柳下浩紀

「(高校では数学が得意だった)東大の理系」でも大概は「(大学の)数学」は理解できません
相転移P on Twitter: "私個人の経験からすると、東大の理系卒のおじさん・おばさんと話すときですら「学部学科はどこだった?」という話になって「数学です」というと「私は数学が苦手でさっぱりだったよ」みたいなことをよく言われて、話をどう展開させればいいのかわからず困ることはよくある。本当によくある"



【小保方さんvsアインシュタイン
研究(学業)でなら → アインシュタイン>>>小保方さん。
片や、営業職でなら → 小保方さん>>>アインシュタイン

STAPは、今の日本社会が「適材適所がまるで出来ていない」ことの象徴的事件だった。



【受験生を獲得するには?】
上位大学(受験生に人気)と下位大学(受験生に不人気)の主な違いは

1:中途退学率(←上位大学は低い)
2:大手企業の就職率(←上位大学は高い)

である。単なる“正規就職率”には明確な違いはない、というデータ。就職するだけなら単純に「本人の問題」でしかないが、大手の企業への就職については本人の問題だけではなく、【OBの存在や大学のネームバリュー】も効いてくるからなあ。当然、そういった部分が強い大学に人気が集まる。単位認定が厳しい大学が不人気になるのも、また当然。



【教育発達科学】
内田良/学校リスク研究所:部活動・教職を持続可能に! (@RyoUchida_RIRIS) | Twitter
内田 良 : 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教育学部
【キャリア教育】
教員・ゼミ紹介|キャリアデザイン学部|法政大学
> 児美川孝一郎
> 専攻分野
> 教育学(青年期教育、キャリア教育)
> 研究テーマ
> 若者の「学校から仕事への移行」プロセスの変容の実態調査、「移行」支援の枠組みや実践の探求
>
> 上西充子
> 専攻分野
> 職業能力開発、キャリア教育、若年労働問題
> 研究テーマ
> 若者の在学中の能力開発、職業選択、就職後の初期キャリア形成



【広報と中身。】
マグロと(教育の)中身はほぼ無関係だし、赤井英和と(教育の)中身もほぼ無関係。←近大の場合
広報と中身を関連付けようとすると、お互いに有害な影響を及ぼしあう。←産大の場合
近大が高校からの模擬授業の要請を受けないのも、これが理由かもなあ。

【改革案(広報とは全く無関係)】
「基礎重視の選択科目」を集めて、「大学院進学コース」という形で提示する。



【それが普通です。】
ナビ on Twitter: "Twitterの面白いところの一つに「この人どんな仕事してるんだろ…?」と割と本気で不思議な人が沢山いることだと思っているのだけど、一番笑ったのは、「学校に行ってくる☆」「◯◯の講義もうやだ~」「レポート終わらない><」と日々言ってた人の仕事が大学教授だった時"
> 「◯◯の講義もうやだ〜」「レポート終わらない><」と日々言ってた人の仕事が大学教授だった



文科省の方を向いて改革すると、受験生に逃げられる】
文科省受けを狙って「ユニーク・学部」や「ユニーク・コース」を作ると、受験生に逃げられます。何度も言うが、文科省の言うことは無視。それが無理なら、面従腹背



http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20141112-OYT8T50077.html
> 「特筆すべき進捗しんちょく状況」との最高評価を受けた。
> 学長がリーダーシップを発揮した主体的な改革と評価。



学際学部考(その2)・・・・長崎大学多文化社会学部の誤算 | 香川大学解体新書
学際学部考(その3)・・・・長崎大学多文化社会学部のさらなる誤算 | 香川大学解体新書
> 全国の国立大学の中で唯一、これから大規模な二次募集を行う大学がある
> AO入試に届いた受験生の願書は募集定員20名に対して全国からたったの2名。競争率0.1倍
> 欠員の18名分を急遽前期募集定員に上乗せして88名で前期入試を行った。これに対する受験者は82名
> 卒業に海外留学を義務付け、留学生と同じ大学の学生寮に強制入寮させる
> ユニークなコース
> 単に「予習・復習がきついタイヘンな学部」という評判だけが残り、脱落者(留年や、他学部への編入希望)が多く出る
> 企業幹部として長く第一線に携われそうな男子学生の数はせいぜい30名、いや、語学重視による途中挫折(中退や他学部への編入)を考えれば、せいぜい1学年10〜20名というところか。これでは、後輩のサポートにまわるような卒業生が会社幹部にそろうまで向こう40年以上かかる
> 学部のユニークさが災い
> どこの大学にもあって「固定客」を抱えるオーソドックスな学部ならまだ応募者も多かった
> 1年間寮生活必須だとか、留学必須とか外国語漬けの4年間という「特殊性」



