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 2001年9月




 iMacが無事に修理から戻ってきた。

 パソコンのない10日間、何をしていたかというと、友達と会ったり、フライパンを買ったり、カーテンを洗濯したりしていました。


 名古屋に遊びに行ったとき、伏見の映画館街を歩いていたら、二番館のすばらしい三本立てを発見した。


「いんらん妻・痴漢あそび」

「ノーパン浴衣妻・太股の肉付き」

「回路」
(<黒沢清監督作品です。念のため)

 いったいどういう客層を狙った興業なのだろうか。


 フライパンというのは使っているうちに、薄くなり、へこんでくる。

 わが家のフライパンはうちの母親が使っていた鉄製のやつなので、底が完全にへこんでしまい、目玉焼きすら焦げつくようになってきた。そこで一念発起して、フッ素樹脂加工の新しいフライパンを買った。

 そうしたら、目玉焼きも餃子もみごとに美しく焼けたので大感激。3日間ほど、毎日フライパン料理ばかりつくってましたよ。


 気まぐれに、寝室のカーテンを洗濯してみた。

 すると、洗濯機の水がどろどろの真っ黒になったではないか。

 あわてて全部の部屋のカーテンを次々と洗濯した。丸半日かかったので、いい暇つぶしになった。

 ご家庭の主婦の皆さんは、カーテンをどのくらいの頻度で洗濯してるんでしょうか。上等なカーテンだと、クリーニングに出したりするのかなあ。


【私家版シュヴァンクマイエル映画祭・第3日】

ファウスト」(1994)を観る。映画と演劇と人形劇とアニメーションを組み合わせたメタシアター風ファウスト。異なる空間をつなげていく鈴木清順モンタージュが、なかなかおもしろい。あと、コミカルな要素がもりこまれている点も好き(消火器を持って走り回る守衛とか)。

 ロケ地のすばらしさに、特に感心した。チェコにはこういう廃墟とか古アパートがたくさんあるんでしょうか。いいなあ。


 ジョルジュ・ペレックのエッセイ集『考える/分類する』(阪上脩訳、法政大学出版局)を読んでいたら、こんなことが書いてあった。


 私が読んでいなかった推理小説を実際に全部読んだのは、その部屋であり、それらのうちのなぜかよくわからないがもっとも印象深かったもので、その後偶然にあるいは何年もさがしたのちに再読したものを今でもよく覚えている。それらはもちろんアガサ・クリスティの、とくにエルキュール・ポワロものだが、あるいはまた、ビル・バリンジャーの『歯と爪』、『正午、中央駅』(ウィリアム・アイリッシュの)、『四人の女』(パット・マガーの?)、そしてサイエンス・フィクションとしてはジョン・アミラの『スペードの9』、スタージョンの『夢見る宝石』、またサイエンス・フィクションではないけれどスプラーグ・ド・カンの『ゴリラの支配』が、考えてみれば、まあまあなものであった。それから『無限への中継地』と題された最新の作品集である。

 謎が多い文章なので、ちょっと調べてみた。

 まずはウィリアム・アイリッシュの『正午、中央駅』。フランス語の書誌をあたってみたが、よくわからない。少なくともLe Midi, La Gare Centraleといったタイトルは見あたらない。

 この書誌をながめていて気づいたが、フランスではウールリッチの作品はすべてウィリアム・アイリッシュ名義で出版されているらしい。なぜなんでしょう。

 ジョン・アミラはフランスのミステリ作家ジャン・アミラの別名で、『スペードの9』は唯一のSF長編であるらしい。ここにあらすじが書いてあるが、フランス語なので詳細は不明。人類が銀河系全体に進出した時代の話らしいけど。

 L・スプレイグ・ディ・キャンプの『ゴリラの支配』は、フランス語の書誌では調べがつかなかった。ただ、スペイン語の書誌Gorilla Sapiensという訳題を発見したので、たぶんGenus Homo(1941)という長編のことだと思う。読んでないからゴリラが支配する話かどうかは知らない。『無限への中継地』のほうは皆目見当がつかない。

