Laurence Olivier
(Lord Olivier)
(Sir Laurence Olivier)
20世紀を代表する、舞台と映画の両方で活躍した英国を代表する男優にして演出家。善人から悪役まで幅広い役どころを演じていても、独特の優雅さを醸し出し、決して下品にならなかった名優である。
シェイクスピア劇の演出&出演で有名だっただけではなく、出演初期の『高慢と偏見』のミスター・ダーシー役*1や、『嵐ケ丘』のヒースクリフ役など、若い時はハンサムな役どころもものにした。
1963年から1973年までロンドンのナショナル・シアターの芸術監督としても活躍。
1940年から1960年まで、ヴィヴィアン・リーと結婚していたことでも有名。その後は、劇団で活動していた女優のジョーン・プローライトと結婚した。
なお、最終的にはロードとなったので、サーの称号で呼ぶべきではない。
なお、彼の名を冠にした演劇賞「ローレンス・オリヴィエ賞」が発足され、ウェストエンドの演劇界の最高の権威となっている。
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*1:ミスター・ダーシーと言えば英国ではローレンス・オリヴィエのイメージが強かったので、コリン・ファースがTV版を演じるにあって気苦労があったという。