【広報戦略】
増田聡 on Twitter: "今NHKで近畿大学の宣伝戦略についてやっている(関西のみ)。志願者数が落ち込んだので高校生のリサーチしたら「大学案内見ても長い文章は読まない」「印象に残る大きな写真だけに目を留め周りの文章を読む」だったのでマグロに絞った宣伝で志願者急上昇したという。そうですか…"
> 高校生のリサーチしたら「大学案内見ても長い文章は読まない」「印象に残る大きな写真だけに目を留め周りの文章を読む」だったのでマグロに絞った宣伝で志願者急上昇



【数学】
あおじる on Twitter: "パターンマッチングの弊害、というものを信じない人がいるのだが、そのへんの中2ひとクラスに「片方の式には文字がひとつしかない連立方程式」を解かせてみるといい。両方とも2文字の連立方程式より正答率低いから。本来はその方がずっと簡単なはずなのに。"
> 「片方の式には文字がひとつしかない連立方程式」を解かせてみるといい。両方とも2文字の連立方程式より正答率低いから。



第54回 子どもたちに「学びつづける力」を! ――よりよい学習のあり方に関する研究から│ベネッセ教育総合研究所
> テクニックに偏った教材や指導が、定期テスト対策のような短期的な成果にはつながっても、長期的な学力の形成にはつながらない
> お手軽な学習が、じっくり考えることで育つような学力の形成を阻害する



東京大学授業カタログ
> 計算の正確さとは別の,論理の厳密さが重要になります.



http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~furuta/advice.pdf
> 演習は,多数の問題に取り組むことよりも,往々にして,ひとつの問題をじっくり考えて最終結果に到達することのほうが望ましい.



http://member.ipmu.jp/yuji.tachikawa/kenkyutte.html
> テストの点の善し悪し、単位がとれたかとれなかったか、自体が自己目的化しているひともいる
> 理解したかどうか、というのを問題にしてください
> 理解して、計算出来るようになったら、次のテーマを勉強すれば良い
> ひとつひとつ綿密に追えばそれでもいい



Math book
> 式であっさりと書けないような関数というのも、物理の現場にはたくさん登場する。高校までの数学や物理では、単純な式で表される具体的な関数を相手にすることが多かったと思う。しかし、大学での本格的な数学や物理では、ほとんどの場合、まだ正体のわかっていない関数たちが相手なのだ。関数のくわしい具体形がわからないまま、その性質を調べたり、そこに(微分積分などの)数学的操作を加えて新しい関数を作ったりすることになる。



http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~yasuyuki/guide06.htm
> 入学前に勉強しておいてほしいことは.
> (1) Lebesgue 積分
> などです.(1)がちゃんとわかっていない人は無理です.



京都大学数理解析研究所 大学院入試案内
> 筆答試問 平成26年8月25日(月)
> 基礎科目I:午前10:00 〜 午後0:00
> 基礎科目II:午後1:00 〜 午後4:00
> 筆答試問 平成26年8月26日(火)
> 専門科目:午前9:00 〜 午後0:00



【小学生に人気】
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150629-OYT1T50079.html
> 「プログラミング」が、小学生の習い事として人気だ。
> プログラミングを学ぶ小学生たちの歓声が響いた。



【公式なんかない】
kikumaco(9/7ベアーズ) on Twitter: "何週か前の力学の演習で、「公式を忘れた」という学生がいて面食らった。いや、運動方程式から導出するだけなんで、公式なんかないんだけど。高校物理と同じつもりでやっているなら、絶対に身につかないよー"
> 「公式を忘れた」という学生がいて面食らった
> 導出するだけなんで、公式なんかない
> 高校物理と同じつもりでやっているなら、絶対に身につかない

ポテンシャル採用(あるいは、大学で勉強しないことは合理的…)

専業主婦も終身雇用も割と最近の流行りもの — 城 繁幸 – アゴラ
> 長期雇用を前提にじっくり育てるから若くてポテンシャルのある人材をまとめて採る方が合理的 →新卒一括採用
> ポテンシャルと学校名しか見ないから勉強しない →大学レジャーランド

推薦図書:「大学院に進学したいので、勉強しています」という人向けに

目的が「大学院に進学すること」であったとすると、あまり合理的とは言えない勉強をしているケースが多く見られるような気がする。つまり、それなりの大学の大学院の入試で合格点を取ることにあまり繋がらない、という意味で。ただし、勉強を「どういう目的でしているのか?」は一般に外からは分からない。という訳で、こういうことは(質問された場合等は別として)こちらから“個々人”に対しどうこういうのは適当ではない。