 法政大学の先生がL・スプレイグ・ディ・キャンプを知らないのはあたりまえなので、「スプラーグ・ド・カン」という表記に目くじらをたててはいけません。ただ、訳者あとがきを読んだ印象では、この先生、ペレックにもさほど興味をお持ちでいらっしゃらないようですが。

 追記。その後の調査で、これはペレックの記憶違いであることが判明。

 ウィリアム・アイリッシュではなく、トマス・ウォルシュの『マンハッタンの悪夢』(1949)である。フランス語の書誌によると、訳題はMidi, Gare Centraleだから、まず間違いないだろう。読んでいないから内容は知らないが、MWA処女長編賞受賞作で、邦訳は東京創元社から(村上啓夫訳、世界推理小説全集61)。

 たぶん、どちらもシュで終わる名前だから、混同したんでしょう。


【私家版シュヴァンクマイエル映画祭・第4日】

「悦楽共犯者」(1996)を観る。DVDケース裏面の惹句には「性交のない最初のエロティシズム映画」と書いてあるが、全然エロティックじゃない(と個人的には思う)。

 なんといっても、俗流フロイト解釈に依拠しているのが致命的で、性交はなくても発想は性器的である。登場する「フェティッシュな自慰機械」がどれも実にありきたりで、細部を詳細に描写していない点も不満が残る。

 余談だが、ニュースキャスターファンのおじさんはビデオデッキを買ったほうがいいと思いました。


 今日の発見。

 デストロイ・オール・モンスターズって「怪獣総進撃」の米題なんですね。いや、アメリカの変なバンドの名前として知ってたんですけど。


 知人が「『20世紀SF』(河出文庫)の表紙はひどい」と嘆いていた。SFファンの人からこういう意見を聞くのは2回目である。

 しかし、MAYA MAXXヒロ杉山、笹部紀成、秋山曜子、小岐須雅之、早川モトヒロという布陣は、気鋭の若手イラストレーターを集めたわけで、決して「ひどく」はないと思う。(たぶん装丁の祖父江慎が選んだんだろう)

 どうやら祖父江慎(あるいは河出書房新社)の考える「かっこよさ」は、SFファンの感性とは合致しないらしい。まあ、エムシュとかディロン夫妻が好きな人の目には「ひどい」と映るんでしょうが、「かっこいい表紙にしよう」という意図があることだけは理解してあげてください。


 最近、クラッシュの〈I Fought The Law〉やキング・クリムゾンの〈21st Century Schizoid Man〉やデイヴィッド・ボウイの〈Starman〉がCMソングに使われている(なぜだか理由はわからないが、自動車のCMに多い)。

 テレビで耳にするたび、ああ、自分がかつて聴いていた音楽はすでにナツメロなんだなあ、としみじみした気分になってしまう。もうすぐNHK青春のポップス」で歌われるんじゃないか。

 ちょっと聴いてみたいけどね、尾崎紀代彦の歌う「21世紀の精神異常者」とか布施明の歌う「スターマン」とか(<歌わねーって)。


 マッチを買ったら、ラベルに「http://www.matchclub.net/」と印刷されていた。マッチにまでインターネットアドレスがつくのか、とちょっと感動。


 相米慎二監督逝去。

 いい意味でも悪い意味でも神経にさわる映画をつくる人で、波長が合わないときは全然だめ(「東京上空いらっしゃいませ」は観るのが苦痛なほどだった)だが、ぴたりとはまったときは傑作を撮った。個人的には「台風クラブ」「お引越し」といった小品が好きでした。ご冥福をお祈りします。


