Hatena::ブログ(Diary)

喜びカタツムリの歩み

2017-08-17

正木茂氏召天、ルーテルアワー「心に光を」の初代ラジオ牧師

正木茂氏召天、ルーテルアワー「心に光を」の初代ラジオ牧師
戦時下、17歳の正木茂少年のキリスト信仰への道、家族をはじめ多くの人々へ恵みん波紋、慰めと励ましに満ちた、実に印象深い記事、感謝。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/24297/20170816/masaki-shigeru.htm


正木茂氏(写真:日本メノナイトブレザレン教団枚方キリスト教会提供)
ルーテルアワー「心に光を」のラジオ牧師として知られる正木茂(まさき・しげる)氏が13日午後8時53分、家族に見守られる中、自宅で召天した。先月25日に90歳の誕生日を迎えたばかり。前夜式は17日(木)午後7時、告別式は18日(金)午前10時半から神戸ルーテル聖書学院チャペルで行われる。喪主は妻の政恵さん。
正木氏は1927年、兵庫県加古川市に生まれた。戦時下にある17歳の時、家庭集会に誘われ、橋本巽牧師(日本イエス・キリスト教団高砂相生教会)から、重い皮膚病を患っていた軍司令官ナアマン(列王記下5章)の話を聞き、その日にキリストを受け入れ回心した。20歳の時、神戸大学医学部を中退して献身し、関西学院大学神学部神戸ルーテル神学校で学んだ後、西日本ルーテル教会の松江教会(島根県)、西須磨教会(兵庫県)、津山教会(岡山県)牧師歴任した。ラジオ関西や山陰放送などで放送されているルーテルアワー「心に光を」の初代ラジオ牧師を68年から20年間務めた。その間、北大阪教会(68年)や太子教会(80年、兵庫県)を開拓。また、大衆伝道者として各地を巡り、神戸ルーテル聖書学院で教鞭をとった。
87年、60歳で米国に移住し、以後15年間、全米福音放送を創設し、在米日本人伝道に尽くし、日本人教会を設立した。2002年に帰国後も、郷里加古川に「憩いの家」を立ち上げて家庭集会を開き、ハワイのラジオ番組「心に光を」で毎週月曜日メッセージを語り続け、各地の伝道集会にも招かれた。著書も多く、聖書日課『この日この朝』(一粒社)、『クリスチャンライフQ&A』(ニューライフ出版)、『十戒主の祈り』(聖文舎)などがある。84年に留学して神学博士課程を修了した米国コンコーディア神学大学院から晩年、名誉博士号が授与された。
長男は神戸ルーテル神学校校長で西日本福音ルーテル教会伊丹福音ルーテル教会牧師である牧人氏、次男は米国コンコーディア神学校教授の直道氏。牧人氏は次のように語る。
「忙しいはずなのに、誰をも受け⼊れ、もてなし、よい助⾔を与え、共に祈り、⼈がイエス・キリストを救い主として、主として⽣きることを励まし喜んでくれました。私たち⼦どもにとっても、最も尊敬し、慕わしい⽗親、牧師、伝道者です。その終わりの瞬間まで、このように⽣きたい、このように召されたい、と思う⽣涯でした」
同じ橋本巽牧師信仰に導かれ、正木氏とは弟弟子にあたる赤江弘之氏(日本同盟基督教団西大寺キリスト教会牧師)はこう語る。
「正木先生が医学部を中退して伝道者の道に献身した時、橋本師はご家族の反対に際し、『息子さんは今に大いなる働きをする』と言われ、ご自分をバプテスマのヨハネにたとえ、『自分は、息子さんの履物のひもを解く値打ちもない』と表現したそうです」

2017-08-16

ニューイングランドの母校から新学年開始について報告

ニューイングランドの母校から新学年開始について報告

Convocation 2017
Join Dean David Hempton and the members of the Faculty of Divinity as we open the academic year with the annual convocation featuring the address:

"Spiritual Blackout, Imperial Meltdown, Prophetic Fightback"

offered byCornel West, Professor of the Practice of Public Philosophy
Tuesday, August 29, 2017
3:30 p.m.
HDS Campus Green

