家畜人ヤプー

読書

家畜人ヤプー

かちくじんやぷー

沼正三によるSF小説

最初は雑誌「奇譚クラブ」で1957年12月号〜1959年連載され、当初から渋沢龍彦寺山修司らの讃辞を得、また大きな話題を呼んだ。連載で完結せず後に出版、文庫と版を重ねるたびに新たな「ヤプーの世界」が書き足されていった。

ヤプー」の世界にじっくり付き合ってみれば、「人のプライドや美意識がいかに政治的に操作されインチキにかけられるか」という事に色々と思い廻らせるだろう。だがサッパリと思考停止して、支配者を心から敬愛し素直に我が身を投げ出して、世の中の役に立つ喜びを教えられれば、抵抗するよりも救いを感じてずっと幸福になれる…。これが家畜人ヤプーこと、いさぎよくなった日本民族の姿である。

bk1読者書評より引用

コミック化

後に石ノ森章太郎シュガー佐藤によってコミック化もされ、2003年から幻冬舎コミックバーズ」に江川達也による「ヤプー」が連載中。