解するのに6年かかったよ。彼らにとっては厳しいだろうね。全く異なるマーケットだから。

「彼らはあっちでトラブルがあったんでこっちに飛びこもうとしている」
よくご存知で。「HAN-SHAKAITEKI-SHUDAN」との関係についてUWASAが立ったものでね。


ま、それはそれとしてダナ。
UFCは「われわれはリデルを3回にわたって貸し出したのに、PRIDEは見返りを何もしない」という主張をよくする。
(リンク先インタビューでも、リデルがプライドの10月のラスベガス大会で戦うか聞かれて「そんな事ありえない。絶対ないね。馬鹿げているよ。もう3試合もやっただろう・・・」)

しかし、日本で流布されている話だと、中村和裕を貸し出そうとしたというのは論外として(ある意味、一番効果的な「UFC潰し」?)セルゲイ・ハリトーノフ派遣がほぼ本決まりだったが、相手となるべきティム・シルビアが逃走し、結局流れてしまった・・・・ということになっている。

ただ、最終的に流れたカードというのはなんとも確定が難しい。
だれか、ダナ・ホワイトティム・シルビア本人に、この話の真偽をぶつける人はいないか?

これが事実として、そこから「ハリなんて無名なんだから、その時点で引き合わないよ。UFCに理がある」となるか「いや、PRIDEヘビー級Tの4強の一人。十分見合う相手じゃないか」となるか、これはその後の議論だ。


とりあえず、うわさの状態で、それも日本だけで流布していたんじゃ東は東、西は西になってしまう。
原詩のように、それを乗り越えられるか。

森喜朗プロレスデビュー。それを予言していたのは・・・

http://beye2.com/item_5949.html
から
http://www.incl.ne.jp/hase/schedule/s060827.html#はせ日記
へ。

・・・・肝心の森先生は、あれま、こりゃ本気で怒ってるぞ、アノ表情は! でも、困ったことに、なぜかその隣の町村先生は大笑いしてるじゃねえか・・・・・すんごい光景。
 しかし、ここでYASSHIに売られたけんかは買わねばならぬ。マイクを取り上げて静かに叫ぶ。
 「おい、おい、このチンカス野郎!」
 ・・・いかん、つい口が滑ってしまった、よりによって生放送で放送禁止用語を口走ってしまうなんて・・・・副大臣失格だ・・・・でも、図に乗って滑らかな口は滑り続けてしまうのであった。

 「そんなお前でも、こうして立派な社会人になれたのは、学校の先生のおかげだろう! 少しは文部科学省に感謝しろ!」
 この、「文部科学省に!」の部分で会場内の一部分から大きな歓声が上がる。どうも、初等中等教育局長の銭谷さんや布村審議官の一群だったらしい・・・・

(中略)

・・・あ〜〜〜〜あ、TARUの野郎、ピヨピヨしながら森先生のからだに寄っかかっちゃったよ、このおおバカ野郎めが。エキサイトする森先生。

 これ以上乱闘してたらまずいなぁぁぁと、TARUの左腕を引っ張ってリングに連れて行こうとしたら、そしたらTARUの野郎、今度は森先生の襟首をつかんじゃって放さない。
 さらに激怒する森前総理。元ラガーメンの血が騒いだか? 立ち上がる。場内は割れんばかりの「森」コール。
 「も〜〜り、も〜〜り、も〜〜り、も〜〜り!!!!!!」
 ・・・・・せっかくだからと俺の手に握っていたパイプ椅子を
 「森先生、どうぞ!」
 と、投げ渡す。

 「よっしゃあああああ!」
 と・・・・・・・・・・・・・


君たち。
いったい、日本の将来はどうなるのかね、と・・・・・言いたいとこなんだが、これを予言していたブログがあったりするのだね。


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050627#p1

(小池環境大臣のPRIDEでの挨拶は)たぶん、小池の派閥の親分で、昔っから「スポーツになると、忙しいはずなのにどこにでも出てくる」として有名な森喜朗前首相のルートであろうと推測。

彼自身も、将来的には絡んでくる気が満々だと思うが、できればハッスルに絡んでくれないか(笑)

「サメの脳みそにノミの心臓、そしてオットセイの下半身」と言われる前首相、さぞや高田総統のビターンによって凄い怪人に生まれ変わるであろう。


http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050911#p3

ブックありだったと森喜朗がばらした、あの「干からびたチーズ」(ミモレッツァ)のシーンはどうなるのかな。俺もすっかりだまされたけど、逆に真相が分かればますます森のハッスル適性に自信を持った次第である。

「ハッスル」に森喜朗を!!