Cornel R. West
Professor of the Practice of Public Philosophy

Education
AB, Harvard University
MA, PhD, Princeton University
Profile
Cornel West is a prominent and provocative democratic intellectual. He has taught at Yale, Harvard, the University of Paris, Princeton, and, most recently, Union Theological Seminary. He graduated Magna Cum Laude from Harvard in three years and obtained his MA and PhD in philosophy at Princeton. He has written 20 books and has edited 13. He is best known for his classics Race Matters and Democracy Matters, and his memoir, Brother West: Living and Loving Out Loud. He appears frequently on the Bill Maher Show, CNN, C-Span, and on Tavis Smiley’s PBS TV Show.
He made his film debut in the Matrix—and was the commentator (with Ken Wilbur) on the official trilogy released in 2004. He also has appeared in over 25 documentaries and films including Examined Life, Call + Response, Sidewalk, and Stand.
Last, he has made three spoken word albums including Never Forget, collaborating with Prince, Jill Scott, Andre 3000, Talib Kweli, KRS-One, and Gerald Levert. His spoken word interludes were featured on Terence Blanchard’s Choices (which won the Grand Prix in France for the best Jazz Album of the year of 2009), The Cornel West Theory’s Second Rome, Raheem DeVaughn’s Grammy-nominated Love & War: Masterpeace, and most recently on Bootsy Collins’ The Funk Capital of the World. Cornel West has a passion to communicate to a vast variety of publics in order to keep alive the legacy of Martin Luther King, Jr.—a legacy of telling the truth and bearing witness to love and justice.
Dr. West holds a joint appointment in the Department of African and African-American Studies in the Faculty of Arts and Sciences.
Selected publications
Brother West: Loving and Living Out Loud (Smiley Books, 2009) Amazon
Democracy Matters: Winning the Fight Against Imperialism (Penguin Books, 2004) Publisher page
Race Matters (Beacon Press, 1993) Publisher page
Full list of books found at CornelWest.com

2017-08-15

福音派教会は何を取り戻さなければならないのか 後藤敏夫著『神の秘められた計画』出版記念会 記者 : 雜賀信行

福音派教会は何を取り戻さなければならないのか 後藤敏夫著『神の秘められた計画』出版記念会 記者 : 雜賀信行
http://www.christiantoday.co.jp/articles/24250/20170807/the-mysteries-of-god-toshio-gotou.htm
★本記事は、先週のクリスチャントゥデイの記事中一番多く応答を受けたものです。
 私は現在はそうではないとは言え、10歳年下の後藤敏夫先生や10歳年上の舟喜信先生と共に日本福音キリスト教会連合に属していました。
 福音派と呼ばれる日本の教会の一部、しかも福音派の一部でしかない日本福音キリスト教会連合。そこで自分なりに直面してきた課題を直視続ける責任を、今回の種版記念会に参加する中で自覚しました。
 残された生涯の宿題と自覚する、「教育者としての内村鑑三」から「ジャーナリストとしての内村鑑三」への道は、自分の足元の課題を担うことと離れて歩めない。
 72回目の8月15日を迎える朝、近・現代の日本に堅く立って戦い歩んだ先達方を覚えます。忍耐と希望(ローマ8:25)。

2017-08-14

【論説】平和のための祈り―正義と平和の口づけ 阿久戸光晴

【論説】平和のための祈り―正義と平和の口づけ 阿久戸光晴

★阿久戸光晴先生と私は、キリストあって、少なくとも二つの共通点があります。一つは、同じ開成高校で学び若き日にキリスト信仰に導かれ、今母校の後輩を初め若い人々のため祈り続ける、ぺんけん祈祷会の祈りの仲間です。
 もう一つは、キリストにある生き方の姿勢の共通性です。阿久戸先生は愚直、私は率直と表現します。
 その阿久戸先生が、72回目の8月15道を前に、下記のの表題の論説をクリスチャントゥデイに寄稿下さいました。