院試の対策としては、問題演習をこなすよりも本格的な教科書を読み込む方が(4回生に上がる辺りまでなら)近道である。大学での授業は、こういった教科書を読むための「ウォーミングアップ」程度のものである、と軽く見ておくべきである(卒業をするために単位を取る必要はあるが、出席する必要はあまりない)。

さくふわめろんぱん on Twitter: "研究をやりたくて大学に入ったんだけど、いざ大学に入ってみるとルール説明3年と無料お試し期間1年って構成で、課金するとあと2年間続きをプレイできるってシステムだった。"

首都大学東京 社会学教室 |【ご案内】本社会学教室の大学院入学を志望する方へ
> 不要な回り道をせずに済むよう、以下のとおり助言します
> 標準的な複数の教科書に親しみ
> 推奨される文献としては、たとえば次のようなものがあります

線形代数
線型代数入門、斎藤正彦、東京大学出版会
線型代数学、佐武一郎、裳華房
微分積分
数学解析、溝畑茂、朝倉書店
解析概論、高木貞治岩波書店
ルベーグ積分
ルベーグ積分入門、伊藤清三、裳華房

          • -

以下は、専門外なので良く分からない
複素解析
(?)複素解析、アールフォルス、現代数学社
微分幾何
(?)多様体入門、松島与三、裳華房
[位相幾何]
(?)位相幾何学、服部晶夫、岩波書店
代数学
(?)現代代数学、ファン・デル・ヴェルデン、東京図書
[確率論]
(?)確率微分方程式、渡辺信三、産業図書

数学の宿題を消す

算数、数学の宿題を爆速で終わらせる「Microsoft Mathematics」を紹介する - しがない学生の雑記
Download Microsoft Mathematics 4.0 (英語) from Official Microsoft Download Center
> (英語)とか書かれていますけど、ページに行けば普通に日本語版がダウンロードできます。
> Microsoft Mathematicsは数学の宿題を消すために生まれてきたかのようなソフトです。

諦め癖:

「同時に処理する」という制約は、重大な足枷になることが多い。
同時に処理するのではなく、事前に複数の処理を別々に行っておいて、
それを後から組み合わせることで、処理可能な範囲が大幅に拡大する。
同時に処理することを「諦める」ことが有効である。

教育の質はますます劣化

m-take on Twitter: "授業料を考えると、日本より授業料免除の国に留学した方が結局、安い?25年前までは家が多少貧しくても、頭が良ければ授業料格安で質の高い国公立大学があったけど。日本の大学教育の質はますます劣化していく流れだし。弥生会計の使い方に年間100万とかかギャグ。"
> 25年前までは家が多少貧しくても、頭が良ければ授業料格安で質の高い国公立大学があった
> 教育の質はますます劣化していく流れ
> 弥生会計の使い方に年間100万とか

大石雅寿(個人としての発言) on Twitter: "@hirakawah 欧米の大学に比べれば、日本の大学教員の給与は格安(半分~1/3)であるという事実も同時に報道して欲しいものです。給与が安すぎるから欧米の有能な研究者は日本の大学からのオファーをなかなか受けない。"
> 欧米の大学に比べれば、日本の大学教員の給与は格安(半分〜1/3)である

『世界教育戦争』 みんなもっと真剣に勉強がしたいのかもしれない - HONZ
> なにかにつけて管理・監督されている
> 宿題も全部提出しないといけません
> 自分の頭で考えたり判断したりする必要のある課題はありません
> 最新機器を積極的に採用
> ディベートやプレゼンテーションの機会をふんだんに与えられている
> 流れ作業員ですら採用するのが不可能
> 思考伝達能力はおろか、読み書きや基礎的数学すら備えていない
> 「結果よりも努力を評価する」、「落第させたら可愛そう」という姿勢は、真剣に勉強に向き合い、困難を乗り越える喜びを子供から奪っている
> 教師の学力は低い

【単位の実質化】目的不明の雑談=道徳教育

小学校から高校までの多くの授業は「進学(受験)」という目的が理解されているのに対し、医学部を除く、大学の多くの授業は目的不明の「道徳」のような訳の分からない科目として扱われている。目的がない訳だから、それは「雑談」である。近年の変化は、文科省がその「雑談」に学生を縛り付ける方向(【単位の実質化】)で政策強化を行うようになったことである。小中学校の「道徳」は、文科省による「雑談に縛り付ける」の先例でもある。
http://mainichi.jp/select/news/20141022k0000m040034000c.html
> 小中学校の道徳を教科に格上げする
> 個人内の成長過程を重視
> 児童生徒による討論や問題解決型の授業を積極的に取り入れる

