Maya
現在のメキシコのユカタン半島からグアテマラやホンジュラスなどの中央アメリカで繁栄していた古代文明。高度な都市文明を築き上げ、大ピラミッドや神殿などを遺している。 紀元後2世紀ごろに確立。独自の文字(マヤ文字)や暦法(マヤ暦)などを特色とする。
西暦900年頃に南部の中心であるパレンケやティカルが衰退した後、ユカタン半島に中心が移っている。 のち、内乱によって衰え、スペイン人の侵略を受けて滅ぼされることとなる。
マヤ低地南部の西端に立地したマヤの古代都市。メキシコ湾岸低地を一望できるチアパス高地山腹の丘陵上に立地する高地性集落。先古典期後期(前400年~後250年)に居住が開始されたが、最盛期は古典期後期であったと考えられている。 パレンケ遺跡 パレンケ王朝の勃興と勢力拡大 王朝と都市の衰亡 関連交易品 参考文献 パレンケ遺跡 マヤ文字の解読によれば、古典期には「大いなる水」を意味する「ラカムハ」と呼ばれたとみられる。付近に大河川はないが、山腹から6本の小川が都市に流れ、住民に飲み水を供給した。都市の面積は16平方キロメートルほどで、中心部の2.2平方キロメートルに1500近い建造物が遺跡として登録さ…
マヤ低地南部西端で古典期に栄えた都市国家パレンケの王キニチ・ハナーブ・パカルの妃。パレンケの「13号神殿」の石棺からみつかった真紅の遺体(レイナ・ロハ)が、彼女であるとの説が有力となっている。 王妃の生涯 レイナ・ロハ(赤の女王)の発見と分析 骨から分かる晩年の姿 レイナ・ロハの副葬品 参考文献 王妃の生涯 一連の碑文から、彼女はパレンケ出身ではなく、ウシュ・テ・クフ(「三柱の神」の意)という地の出身であることがわかっている*1。生年は不明だが、後述の骨学的死亡時年齢から逆算して、612年(推古天皇二十年)頃と推定されている。 626年(推古天皇三十四年)、パレンケの王キニチ・ハナーブ・パカル…
メキシコ、ユカタン半島北部(ユカタン州)にあったマヤ都市。マヤの古典期後期・終末期(700〜1000年)におけるマヤ低地北部、プウク地方の大都市。 マヤ低地北部の大都市 ピラミッドと天文学 遠距離地域との交流 衰退とその後 参考文献 マヤ低地北部の大都市 近年の発掘調査や年代測定によると、チチェン・イツァには先古典期後期(前400〜250年)に居住が開始された。古典期後期の700年頃から都市化が進み、最盛期は900〜1000年であったとみられている。10世紀、マヤ低地北部プウク地方の諸都市は衰退した。その一方でチチェン・イツァは、地域で最大の広域国家の中心都市として栄えた。 都市の範囲は、少な…
本記事はアフィリエイト広告を利用しています 記事内に商品プロモーションを含む場合があります こんばんわー 先月になりますがコレ!行って来ました! (ネタバレ注意・・・) 【特別展 古代メキシコ】 mexico2023.exhibit.jp 先月上旬、「ヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見!」というニュースが踊りましたが・・ちょうどこの特別展に行った直後だったので鳥肌モンでした・・! 開催場所は「国立国際美術館」 東京、福岡をツアーしてファイナルの大阪です! 「国立国際美術館」には初めて訪れましたが、中之島美術館の隣にあったんですね! 都会がめっきり苦手な私ですが・・・ こうしたイベントを見に行ける…
宇宙人、地球にて 少し前のことですが、マヤ展に行きました。 テレビなどでの特集を見ているとゾワゾワしてたので、人間ではないときに関わってたんだろうとは思っていました。 そして実際、会場を廻っていると思いのほか早い段階で、胸がいっぱいになって涙が出てきました。 平日で人は少なく、ひっそりと、、(笑) 私は宇宙の暦を教えていました。 私は人間を、人間の営みを愛していたのに、人間同士は争い、愛した人々が生贄として死んでいく。 死そのものは生の裏の状態というだけ。 でも、想いを遺し、死してなおこの世に留まる魂は痛ましくて苦しい。 私はそんなつもりで地球にきたんじゃない。こんな感情は知らない。胸が痛い。…