この一連の騒動に関しては「俺たちの時代」を掲げて天下取りをめざす安倍晋三も興味津々。
上の馳リンクによると

それを横で聞いていた安倍官房長官も、
 「それでそれで?」
と、話の続きに参加しているのであった。まったくもう、プロレスとは、かくも話題の種になりやすいのであった・・・・



安倍で日本はどうなる、と言いたいところだが、彼はもともとのスローガンが
闘う政治家でありたい」だからな(笑)。

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)


http://www.asahi.com/paper/column20060902.html

一政治家の意気込みとしては理解できる。しかし、「闘う政治家」が、どんな場合にも日本を「美しい国へ」導くとは限らないだろう。「国家のため」という旗印のもとで、悲惨な道をたどった国は少なくない。スパッとは割り切れないことについて、より悪くない選択をするのが政治家の務めではないか。歯切れの良い「二分法」は、時には危うさにつながる

これは天声人語の評。




ただ、庶民性や親しみやすさのアピールも必要だが、一国の宰相となるなら歴史観を明確に語ってほしいとは思う。


【就任会見】
安倍総理、『A級戦犯』の功罪を歴史的にどう評価されますか」
高田延彦さんは、よくやったと思いますよ



うまくオチたところでどっとはらい

イラン=ペルシャ帝国の逆襲、その必然

イランは核開発に関して、のらりくらりとしつつも最終的に野望を放棄するつもりは無いようで。石油の高値とあいまって、強気の姿勢を崩していないようですし、なかなか西側も打つ手が少なく手を焼いているようです。

さて、この一週間ほど前の毎日新聞だったと記憶しているが、面白い論考の記事が載っていました。
それは「これまで自らが躓いて、足踏みをしていただけで、歴史的に考えればもともとイラン(ペルシャ)が中東地域において覇権を握るのは当然だ。」というものでした。



なるほど、実を言うと昔、いい?ライバルかと思われたイラクは、そもそも人口自体が三分の一程度。
イスラームの波に飲み込まれる前に独自の宗教と政体を持っていた時期もあるし、ホメイニ革命が起きる前、湾岸の憲兵と呼ばれた親米国家だった時代を覚えている世代も多い。

実は、個人的・直感的印象ですが、戦前の大日本帝国体制に現在、一番似ているのはイランじゃないかというきがするのですね。

もう少し詳しくはあとで語りますが、ひとつだけ。
イランを読み解くツールとして、漫画(だよ一応)の

ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

が必読・必読・必読・必読です。
なにゆえ必読かも、あとで解説したい。これも以前からの宿題だった。


あれ?偶然にも今日の朝日新聞読書欄に、彼女の新作が紹介されているぞ。「刺繍」というらしい。
前回の本が商業的にも成功したのかな。
これだ。

刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚

刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚

「イブニング」にクラシック音楽学習漫画登場

「クラシック〜裏口から入るクラシックのススメ」ふくやゆか。
音楽のテスト勉強に直面した女の子が、詳しい男の子に教えてもらうという形式で、古今の音楽家および作品のエピソードを漫画家したもの。
たとえばハイドンの「びっくり」「告別」にしかけたギミック、
リストの美形および女性人気ぶり、同時代のパガニーニとの関係、
ワグナーの人格破綻ぶりなどだ。。

これは新人賞をとった人の読みきりというだけで、たぶん続編とかシリーズ化とかはないだろうし、けっこう有名な逸話がほとんどで、別にこの作者の才能が天才的とかそーいうことを感じたりはしない。

しかし、よくできた学習漫画が持つ「知る喜び」「知識をドラマ仕立てで再確認する喜び」はちゃんと味わえます。
個人的には連載化希望だな。こういうのも絶対、一冊の雑誌の中では「あっていい」はずだ。


ところで、個人的には「あ、パガニーニの同時代人ってことは、リストはシャーロック・ホームズと同時代人ってことだな」(ホームズは原作の中でも、パガニーニの演奏会に足を運んでいる)と、そういう関係をすぐ想起してしまいました。とするとリストにまつわる難事件を、ホームズは間違いなく解決していたはずだ