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BNR34

(一般)
びーえぬあーるさんよん

1999年から2002年にかけて生産された第二世代日産・スカイラインGT-Rの車輌形式。
「B」はRB26DETTエンジンを、「N」はATTESA E-TS&ヨーレイトフィードバック電動スーパーHICASを、「R」はスカイラインをそれぞれ表す。
2002年の排ガス規制施行と共に姿を消した第二世代GT-Rの最終モデルであり、「スカイラインGT-R」の名を冠する最後の車種でもある。


ボディーの大型化、重量増加が不評だった先代BCNR33の反省からホイールベースを短縮し、更にはボディー剛性を大幅に強化し走行安定性の向上に努めた。
走行性能は先々代、先代以上に強化され、RB26DETTエンジン、ATTESA E-TS、ヨーレイトフィードバック電動スーパーHICAS、電子制御式LSD(Vスペック)、ブレンボ製ブレーキはそのままに、新たにゲトラグ製6速MT、量産車初のオートクレーブ工法で形成されたカーボンディフューザー等のアドバンスドエアロシステム、当時最軽量とも言われた18インチ鍛造アルミホイールが標準装備された。

馬力は自主規制上限の280馬力(実質上は330馬力)のままながら、最大トルク40.0kg/mを達成。更にはコンソール中央には水温、ブースト圧などを表示することが出来るマルチファクションディスプレイと呼ばれるモニターが搭載され、正に「究極のスカイラインGT-R」に相応しい内容となっている。
当時就任したばかりのカルロス・ゴーン社長に「日産で最も好きな車」と言わせしめ、これが後にカルロス・ゴーン自ら語った「GT-R復活宣言」に繋がり、生産終了後から5年後の第三世代日産・GT-R(R35型)誕生の布石となった。


関連キーワード:日産、スカイラインGT-R、RB26DETT、ATTESA E-TS、HICAS、ブレンボ、ゲトラグ、ディフューザー、BNR32、BCNR33、R35

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