2017年8月14日14時46分
【論説】平和のための祈り―正義と平和の口づけ 阿久戸光晴

慈しみとまことは出会い、正義と平和は口づけし(詩編85:11)
平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。(マタイ5:9)
平和、それは私たちの究極の願いです。それは個人だけでなく、社会、国家、そして国際関係において生きる人間の生の永遠の祝福を意味するからです。しかし、平和は正義としっかり結び付かなければ、一時的休戦にすぎないことになるでしょう。
それにしても「正義と平和の口づけ」は現実にはなんと難しいことでしょうか。今日、テロが世界中で頻発しています。それは不正義という現状に満足できない人々による暴力手段による叫びなのかもしれません。
しかし、たとえそうであっても、その事実は私たちの心を痛めます。暴力のもたらす流血は、さらなる流血を呼び起こすからです。まさに「剣を取る者は皆、剣で滅びる」(マタイ26:52)のです。
私たちやすべての人々に必要なことは忍耐です。一方、平和を乱す人々をさらに激しい力で押さえつけるだけでは、何ら解決になりません。時の経過とともに、必ずやその一時的「平和」は破局を迎えることになるからです。
正義なき「平和」は平和ならず。また、平和を破壊する「正義」は、さらなる不正義と混乱へ私たちを導きます。それは私たち人間に根源的にエゴという罪が存在し、その罪が不正義と混乱を連鎖的に拡大させるからです。それなら、私たちはどうしたらよいのでしょうか。
72年前の8月6日に広島、9日には長崎に原爆が落とされ、事実上、日本の敗戦として戦争が終結しました。それは被爆者にとってあまりにむごい犠牲の上にもたらされたものでした。
長崎の被爆者である福田須磨子さんによって書かれた『われなお生きてあり』という書(1968年、筑摩書房。現在ちくま文庫)があります。1人の素朴なカトリック信徒の方が突然被爆しました。全身焼けただれ、寝たきりとなりました。やがて大変な倦怠(けんたい)感が襲ってきました。外なる黒い太陽が内なる黒い太陽となっていました。福田さんは、自身に漂流現象が起き始めたと書いておられます。生きることすべてをむなしいと感じさせ、人格そのものを崩壊させる漂流が起きてきたのです。福田さんは気付きます。他の人々のためにも、流れに逆らって踏みとどまらねばと。あのまま奈落の底へ漂流していっても少しもおかしくないにもかかわらず、福田さんが病の中にあっても抵抗する力を与えたのはどなたなのでしょうか。
米国のバラク・オバマ前大統領は、2009年のチェコ・プラハでの「核兵器を使ったことのある唯一の核保有国であるゆえ、核なき世界を築く道義的責任を米国は持つ」との演説後、現職中にどうしても広島に(さらにできれば長崎にも)行かなければならないという個人的信念を抱かれていたようです。しかし、その実現は大変難航しました。米国の一般的国民感情があったからです。またそれが、16年5月27日に広島へ降り立ったオバマ前大統領があれほど「なぜ広島へ来たか」を強調した理由でした。
核兵器は、非戦闘員を含め、人を残虐に襲うだけでなく、何世代にもわたって被爆した人々を苦しめ続ける大変な悪魔的兵器です。自然環境や生態系もすっかり変えてしまいます。それなのになぜ核兵器の有効性がひそかに為政者らによっていまだに評価されるのでしょうか。それは、核兵器が持つ「抑止力」が期待されるからです。圧倒的に好戦的な「脅威」に対し、攻撃されたら大変な「報復」が待っていると「警告」することが、先方からの先制攻撃の自制になると考えられるからです。でも、本当にそうでしょうか。抑止力を持つ当方側のセルフ・コントロール体制への懸念(それこそ「脅威」)が軽視されていることはないでしょうか。
日本国憲法前文に次のようにあります。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
しかし、平和を愛さない国家が現れているとして、この「日本国の道義的責任」を安易に放棄することは許されないでしょう。
わたしは悪人の死を喜ぶだろうか、と主なる神は言われる。彼がその道から立ち帰ることによって、生きることを喜ばないだろうか。(エゼキエル18:23)
わたしネブカドネツァルは天の王をほめたたえ、あがめ、賛美する。その御業はまこと、その道は正しく、驕る者を倒される。(ダニエル4:34)
為政者のために祈る者はいないでしょうか。フェアな批判はいいですが、重責を担う人々のため祈ることも、神を信ずる者、御心を知る者の重要な責任です。
あのネブカドネツァルは、シャドラクたちを火の中に放り込んだ残虐な王であり、また「なんとバビロンは偉大ではないか。これこそ、このわたしが都として建て、わたしの権力の偉大さ、わたしの威光の尊さを示すものだ」(ダニエル4:27)と言うほど、神をも顧みない傲岸(ごうがん)な王でした。しかも、「健康に恵まれ、王宮で心安らかに過ごしていた」(1節)のです。
この強力な王が天から一喝され(28〜29節)、政変により「人間の社会から追放され、牛のように草を食らい、その体は天の露にぬれ、その毛は鷲の羽のように、つめは鳥のつめのように生え伸びた」(30節)のでした。
しかし、この試練を通してネブカドネツァルに理性が戻り、天を仰ぎ、神をたたえるに至ります(31〜32節)。こうしてネブカドネツァルは変わり、王国に復帰します。ここに至るまでにシャドラクらの信仰告白と、王の審(さば)きでなく救いのための祈りがあったはずです。
「正義と平和の口づけ」という至難な課題は、国家だけに負わされているのではなく、各個人や教会など、社会団体も背負うべき課題です。しかも私たちには「平和を実現する」(マタイ5:9)使命が与えられています。その使命は具体的には祈りです。
あの福田須磨子さんが見た「内なる黒い太陽」とは、人間の罪の総体です。真の信仰は、戦乱という災厄に直面して「神も仏もないものか」と嘆くより、その災厄の根源を私たち人間の罪に見いだし、心をむしばむ漂流からの抵抗を励ます神を見いだします。
正義ある平和、すなわち人間の罪の克服を伴う真の平和の実現は、私たち人間の力を超えます。それは私たちの祈りに応えて神が完遂されます。私たちのなすべきことは、悪人の審きではなく、責任ある人々が主に立ち帰るための祈りです。こうして、国々に正義とともに平和が、また私たち個々人に罪の贖(あがな)いとともに内なる平安が、必ずや神からイエス・キリストを通して与えられます。