 アメリカ全土で同時多発テロ。というか、完全に“戦争”である。

 9月11日午後10時、NHKニュース10」の第一報を見て以来、12時間以上ずっとテレビ報道を見つづけている。

 終夜つづいた特別報道番組の混乱ぶりはすさまじかった。

 日本テレビではテロ評論家(?)が国家テロの可能性を示唆し、もろに国名を言ったので、あわてて「不適切な表現」とのお断りが出た。

 フジテレビでは親パレスチナらしき評論家が「アラブの大義」みたいなくだらない話をしはじめたので、木村太郎が声を荒らげた。CM開けには、その評論家はいなくなっていた。

 印象的だったのは、目撃者が一様に「まるで映画のようで、自分の目が信じられなかった」と語っていたこと。確かにそのとおり。わたし自身、国際貿易センターに旅客機が突っ込み、白煙をあげて崩れ落ちるさまは、まるで出来の悪いSFX映像のように見えた。

 ただし、今後当分のあいだ、テロリストネタのアクション映画は製作されないだろう。

 小泉首相は事あるごとに「特攻隊の気持ちを思えばなんでもできる」などと発言する人だが、この映像を見て、少しは反省してもらいたい。“特攻”というのは、こういう行為のことなのだから。


 9月15日の金曜ロードショー日本テレビ系)は、「ダイ・ハード3」を急遽「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に差し替えて放送。尺が合わなかったからだろう、普通はカットされるエンドクレジットをえんえんと放送していた。

 シュワルツェネッガー最新作「コラテラル・ダメージ」も公開延期になったらしい。実際に“副次的被害”にあった人が無数にいるのだから、無理もない。

 過度な自粛や自主規制には反対だが、こういうシャレにならない映画の場合は、いたしかたないだろう。半強制的な自粛というより送り手側の「気づかい」と考えたい。


 フランス語ができないのにフランス語の本を読むという野蛮な暴挙に及んでいるわたしは、オンライン辞書として「French/English Dictionary」と「Dictionnaire
Universel Francophone En Ligne
」を愛用している。

 前者は仏英辞書で、インターフェースがわかりやすく、レスポンスが比較的速いのがよい。後者は仏仏辞書だが、活用形から引けるのがナイス。etreの活用もままならないわたしにはありがたい。

 フランス語をながめていて(読んでいて、とは言うのはおこがましい)、いちばん混乱するのは英語と同じつづりの単語が出てきたときだ。

 たとえば、coinは「硬貨」ではなく「角」だし、mainは「主な」ではなく「手」だし、ifは「もし」ではなく「イチイ(樹木)」だし、crayonは「クレヨン」ではなく「鉛筆」だし、「the」は定冠詞ではなく「茶」だし、dontは“don't”ではなく“which”の意味である。なまじ見慣れたつづりだけに、こういうのがいちばんたちが悪い。

 アメリカの変な小説家ハリー・マシューズは、英語でもフランス語でもつづりが同じなのに意味が異なる単語を集めて、「同等仏英語辞典("L'Egal
Franglais")」をつくったそうだ(マーチン・ガードナー『ペンローズ・タイルと数学パズル』一松信訳、丸善)。これ、わたしのようなインチキフランス語読者には、けっこう役立つんじゃないかな。


「西部開拓時代のポスターにあるとおり、“Wanted: Dead or
Alive”ということだ」

 とブッシュ大統領は語った。そして、報復作戦は「Operation Infinite Justice」(限りなき正義作戦)と名づけられたらしい。(追記——その後、「Operation
Enduring Freedom」〔不朽の自由作戦〕に変更された。たいして変わらんが)

 思わずフリッツ・ライバーの言葉が頭をよぎったよ。


A nation nurtured on cowboy tales and the illusion of eternal righteousness, perpetual victory.

