ハンムラビ法典(ハンムラビほうてん、ハムラビ法典)はバビロニアの王ハンムラビ(ハムラビ)が発布した法典。
ハンムラビ法典196条「目には目を、歯には歯を」という文句でよく知られている。
この法令は、復讐を認めた法と曲解されることがあるが、報復合戦の拡大を防ぐために定められた法令である。
ハンムラビ法典は、完全な形で残る最古の法典だとされる。(不完全なものでは、一部が発見されたウル第三王朝時代の「ウルナンム法典」が最古の法典である)
1901年、閃緑岩に刻まれたものがイランのスーサで発見された。現在はパリのルーヴル美術館が所蔵しており、レプリカを三鷹市の中近東文化センターで閲覧できる。