「かつてインカ帝国が栄えた南米のアンデスの各地で、いまミイラの発見が相次いでいる。こうした事実から、ここには世界に例のないミイラ文化が花開いていたことが判明した。アンデス独特のミイラ文化はなぜ生まれ、どのように広がっていったのか。インカ帝国の運命とどうかかわっていたのか。最新の発掘調査の結果や今も残る不思議な風習を通して、ミイラという新たな観点から、インカ帝国の知られざる実体を明らかにする」NHK これは3部構成の第1集になります。 第1集 アンデス ミイラと生きる 第2集 マチュピチュ 天空に続く道 第3集 密林が生んだ二千年の王国 古い番組ですが、さすがの完成度。 時の経過を感じさせません…
石仮面発見、ヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見マヤ文明の秘密解き明かす ヒスイの石仮面は、マヤ文明の信仰や宗教にどのような関連があるのか? ヒスイの石仮面が見つかった王墓には、他にどんなものがあったのか ヒスイの石仮面の発見、マヤ文明の秘密が明らかに? 石仮面発見、ヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見マヤ文明の秘密解き明かす 2024年3月8日、グアテマラのチョチキタム遺跡で、考古学者たちが驚くべき発見を行いました。この遺跡は、中米グアテマラの熱帯雨林に位置し、長い間謎に包まれていた場所です。しかし、今回の発見によって、マヤ文明の秘密が解き明かされる手がかりが見つかる可能性が高まりました。 発見され…
マヤ文明とカカオ豆の関係は、古代メソアメリカの歴史において重要な位置を占めています。マヤ文明は紀元前250年頃から900年頃にかけて中央アメリカで栄えた文明で、現在のメキシコ南部、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス西部、エルサルバドルにまたがっていました。この地域はカカオの原産地でもあり、マヤ人はカカオ豆を非常に価値のあるものとして利用していました。 カカオの使用 マヤ人は、カカオ豆を使用した最初の文明の一つとされています。彼らはカカオ豆を発酵させ、乾燥させた後にローストし、粉砕してカカオペーストを作りました。このペーストは水や香辛料(特にチリ)、そして時にはハチミツと混ぜ合わせて、飲料として…
マヤ文明:貴婦人の土偶 マヤ文明:書記とみられる女性の土偶古代文明では世界のどの地域でも書記は大切な仕事だった。女性らしき人物の書記像は他の地域ではあったのかな。私は初めて見た。マヤ文明の女性書記も議論が続いているらしい。 マヤ文明:織物をする女性の土偶王侯や貴族の女性も織物や裁縫をしたといわれている。一般の人が多くの色を使った布を使うようになったのは19世紀以降。 マヤ文明:吹き矢を使う狩人の土器身体が黒いのは狩りの神を表す。古代から現代でも吹き矢は粘土玉を使う。獲物は鳥。戦いの絵でも、武器は棍棒、槍、刀?など。弓矢は使っていなかったようだ。なぜだろう?南米のアマゾンの原住民は常用しているの…
球技用の石のゴール:国立国際美術館の会場 球技の石のゴール:チチェン・イツァ遺跡。2019年撮影 球技場:チチェン・イツァ遺跡2019年撮影 球技の選手:会場での撮影腰を使ったので、腰の周りに防具を着けている。王なども参加している様子が石彫として残っている。たんなるスポーツや娯楽ではなく宗教的な儀式でもあったらしい。 チャックモール:会場での撮影供物台。人身供犠の人の心臓を神々に捧げた台とも考えられている。 チャックモール:チチェン・イツァ遺跡。2019年撮影 カスティーヨ(スペイン語で城砦という意味)チチェン・イツァ遺跡羽毛のある蛇神(ククルカン)のピラミッド。春分と秋分の日に、階段の影が蛇…
タイトル:「食べ物の文化:世界を巡る味の冒険」 食べ物は、私たちの生活や文化に不可欠な要素です。それは単なる栄養源にとどまらず、私たちのアイデンティティや歴史を反映し、時には新しい出会いや経験をもたらします。さまざまな国や地域には、独自の食べ物の文化が息づいています。今回は、世界を巡る味の冒険について探ってみましょう。 **1. 日本の食文化:和食の精巧さ** 日本の食文化は、世界的にも有名であり、和食の精巧さとバランスの良さが特徴です。お寿司、刺身、天ぷらなど、新鮮な素材を生かした料理が数多くあります。また、季節感や彩りを大切にする日本の食卓は、食事をより楽しいものにしています。 **2. …