カウボーイ神話と永遠に正しくつねに勝利しつづけるという幻想に養われた国。


“We love New York”というメッセージ、ただそれだけを発信したDelawareをわたしは支持する。


 普段愛用している図書館が数年後に移転するそうで、ロビーに建設予定地の地図が掲示してあった。予想していたとおり、とんでもない郊外らしい。「周囲は美しい田園がひろがり……」と書いてあったが、そんなところに図書館を建てて、どうしようってんだ。

 要するに公共事業費を使いたいってことなんだろうけど、車じゃないと行けないようなところに建てたら、利用者が減るだけじゃないか。利用者は来なくてもいい、大きくてきれいな図書館が存在することに意義があるってことか?


 ときどき宅配ピザのチラシが郵便受けに入っている。今日は新製品とろサーモンピザの広告だった。しかも、これは“とろ”と“サーモン”のピザではなく、“とろサーモン”のピザであるらしい。とろサーモンって何?


 9/25放映「こたえてちょーだい!」(フジテレビ系)は「世にも不思議な偶然体験」という特集を組んでいた。視聴者の偶然体験を再現VTRで紹介するというものだが、なかにひとつ、すごい話があった。

 ある女性がある男性に恋をして、「これは運命の出会いだ」と思い込んだ。たまたま入ったコンビニで男性がバイトしていたりしたものだから、その確信は深まるばかり。男性にも「あたしたちは運命の赤い糸で結ばれてるのよっ!」と言い聞かせた。

 そんなある日、女性が男性の部屋を訪ねると、なかは空っぽ。女性に内緒で引っ越していたのである。

 途方に暮れた女性の頭にひらめくものがあった。男性は以前「××(地名)に友人がいる」と話していたことを思い出したのである。女性は××に出かけていき、1軒目の家でみごとに男性を発見する。

「やっぱり運命なのよっ!」と主張する女性に男性は屈服し、現在は結婚しているそうな。

 番組では「不思議体験」「愛の奇跡」という心温まる切り口で紹介していたが、これ、明らかにストーカーですよ。こういうイタイ女に一生つきまとわれるなんて、気の毒だねえ。


【役に立たないフランス語講座(1)】

tuer(動詞)……(一般的に)殺す

assassiner(動詞)……(特定の人を)殺す

meurtre(男性名詞)……(一般的な)殺人

assassinat(女性名詞)……(特定の人に対する)殺人(事件)


【役に立たないフランス語講座(2)】

l'authentique roman policier……本格ミステリ

meurtre en chambre close……密室殺人

crime impossible……不可能犯罪

Jack l'Eventreur……切り裂きジャック

“Cherchez la femme”……「事件の陰に女あり」


 9月26日、われらが大阪近鉄バファローズオリックスブルーウェーブを6対5でくだし、パリーグ優勝を果たした。

 なんといっても、最大の山場は9月17〜19日の対ライオンズ3連戦だった。優勝へのラストチャンス。

 まずは第1戦、松坂大輔を叩いて先勝。5回を1点でしのいだ前川勝彦は、誰がなんと言おうとエースである。わたしが認定する。

 第2戦に勝てば、ついにマジックが点灯する。試合前、中村紀洋はこう語った。(フジテレビ系「すぽると」報道)

「今日勝てばマジック6ですからね。何がなんでも勝ちますよ。つぶします

 ……かっこいいっ! その言葉どおり、第2戦は岩隈の完封勝利。一気にはずみがついて、翌日も勝ち、結局ライオンズを3タテ。

 3日間休んでも勢いは止まらず、22日対ファイターズ戦に勝利。この日、ホークスはブルーウェーブに負け、優勝戦線から事実上脱落。あとはライオンズとの一騎打ちである。

 そして、9月24日の対ライオンズ最終戦。これはセパ通じて、今年いちばんの名勝負と言っていいだろう。わたしはYahoo!Sportsのライヴで“観戦”していたが、生で見た人がうらやましい。

 まさに最終決戦。まさに死闘。素手で思いっきり殴り合って、最後まで立っていたほうが勝ち、みたいな試合展開で、最後の最後、9回裏ツーアウトにKOパンチを食らわせたのは、われらが中村紀洋であった。サヨナラツーラン! 1週間前の言葉どおり、ライオンズを叩きつぶしたわけだ。あまりの感動に涙が出た(マジです)。