「STAP化(理研化?)する学校」←実は「ブラック研修の温床」

渡邊芳之 on Twitter: "「発達障害」が増えるのは学校教育がどんどん「心の表現」を重視するようになってるからだよね。「何をしたか」よりも「何を感じたか」「何を考えたか」ばかりが問われる。そういう表現ができない子は「障害」として外部化される。"
> 教育がどんどん「心の表現」を重視するようになってる
> 「何を感じたか」「何を考えたか」ばかりが問われる

グローバルな人材育成(STAP人材の育成)

http://www.youth-cao.go.jp/guidance/theme2601.pdf
内閣府実施、文科省提案の調査で
> 大学に、どのような力(アカデミックな知識、職業に必要な実践的な技能、国際性、社会性など)を学生に身に付けさせる役割を期待しますか。
という質問で、回答に
> 国際性、グローバルな人材育成
を選んだ割合が、特に“女子中高生”で高い。これは「自分」が海外に行きたいとか、外国人と交流したいということであって、「大学生一般」がそうなるべきだということではないだろう。そこをミスリードして、政策誘導をさらに推進することのないように期待したい。多くの女子中高生が例えば外国語学部に「本人の希望」で進学するということは何ら問題ではないが、グローバル人材(STAP人材)の育成という政策的誘導を行うことが問題である。STAPさん自身は特に嫌いという訳ではない(もしかしたら会ってみたら個人的には好きかもしれない)。問題はあのような人材育成を政策的に行うことである。
 しかも、これはかなり酷い調査で、質問3つのうちの他の1つが「海外留学」について質問している、という誘導的な極めて悪質な調査である。仮にも科学技術を担当する省が、こんなデタラメな調査をしていいのか。STAP人材の育成を推進してきた省(あるいは、スーパーサイエンス・ハイスクールの問題解決型授業で、EM菌で環境問題を解決みたなことになっている省)だから、こんなもんか。

「役に立つか?」という疑問は嘘である

逆上がりはできないと「格好悪い」が、数学はできなくても「格好悪くない」。彼らの「役に立つか?」という疑問は嘘であり、「できなくても別に格好悪くないでしょ、それ」が彼らの本音である。
味庵/MAST on Twitter: "ところで、逆上がりって何の役に立つんですかね。人生の中で数学が役に立たないとか言う人いますが、逆上がりに比べればだいたいの人には数学の方が役に立っているのでは。"
> 数学が役に立たないとか言う人いますが、逆上がりに比べればだいたいの人には数学の方が役に立っている

理系になど来なくなる

政府が進める「単位の実質化」とは、長時間学習と授業への拘束。全くダメな政策。こんなものは無視(もしくは、無視できないなら面従背腹)すべき
渡邊芳之 on Twitter: "しかしとくに国立理系では成績評価も授業時間もどんどん「実質化」して学生は昔に比べてはるかに勉強させられるようになっているのに私大文系では昔のままで、それで得られる学位も社会的評価も就職も変わらないかむしろ私大文系が上だったら、誰も国立理系になど来なくなるのではないか。"
> 理系では成績評価も授業時間もどんどん「実質化」して学生は昔に比べてはるかに勉強させられる
> 文系では昔のままで、それで得られる学位も社会的評価も就職も変わらないかむしろ私大文系が上



guldeen◆父は要介護5 on Twitter: "「マトモな科学がトンデモに勝てない理由」っつったら、そりゃ簡単でトンデモは「『相手が望む結果』という目的の為にインチキ論理を構築してきている」のに対し、「あくまで研究結果→法則の積み上げが基礎にある」のが科学なのだから、『一般人への説得力の重視』という点からして違うわけで。"
> 科学がトンデモに勝てない
> 『相手が望む結果』という目的の為にインチキ論理を構築
> 一般人への説得力の重視



”ä‰ÃÆ•vŽ‚Ì‹Ù‹}’ñŒ¾@áS‚êIH‚ÆŒ’N‚Æ’n‹ ŠÂ‹«
> 大学発ベンチャー

柳下浩紀

柳下浩紀 やぎしたひろき ヤギシタヒロキ

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柳下 浩紀 やぎした ひろき ヤギシタ ヒロキ

神奈川県 伊勢原市 京都府 京都市

京都産業大学 京産大理 理学部 数理科学科 数学科

大学助教 大学准教授 大学教授 大学教員

Eめーる: h r k (ぜろ) y g s t (あっとまーく) c c . k y o t o − s u . a c . j p

(ぜろ)=0

(あっとまーく)=@



自分や家族が入院したら、すぐに「限度額適用認定証」を入手しよう
自分や家族が入院したら、すぐに「限度額適用認定証」を入手しよう - シニアガイド



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