一橋大学社会学部卒業・法学部卒業。東京神学大学大学院博士課程前期修了。神学修士。ジョージア大学法学部大学院等で学んだのち、聖学院大学教授。同大学長を経て、2017年3月まで学校法人聖学院理事長・院長兼務。
専門はキリスト教社会倫理学日本基督教団滝野川教会牧師東京池袋教会名誉牧師。荒川区民として区行政にも活躍。説教集『新しき生』『近代デモクラシー思想の根源―「人権の淵源」と「教会と国家の関係」の歴史的考察―』『専制と偏狭を永遠に除去するために』ほか著書多数。

2017-08-13

順天堂大学医学部樋野先生からの報告 第2回「がん哲学街道」 『夏目漱石生誕150年周年記念』〜 すべての始まりは「人材」である 〜

順天堂大学医学部樋野先生からの報告
第2回「がん哲学街道」
『夏目漱石生誕150年周年記念』〜 すべての始まりは「人材」である 〜

★松山で、樋野先生が医学の学びを始められた摂理的意味を覚えます。
私も、9月には、ニューイングランドのゴードン神学院卒業50周年の記念会です。参加できないのですが、報告を送りその波紋がすでに。
10月には、開成高校卒業60年です。開成の同窓生は、大切な証の直接的な対象です。


「宮村先生
感謝申し上げます。

樋野興夫


第2回「がん哲学街道」
『夏目漱石生誕150年周年記念』〜 すべての始まりは「人材」である 〜

NPO法人愛媛がんサポート おれんじの会」主催『がん哲学外来〜あなたはきょうをどう生きますか〜』(愛媛県総合保険協会9F、松山市に於いて)に招待された。チラシには、「自分の命よりも大切なものとは何かーー
内から外に目を向けたとき、命より大切な、自分に与えられた役割、使命が見えてくるはずです」と、筆者の「著書より」と紹介されていた。がん患者、市民、新聞記者、四国がんセンター病院長をはじめ、医療者の参加もあり、また、多数の質問もあり、会場は、大盛況であった。9Fから眺める松山城は、毅然として格調高かった。講演会後は、スタッフに連れられて「町なかサロン」に立ち寄った。有意義な時であった。まさに『夏目漱石生誕150年周年記念』になった。

土曜日の午後、「東林がん哲学外来カフェ
2周年」での講演『人生から期待される生き方〜病気は人生の夏休み〜』(東林聖書キリスト教会に於いて)する機会が与えたれた。『(アルプスの少女)ハイジ』(ヨハンナ・シュピリ作)について語った。「孤独で不幸な人々に、春を与えた」、「やさしい、素直、思いやり、柔らかな心」、まさに「無邪気に、喜んで、小さなことに、大きな愛を込める」人物である。ヨハンナ・シュピリが、敬愛したと言われるゲーテ『涙とともに
パンを食べた者でなければ 人生の味はわからない』が甦った。

南原繁の戦後体制構想』(南原繁研究編)が、送られて来た。「第13回 南原繁シンポジウム」、「南原繁シンポジウム in
三本松」が、収録されていた。筆者の「閉会あいさつ 〜 小さなことに大きな愛をこめて 〜」と「今 ふたたび 南原繁
よき師、よき友、よき読書 〜」の文章も記載されていた。南原繁の恩師である新渡戸稲造の『人は
どこか動じないところ、譲れぬという断固とした信念が
なければならない。人格神との関係性、対話性の中に人格は形成される』の言葉が反復される。まさに、「人生は石材なり」(スペンサー)の実感である。

日曜日の午後は「白鷺メディカルカフェ
発足2周年/故人追悼記念」特別講演『いい人生は最後の5年で決まる〜「病気」であっても「病人」にならない人生〜』(白鷺教会にて)である。『すべての始まりは「人材」である』の復習である」。