 そして、9月26日、対ブルーウェーブ戦。ここで負けたら本拠地胴上げを逃すという一戦は、3点差をひっくり返した。9回裏に北川の代打逆転サヨナラ満塁ホームランだ。まいったか、この野郎、てなもんである。

 現時点ではセリーグの優勝チームは不確定だが、わたしは某ホークス監督のような「ジャイアンツを倒して日本一になりたい」などという歪んだ欲望は持ち合わせていないので、どちらでもいいから、かかってこんかい。うちは強いぜ、悪いけど。

 ただ、できればスワローズのほうがうれしい。(スワローズがよほどひどいことをしでかさないかぎり、そうなるだろう)

 夢のON対決で20世紀のプロ野球は終わったっ! 21世紀プロ野球の夜明けは、バファローズVSスワローズの日本シリーズだっ! どのチームが優勝してもおかしくないプロ野球。そのほうが絶対楽しいよ。


 昨年『黒い仏』のためにホークスを応援したら優勝し、今年は心おきなくバファローズを応援したら優勝した。ふと、「おれには念力があるんじゃないか?」という妄想に駆られる。

 読売グループは、わたしに投資してみんかね。5億円くらいくれるのなら、来年ジャイアンツを応援してやってもよいぞよ。

 でも、だめだろうな。仮に念力があったとしても、パリーグにしか効かないと思う。


 人参はたいてい3本1パックで売られている。ひとり暮らしだと、一度に3本全部食べるというわけにはいかないので、どうヴァリエーションをつけるかが問題になる。

 わたしの場合、(1)洋風煮物(人参その他の具材を炒めてからスープで煮る)、(2)和風煮物(人参その他の具材を炒めずにだしで煮る)、(3)炒め物(細切りの人参をその他の具材と中華鍋で炒める)、という3種類を用意している。これで3本の人参を3日間で食べきることができるわけだ。

 でも、もう1、2種類ヴァリエーションが欲しいなあ。(4)スープ、(5)ジャムというのも考えられるけど、人参すり下ろすのめんどうくさいんですよ。だって硬いんだもん。


 わたしはテレビドラマをつづけて見る習慣がなく、たまたまつけたときに流れている映像を断片的に見るものだから、どういうストーリーだかわかった試しがない。

 たとえば、渡部篤郎菅野美穂及川光博が出演するドラマがあった。この3人を見ていると、どうしても、そのうち何か血なまぐさいことが起こるのでは? と思ってしまう。誰かが首を切られるとか、銃撃戦があるとか、幽霊が出るとか、そういう事件が起こらずにはすまないメンツだと思うのだが、全然そういうドラマではなかったらしい。

 最近では、富田靖子が若奥さんを演じているドラマがある。いいなあ、わたしもこういう奥さん欲しいなあ、などと思いながら、断片的に見ているのだが、これもどうやらそういうドラマではなさそうな気配である。まあ、ちゃんと見ればいいんだけどさ。


 ロサンゼルス国際空港からトロントに向けて離陸した航空機のなかで、ある乗客がトイレで喫煙した。客室乗務員が注意すると、男は怒りだし、口論になった。

 すると、空軍基地から戦闘機がスクランブル発進し、航空機を誘導して、ロサンゼルス国際空港に着陸。武装警官が機内に突入し、男を取り押さえたとのこと。

 海外旅行中に横柄な態度をとる日本人旅行者がおられるようですが、気をつけたほうがいいですよ。下手したら撃ち殺されますよ。


【役に立たないフランス語講座(3)】

porte(女性名詞)……扉

fenetre(女性名詞)……窓

volet(男性名詞)……鎧戸

clef(女性名詞)……鍵

serrure(女性名詞)……錠

verrou(男性名詞)……かんぬき

verrouiller(動詞)……かんぬきをかける

enfermer l'interieur……内側から施錠する