日本の精神科医、文筆家、作家。本名は堀内秀。ペンネーム「なだいなだ」は、スペイン語で「何もなくて何もない」(nada y nada)という意味。
1929年、東京生まれ。1953年に慶応大学医学部卒業後、フランス政府給費留学生として渡仏し、神経学を学ぶ。
1955年より慶応医学部神経科入局。1962年より、国立久里浜病院で、アルコール中毒(現在のアルコール依存症)の治療にあたり、アルコール依存症研究の先駆けとなった。
2013年6月6日、死去。
権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 C-36)
神、この人間的なもの―宗教をめぐる精神科医の対話 (岩波新書)