タイトル: 「食べ物の文化:世界を旅する味覚の冒険」 食べ物は私たちが生きる上で欠かせないものであり、それぞれの文化や地域に独自の味と歴史を持っています。今回は、世界各地の食べ物の文化について探ってみましょう。 まずは、イタリアの食文化から始めましょう。イタリアはピザやパスタで有名ですが、実際には地域ごとに異なる伝統的な料理があります。例えば、北部のリグリア州ではジェノヴェーゼ・パスタやペストが人気で、南部のシチリア州ではアラビアータ・パスタやカンノーロが愛されています。イタリアの食文化は、新鮮な地元の食材と家族や友人との食事を大切にすることが特徴です。 次に、日本の食文化を見てみましょう。日…
タイトル:「食べ物の旅:世界を巡る味覚冒険」 皆さん、こんにちは!食べ物好きの皆さん、食文化探求家の皆さん、そして旅好きの皆さんへ。今日は、私たちが世界中の美味しい料理と文化を探求する素晴らしい旅に出発しましょう。 食べ物は、文化と密接に結びついています。ある国や地域の料理を味わうことは、その土地の歴史、地理、人々の生活様式を理解する手がかりとなります。さあ、さまざまな国々を巡り、その地域独自の味覚を体験しましょう。 まずは、イタリアから始めましょう。イタリア料理は、新鮮な材料とシンプルな調理法で知られています。ピザやパスタは世界的に有名ですが、地域によって異なる料理もたくさんあります。トスカ…
タイトル: 「食べ物の文化:世界を味わう旅」 食べ物は、文化と密接に結びついています。それは言語、歴史、地理、さらには宗教や社会構造にまで影響を及ぼします。この記事では、世界中の食べ物の文化について考察し、それが私たちの生活や世界観にどのように影響を与えるかを探ってみたいと思います。 ### 地域ごとの食文化 世界中にはさまざまな食文化が存在します。例えば、日本では季節の移り変わりに合わせた料理や、食材の新鮮さを重視した食文化が根付いています。対照的に、イタリアでは家族が一緒に食事を楽しむことが重要視され、食事は単なる栄養補給だけでなく、人々を結びつける社会的な行為として位置づけられています。…
タイトル: 「旅する味覚:世界の食文化を巡る冒険」 --- 皆さん、こんにちは!今日は食についての興味深い話題についてお話ししたいと思います。私は食べることが大好きで、特に異国の料理や食文化に興味を持っています。そこで、今回は世界中を旅するような感覚で、さまざまな国の食文化について探求してみたいと思います。 まずは、イタリアから始めましょう。イタリア料理は世界中で愛されており、その秘密の一つはシンプルな材料から生み出される味わい深い料理です。パスタやピザはもちろんのこと、地域ごとに異なる料理も魅力的です。例えば、南イタリアではトマトやオリーブオイルをたっぷり使った料理が多く、北イタリアではクリ…
タイトル:「食と文化:世界を旅する味覚の冒険」 食べ物は、単なる栄養を補給する手段に過ぎません。それは文化、歴史、地理、そして人々の生活のあり方を反映する鏡でもあります。世界中の食べ物の多様性は、私たちにとって無限の冒険への扉を開きます。今回は、さまざまな国々の食文化について探求し、その背後にある物語を紐解いてみましょう。 **1. イタリア:食事は家族の絆** イタリアの食文化は、家族や友人との絆を重んじることで知られています。イタリアの食卓には、豊かなトマトソースで仕上げられたパスタや、新鮮なモッツァレラチーズを使ったカプレーゼサラダなど、シンプルで素材の味を引き立てる料理が並びます。食事…
タイトル:「食べ物の文化:世界を味わう冒険」 食べ物は、私たちが生きる上で欠かせないものだけでなく、文化や歴史、地理、さらには個々人のアイデンティティにも密接に関わっています。世界各地にはさまざまな食べ物の文化が存在し、その多様性は私たちに驚きと喜びを与えてくれます。 一つ目の文化は、イタリアの食文化です。イタリア料理は世界中で愛され、その豊かな味わいとシンプルな素材へのこだわりが特徴です。パスタやピザ、トマトソースなどが代表的な料理ですが、地域ごとに独自の伝統や食材が存在し、その多様性は驚くべきものです。 次に挙げるのは、日本の食文化です。日本の食文化は季節感や美意識が強く反映されており、和…
