「落ちこぼれ」と一言で言っても実態は千差万別。実力・能力を備えているにも関わらず、社会や組織に束縛されることを嫌うため結果的に爪弾きにされてしまう人物や、何事に対しても真剣に取り組むが、全く結果が出ずに落ちこぼれの烙印を押されてしまう人物など、社会には様々な「落ちこぼれ」が存在する。
とはいえ、「落ちこぼれ」と言われているだけでその人物の人格全てを推し量り、決め付けてしまうことは愚の骨頂である。「落ちこぼれ」と呼ばれている人物の良い点を引き出してやるのも、指導者としての責務であることは言うまでもない。