『琉球怪談』 現代実話集 闇と癒しの百物語 小原猛 ボーダーインク 2011/2 <キジムナー> ・たとえば沖縄でもっとポピュラーな妖怪であるキジムナーは、戦後という垣根を越えると、急激に目撃例が減少している。取材していく中でも「戦前はキジムナーがいっぱいいたのにねえ」「戦後すぐはいたけど、もういないさ」という、オジイ、オバアの声を聞いた。 もしかしたら戦争でのウチナーンチュの意識が変わり、キジムナーの存在を受け入れなくなってしまったのかもしれない。沖縄戦、という次元を超えた壁が、怪の世界にも立ちはだかっていることを、身を持って実感した。 <戦後の駄菓子 キジムナーのはなし1> ・Nさんはとあ…
2023年度のお出かけを備忘録にした記事。後編です。年度なので2024年の3月までです。 [:コンテンツ] 10/15 たばこと塩の博物館(東京都墨田区) この館に来たのは初めてだったのだが、テーマに特化した常設展がとにかくすごかった。館名のとおり「たばこ」と「塩」の2つの展示で構成されているのだが、それぞれのジャンルに特化した資料が集まっていて興味深いし、展示方法自体も創意工夫に富んでいて飽きない。例えば塩の展示コーナーには、大きなディスプレイの上に塩の標本を置くと、その塩の原産国や生産国、種類(岩塩とか天日塩とか)が画面に表示されるハンズオン展示がある。こういう視覚的に分かりやすいし斬新な…
小栗旬旬さんおやすみ🌃✨今週の世界遺産はナスカの地上絵、だったね。ナスカの地上絵あたりの乾いた大地の感じも、また好き。大昔にあんな大きな絵、どうやって描いたのか?もしかしたら、大きな大きなコンパスみたいなものがあったのかも?点と点を繋いで描いたのかも?それから、なぜか南米の古代文明とかには必ず生け贄の儀式があったりで、なかなか生々しいところもある(メキシコのマヤ文明とかにも)けど、もともとネイティブアメリカンやアメリカ大陸にいた先住民は、どちらこといえば私たちと同じモンゴリア寄りなんだよね。大昔、マンモスを追いかけてシベリアからアラスカに渡って行った人たちの子孫なんだね。その頃はシベリアとアラ…
『星の巡礼 ヨーロッパ周遊の旅 11000km』 Ⅰ ヨーロッパ前半 《スカンジナビア半島・イギリス・アイルランド 5500kmの旅》 2022年3月、ロシアによるウクライナへの特別軍事作戦が開始され、世界の目がロシア 大統領の前近代的な歴史観<大ロシア帝国>により、<国土回復、いや一度ロシア領で あった地域は、ロシアの地に還る>というロシア正教独特な考えを見せられることとな った。 さっそく、本棚に眠っていた旅日記を取りだして、約20年前のソビエット連邦から 解放されて間もない2001年当時のロシアを覗いてみたくなったのでシベリア横断鉄道に 飛乗った。 その後、ヨーロッパ周遊の旅に向かうはず…
うわぁー(阿 鼻 叫 喚) 「人類最後の日に何をする?」 これは真に問うべき問いの1つです。 (ここで言う人類滅亡は、バカデッカ隕石が明日の24時ちょうどに地球にぶつかって、 そのときに初めて全てが吹き飛ぶタイプのポップなヤツ) 私は人類滅亡にどうも関心があるようです。 2012年のマヤ文明の人類滅亡予言の際は嫌すぎて泣いたし、 高校生の頃はこんな日々なんて全部吹き飛べばいいのにと泣いたし、 最近も死の恐怖は、 私が死んだ後も世界が私を置き去りにして変わらず続くことへの恐怖に由来するから、 私が死ぬと同時に宇宙が消し飛べばいいんじゃないかと思いつつも、 空論過ぎて泣きました。 何をするか。 大…
通常17時まで開館のところ、金曜・土曜は夜間開館ありで20時までやっているというので、遅い時間のほうが空いていようと思い17時すぎごろから入館した。 夜間開館というのはシニア層がごっそり減るものだけど、思いのほか若い、20代ぐらいの人が多く、こんなにたくさんの若人が古代メキシコにそんな興味があるものかしら、と思っていたら、グッズ売場に「コラボグッズ」がたくさん置いてあって、若人がそこからいろいろ選んでいる。よくわからないけど「Fate/Grand Order」というソシャゲとコラボしているらしい。コラボでそんな来んのか、ソシャゲ、まったくばかにならんな、と思った。 5年ほど前に石切劔箭神社に初…